SKIT
「あのう……リーガルさん」
「どうかしたか?」
「その、お嫌じゃなかったらなんですけど……アリシアさんのことで、聞きたいことがあって」
「アリシアのことで……?」
「ほら、前に、人から教わったって料理作ってたじゃないですか。それを食べた時、プレセアちゃんが「ママの味」って言ってたんです。だからもしかして、アリシアさんと一緒に料理とかしてたのかなって。……すみません。半分以上は人のコイバナを聞きたくなっただけです」
「そうか……いや、その通りだ。以前出したのは、アリシアと共に作り、彼女から教わった料理だ。プレセアが味を知っているのも当然だな」
「やっぱり!」
「彼女から学ぶことはたくさんあった。いつからか家族から手紙の返事が来ないと落ち込んでいたのだが……その時に、一緒に行ければよかったのだが……」
「リーガルさん……えっと、アリシアさんとの思い出って、他にもあるんですか? 楽しい思い出があったのなら、ぜひ、今度プレセアちゃんとしてみましょうよ。もう少し、気持ちの整理は必要だと思いますけど……ちゃんと妹さんと幸せでしたって、伝えてあげてください」
「そうだな。私もぜひ、彼女からアリシアの話が聞きたい。そのように、昔話に花を咲かせられる未来がくるまで、頑張るとしよう」