私がストレスで倒れてしまったので
自責と悲しみが混じった表情の豪さんが
ずっと付きっきりで側にいてくれている。
ごめんなさいと謝られ、戦う力が足りないだけだ
自己管理がなっていないだけだなどと言うと
更に悲しそうな表情になってしまう。
すぐに弱音を吐きがちだったから
それをやめて立派な女性として見られたかった。
豪さんがそれを望んでいないことも知っているけれど。
「強くあろうとする貴方は美しいです。
けれど一番傍で貴方の弱くて脆い部分を支えていたいんです。
…貴方の恋人だから」
「豪さん…」
そんな素敵すぎる言葉に有難うございます、と呟いた瞬間
思わず涙が流れてしまう。
豪さんは暖かい笑顔で横たわる私の頭を優しく撫でる。
布団をあげて隠れようとしたが、豪さんにそれを阻止される。
「こ、こういう感じ…慣れていないからどうしたらいいか
泣いてる顔みっともないから見られたくないしっ」
「こういうのもあれですが…それは嬉しい事ですね。
その分俺がたっぷり与えてあげます。
みっともなくなんてないので、そのままでいてください」
なるべく早く落ち着くようにとずっと頭を撫でてくれる。
恥ずかしくて仕方ないが、甘えてしまいたい気持ちもあるので
身を委ねようと努めた。
「それに、俺の知らない所で、理由もわからないまま
あなたが一人で追い詰められるのは耐えられません。
どうか、そうならないように手助けさせて」
真剣で今にも逆に壊れてしまいそうな豪さんの声。
「はい、わかりました。豪さんにちゃんと伝えて
笑顔で側にいられるようにします。いつまでも。」
「…有難う御座います」
やはり儚い豪さんの声。抱きしめたい気持ちにかられて起き上がり
実行すると、豪さんは驚いたようだが、優しく抱きしめ返してくれた。