魔法処に通う名前の話。3

名前たちが一区切りである入学して6年目が終わって直ぐの事。留学する3人は、元ホグワーツ生だと言う名前の母方の祖父トムと、父方の祖母ソフィアの2人に、賀茂家の一室を借りての、ホグワーツでの注意点や常識、果ては取ってくるべき情報(コレが一番望まれている)について、など様々な事を教わった。
「まあ、私達の時代に一番注意が必要だったのは、グリフィンドールの横暴な正義による暴力だったね。連中はスリザリンと言うだけで、悪人だと決め付けて来るからな。」
「そうねえ、女の子にだって、あの人たちったら容赦無いのよ。乱暴されて自殺した子だって居たの。精神を病んでしまう子だってね。」
「厄介なのは、そう言う加害者だろうが野放しだって事だ。訴えかけようと意味は無かった。被害者がスリザリンだと言うだけで連中は許される。」
「特に、今の校長の影響が強くなってからの事よ。ダンブルドアには思いやりって物も無ければ、公正って物も存在しないわ。依怙贔屓の酷い耄碌したお爺さんだと思って居るべきだわ。」
「その癖に、頭はまわるらしい。尻尾をなかなか出さないんだ。言葉巧みな詐欺師だと思って居た方が無難だろう。」
そのグリフィンドールのスリザリンに対する行いの中で、未だ話せる部類に入ると言う物を聞いて、name1#達は背筋が凍るとはこの事だと思い知らされた。
二人の教えを受けてからの大人を交えた話し合いにて、早いうちにイギリスへ渡り、近しい年代の子供たちとの交流が決まった。

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3人は揃って、名字家の親族であるマルフォイ家に世話になる事が決まった。そこから、ブラック家等の付き合いの有る家の近しい年代の者たちへの顔合わせと、勉強会を行う事になり、揃ってイギリスへと発った。

ほぼ3年ぶりのマルフォイ家への訪問になる名前は楽しみにしていた。
迎えられて、アブラクサス、ルシウスとの久々の再会に喜ぶ名前の訪問を特に喜んだのは、アブラクサスだった。
マルフォイ家の純血主義と日本の純血主義は、良く似たタイプのものだ。ホグワーツを他を寄せ付けぬほどの成績で卒業したり、失われたと思われていた古の家系の血が半分流れている者ならば、濃くなった血を薄める為であったり、分家との婚姻であれば受け入れて来た。更にマグル生まれ同士の婚姻、マグル生まれ2世同士の婚姻、ときて3代目にまでなった場合は、その3代目を純血初代として扱う。そうして来た日本の考え方を、ゆっくりとイギリス魔法界に取り入れている第一人者がアブラクサス達のマルフォイ家だった。
ポイントは片親がマグルの場合は、カウントリセットとプラスでスクイブが誕生せずに、同じ様に3代目まで来たらOKとなる点だ。それでも気にしない者は当然居るし、気にして勘当騒ぎになる家もある。
その流れが一部の者を除き、上手く行っているのは、近親婚の危うさが過去の例等をもとにしたマグルの研究と、魔法界の研究結果が一致して、精神と肉体のどちらにも悪い結構となるのだと証明されたからだろう。
薄らと