まずは、産まれた年により一学年は二つに分かれる。そこから更に四つのクラスに分かれる事になる。名前の場合は戊辰の年、辛酉の月、戊午の日に産まれた。だから土の比和、金の比和、火生土になる。加え、その血筋の守護は蛇神故にその身は水神の加護を宿す。それらを加味し、一条名前は土行の年、組分けは木行の青龍寮となる。この土の比和である生まれは戊辰と戊戌の30年に一度の五行だ。他もそうで有るが、基本的には全てが恙無く循環する様にと、組み分けにて調整するのが慣いだ。それでも、年の五行が土の比和だった者は、土の五獣である黄龍と麒麟の内、麒麟と組の五色から各種の麒麟を紋様とした紋のみを学年の紋章とする程度には特別だった。
名前の場合は学年は土行で組が木行だった為、青い(緑)麒麟で有る
名前は六年生までの試験全てを学年一位で突破してきた為、打掛の袷の色は薄紅色だ。
そんな名前達のうち数名は、七年生をイギリスへの留学生として過ごす事となった。
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「組み分け、ですか?私達には必要の無い事では御座いませんの?」
既に産まれた時より国家有数の占術師によって、入るべき組を決められている日本の魔法使いには必要の無い事だと主張する名前に、周囲の学友達も頷き同調を示した。
「私もそう思う。だが、向こうが打診して来た割にそれをしろと煩いのだ。全く煩わしい事だが無駄だと思い知らせて差し上げるしか無いだろう。」
イギリスにいる間にも、魔法処のカリキュラムをしっかり学べる様にと生地達の引率に選ばれた青龍寮出身の術者である九条は深い溜息を吐いた。
「心得ましたわ、九条
大広間にて留学生の中では、真っ先に小汚い帽子を被らされそうになった瞬間に「スリザリン!」と帽子に叫ばれた飛鳥井雅貴が、引率である九条へ軽く礼をし、同じ様に名前を振り返り礼をしてスリザリン席へ向かうのを、三条も名前も同じ様に頷き見送った。
次に呼ばれた一条名前は前に出る前に扇子で鼻から下を隠し、椅子に座った。飛鳥井と同じ様にスリザリンへ組み分けされ、九条と後に待つ
軽く礼をしてスリザリン席へ向かうのを九条は同じ様に礼を返し見送った。
一条名前の次は