「改めまして、ども。
仮マネージャーの苗字名前です。
よろしくお願いしまーす。」





運命を君と。
6.Greetings







「遅れてすみません!!…おや?
もしかして、転校生の方ですか?」
「あぁ。そうだ。丸井の幼なじみらしい。」
「そうですか。私はやぎゅ「え!?名前先輩、丸井先輩の幼なじみなんすか!!?」
「そうだよー。」

柳生の紳士的(?)な自己紹介は、赤也のデカイ声によって掻き消された。

「…ゴホン。切原君、今は私が話しているので口を挟まないようにお願いします。」
「あ、すんません。」
「改めまして、柳生比呂士です。
よろしくお願いします。」

再びぽかーんとしてしまった名前を見て、またかと思っている者、楽しんでいる者、何が起こるのか理解出来ていない者、と、様々な反応を示している。
そして再び名前が口を開いた。



「…ム○カ?」

「「「ぶっ」」」



またもや言ってはいけないことをいとも簡単に言ってしまった名前。



「ぇ、ムス○だよね!?
○スカにしか見えないもんだって!!
すっごい本物だー☆わーwww
人がごみのよーだー!!!!」




違 い ま す 。


そんな可愛い笑顔で見たって、比呂士の心の傷はちょっとしか癒えません



「ま、まぁとにかく、レギュラーこれで全員だから、ちゃんと挨拶しろぃ。」
「あいあいさー。」


笑いを抑えながら言ったブン太の言葉に返事をし、名前はレギュラー陣全員が見れる場所に立つと、深くお辞儀をした。


「改めまして、ども。
仮マネージャーの苗字名前です。
よろしくお願いしまーす。」

「名前先輩マネージャーになってくれるんすか!?」
「そーよー。許可が下りたららしいけど。」


さっきから驚いてばかりの赤也にちゃんと返事を返す名前。
やはり妙に親しい。
なんでこんなに親しいのかと、何人もが気になっていた。


「名前、これから病院へ行って、うちの部長と会ってもらうぞ。」
「病院?」

柳の口から突然出てきたフレーズに、?を浮かべる名前に真田が説明を始めた。

「あぁ。部長の幸村は病いで現在入院している。
お前がマネージャーになってもいいかどうか、幸村にも相談せねばならん。」
「まぁそういうことだ。」

病気だという、立海テニス部部長の幸村君。
その話を聞いて、名前は大変なんだな、と思いながら、部員に連れられ病院へ向かうことになった。






が、



そんな思いはすぐに覆されることになる。








next.

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