ろくてんご 2 [2/3] ジュニア時代、俺はあいつとずっと一緒におっ たと思う。あいつが俺に惚れてることも知って たし、俺があいつに惚れてることも気づいてた と思う。でもお互いはっきり言葉には出さへん かった。あいつの初めてを奪ったのも俺やっ た。もちろん同意の上やった。あの頃の俺のフ ァンはなまえの存在に過敏で嫌がらせをす るのも時間の問題やと思ってた。俺はある日出 待ちで待ってるファンの前でなまえのこと を"俺の可愛いペット"と言うた。あいつはえ っ?って顔を一瞬したけどすぐに笑顔を作り"こ の飼い主全然優しくないんです。"と俺のファン に言うた。あの日からあいつは俺と少し距離を とって接するようになった。それから2ヵ月後 くらいにニノと付き合った報告を受けた。俺は その日そっと自分の気持ちに蓋をした。 |