「弦一郎。」

F組の柳がA組の真田のクラスまで来た。

「どうした、蓮二。
わざわざこのクラスまで来るとは珍しいな。」
「まぁな。丸井と仁王のクラスの転校生の話は聞いたか?」

「多少はな。おなごであるということは耳に入ってきている。」

おなごという表現はどうかと思うが、多少ではあるが俺も情報を得た。
苗字名前は丸井の幼なじみであり、彼女の両親は二人共、テニス界で有名な人物だそうだ。」
「何…?」
「しかも彼女は過去、何度かテニス部のマネージャーとして活躍しているようだ。
検討してみないか?」
「うむ…」






運命を君と。
4.Manager








「名前、テニス部のマネージャーにならんか?」

「却下。」

「……何故に丸井が答える。
俺は名前に聞いとるんじゃが。」

「私は別にいいけ「ダメだ。」


「「………。」」



頑なに拒否するブン太に、なんなんだろうと視線を向ける二人。

「ブン太ぁ…?」
「なんだよ。」
「明らかに機嫌悪いよね?」
「…お前、色んなとこに転校して、どうせまたアレ増えてんだろ?」

「……よくわかったね。」
「当然だろぃ。
お前がまたここでマネなんかしたら、また更に増えるだけだぜ?」
「んー…でも楽しいんだよねーマネ。
色んなテニス見れるし。」
「お前は俺の妙技見てればいいんだよ。」
「そのブン太の妙技を見るためにも、ね?
お願い!!」

顔の前で手を合わせてお願いのポーズ。
更に上目で、ダメ?といったことを天然でやってしまう名前。


不安ではあるのだが、昔から名前に頼まれると断れないブン太は、仕方なく承諾したのだった。


「なぁ…アレってなんじゃ?


「「…………。」」



またその話はおいおい…




next.

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