SKIT
「シオリ、体は大丈夫なのか?」
「ああうん、ロックガガンの中は結構過ごしやすいからね。砂漠よりはずっと」
「また辛くなったらちゃんと言うんだぞ? ソフィか俺に言えば、すぐにおぶってやるからな」
「だーもー、アスベルはわたしの保護者か! しかも過保護だよ!なんでそんなに構うのさ」
「なんでって……心配だからに決まってるだろ」
「わたしはアスベルより年上だよ? ちゃんと自己管理は出来ます。怪我だって……」
「怪我がすぐ治るからって無理して気絶したり、迷子になったりしただろ」
「……あー、うん、まぁそれはね、うん。いやでも、その前から過保護だったよ。わたしの中でラント出身者は過保護ってイメージが沸くくらいには」
「心配なんだ。俺がシオリをずっと見てなくちゃって思うくらい」
「……それ、普通の子とかに言ったら勘違いされちゃうよ?」
「え?」
「なんでもなーい。気を付けます」