『…え、かっこいい』
その一言に尽きる。語彙力飛んでいくくらいニコッと笑ったアイドルの高橋くんはキラキラしていて。なんかビックリして、1人テレビを見つめっぱなしだ。いや、知ってたけど彼がかっこいいのは。でもなんか、アイドルしてる姿をしっかり見てビックリしてしまったわけで。
『めっちゃアイドルじゃん…』
え、私あんなイケメンと家でご飯食べて?連絡先交換してんの??現実??と少しパニックになったのを落ち着かせてくれたのは、いつものオンラインゲームだった。
"仲間がログインしました"のメッセージに意識をそちらに移す。あ、今日の夜のログインボーナスをゲットしなくては。
『先に高橋くんに感想送っておこう』
う〜ん、と悩みながらも素直な感想を送ってからゲーミングチェアへと座るのだった。
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生放送が終わり、先輩方に挨拶をしてから楽屋に戻る。デビューしてから初めてのコラボやから少し緊張した。衣装を脱ぎながらスマホを手に取るとメッセージが数件。自然とどのメッセージよりもいちばん先に凛さんのアイコンをタップしている自分がいた。
「…ふは、」

凛
アイドルの高橋くんイケメンすぎてビックリした。キラキラしすぎて目潰れたかも
あまりにもど直球すぎる感想に笑い声が漏れた。でも、まぁ、嬉しい。多分そこまでアイドルというものに興味がなかったはずの凛さんがこう言ってくれるやなんて。
「いいアイテムでも取れたん?」
「ん?」
「めっちゃ嬉しそうな顔しとるから」
ひょこっと隣から顔を出した謙杜に指摘され、自分の頬を触る。あかん、ニヤけてるわ。謙杜には、まぁそんなとこ。と返事をしてスマホを置いた。
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