ケンカのあと/k.n
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昨日は久しぶりに友達と会って
テンションが上がりすぎてオール。
この年になるとなかなかしんどい。
「ただいまー。」
二「今何時。」
ゲームをしながらかずが言う。
テレビ画面から一切目をそらさずに。
「えっ？6時だけど。」
二「こんな時間まで遊んでていいわけ？」
「久しぶりだからいいじゃん。」
二「はっ？俺が居るのに？」
「かずが居たらダメなの？意味わかんない。」
二「普通彼氏が家に居たら帰ってくんだろ。」
「だからちゃんと連絡したじゃん！」
二「そういう問題じゃないだろ。」
「ねぇ。何が言いたいの？」
二「何も考えずに朝まで遊んでるなまえにはわからないですね。」
「なんなの？かずだって朝までゲームしてるじゃんか！」
二「それは別。」
「本当意味わかんない！かずのばか！大嫌い！！！」
そう言って部屋へ閉じこもった。
数分後部屋が開いた。
二「怒ってんの？」
「怒ってる。」
二「ごめんって。言い過ぎた。」
「知らない。」
二「はぁー。本当に何もわかってねぇーのな。」
「何が。」
二「俺が怒ってんのはなまえが心配だからだよ。」
「えっ？」
二「これでもなまえの彼氏ですけど？」
「うん。」
二「何か会ったら嫌じゃん。」
「うん。」
二「だから本当はねみぃーけど起きて待ってた。」
「えっ？」
二「俺これでも心配してんだよ。」
「...ばか。かずのばか。早く言ってよ。」
二「ふふ。まだ怒ってんの？」
「...怒ってない。」
二「ごめんな。」
「ううん。私こそごめんね。」
二「普段いわねぇーけど、ちゃんとなまえのこと愛してるよ。」
「ばーか！私の方が愛してるよ。」
ふふっと笑いおでこをくっつけて
キスをした。
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