シャドウハーツのヴァレンティーナ一族と城下に住む魔法使いの娘
私の暮らす屋敷には吸血鬼がやって来る。夜半にこっそりと言うには堂々とした彼等は、私が幼い内は色々な話を聞かせてくれながら、私の血を啜るだけだった。これは私の親との契約らしい。親が彼等の力を借りる代わりに、私は差し出された。でも殆ど顔も合わせない親よりも、吸血鬼であり此の辺りの領主である彼等との方が合う機会も多かった故に、私は彼等の方が好きだった。
吸血は、首筋に牙を立てて吸い上げる様に啜られる。其れは痛みも有るが、心地良くすら思える。けれど、いつしか其の吸血行為に腰の少し下あたりから背筋を、ゾクゾクと痺れる様な気持ちの良さが支配する様になり出した。少しずつ荒くなる呼吸、悲鳴の様な声が意図しないのに溢れて腰が跳ねる。そんな私の十年掛けた変化に彼等は喜んだ。
次第に、ただ血を啜るのでは無く、正面からの吸血事は内腿から尻、腰に背中を揉む様に撫で回されたり、背後からの場合は乳房や腹、内腿から股を揉まれ撫で回され、其の度に声が出て胸の奥が切なくて苦しかった。