どうか立ち上がれますように

SKIT

「……好きな人と、一緒にいられたらいいのにな」

「どしたの、ロイド。……ナギサのこと?」

「ああ。姉さんもジーニアスも、かなりショックを受けてたから」

「……そだね。三人とも、仲良しだったのに。……分かり合うことはできないのかな」

「なんか、変だよな。俺達もミトスも、同じものを目指していたはずなのに。旅の途中で何度もミトスの名前を聞いてさ。きっと、ミトスくんに会えたら仲良くなれるかもなって思ってたのに。ミトスだって……いい奴だったのに」

「ナギサ、きっとつらいよね。あんなにたくさん、大好きって話してくれたんだもん。ミトスと一緒にいたいよね。これからも私たちと一緒に戦ってくれるかな」

「わからない。でも、戦わないといけないと思う」

「それは……ナギサが、ミトスと一緒にいたいって思っても?」

「一緒にいたいからこそだ」

「それじゃあ……私、ナギサの分のお守りも用意しなくちゃ。私たちも一緒だよって、だから頑張ろうねって、伝えるために」

「そうだな。……みんな、一緒に頑張ろう」