SKIT
「うちのメンバーって、ドジっこは二人いるしうっかりさんも多いしで、結構こう、だいぶわやわやしてるんだなって、改めて認識したよ」
「わ、悪かったね。どうせドジだよ! 落とし穴にばっかり落ちるしサ!」
「不思議だよねえ……」
「不思議だよねえ……って言ってるコレットが一番ドジで危なっかしいと思うんだけど」
「でもジーニアスだってよく転ぶよな」
「そ、そんなことないよ! ねえ、姉さん!」
「残念だけれど、あなたはよく転ぶ子よ」
「あっはっは! いつもは小憎たらしいことばっかり言うおこちゃまだけど、転びやすいなんてやっぱりまだまだ子供だな〜」
「ゼロスくんも……うっかりです」
「そのようだな。うっかりミスをしては、女性陣に叱られていると聞いているが」
「そ、そうだっけ?」
「なんだよなんだよ〜、みんな仕方ねえなあ。ま、俺がしっかりしてるから、いくらでもうっかりしてくれて大丈夫だぜ! 泥船に乗ったつもりでいろってことだ!」
「はあ……」
「な、なんだよ、みんなして」
「泥じゃ沈んじゃうでしょ。大船に乗ったつもりで、だよ」
「あ……」
「……おドジさんとうっかりさんと天然さんとお馬鹿さんの集団だね、これ」
「自覚はなくとも、我々もどこか抜けているのかもしれぬな……」