02
学校を出てスタジオに向かった。
スタジオに着くと侯くんがいた。
横「あれ?学校わ?」
「うっとうしい4人のせいで帰ってきた。」
横「亮らか。」
「ちょうどいいよ。アルバム発売まで時間ないし。」
横「そういう問題ちゃうやん。学校は休むなよ。」
「いいじゃん。どうせ普通に卒業できるし。」
横「アホか。そんな言われんの嫌やったら顔出しせい。」
「...してどうなんの?ねぇ。顔出しして急に態度変わられても嬉しくない。」
横「そやけど...!」
「もう、やめちゃかな。この仕事。」
横「お前それ本気で言うてんのか?」
「さぁ〜?どうだろうね。」
横「俺は桜良のマネージャーやから頑張っとんねんぞ!」
「知らないよ。そんなの。」
横「音楽のことはあんまりわからん。けど、SAKURAが凄いのはわかる。」
「ほら。侯くんもSAKURAって。私じゃないじゃん!!」
横「ちゃう。SAKURAはお前や!」
「ちがう!SAKURAは私なんかじゃない!やめて!」
横「なんでそんなに嫌いなんや。」
「作られた空想の人間だから。SAKURAわ。」
横「はっ?」
「社長と親に作られたお金をたくさん稼ぐ作られた人間。」
横「おまっ!そんなことおもてたんか!」
「侯くんもそう思うでしょ?だってSAKURAが居ないと侯くんはここにいない。」
横「やめろ。」
「SAKURAが居ないとこの会社は...!」
横「やめろ!!!!」
「私じゃ意味ないの!SAKURAじゃないと!!!」
横「もういい。わかった。」
「ごめん。帰ってくんない。1人になりたいから。」
横「いや...せやけど!」
「帰って!」
横「わかった。ちゃんと飯食うんやで。」
「...。」