「バカな……私が負けるはずは……ロ、ロイド……まさか、お前のエクスフィアは本当に進化しているのでは……」
ユアンさんの呟きに首を傾げる。
どういう意味だと問おうとして、たがそれは突然起こった地震によって阻まれた。
「うわぁ、地震!?」
「はい。地震です」
「プレセアちゃん冷静だね!」
立ってられないくらい、というわけではないが、かなり大きな地震だ。
戦闘に負けて膝をついていたユアンさんたちはもちろん動けない。……つまり、チャンスだ。
「ロイド! いまのうちにレアバードを奪おう」
リーガルさんの言葉に背中を押されて、わたしたちはレアバードに向かって駆け出す。
以前にもそうしたように。全員が次々と乗り込み、ハンドルを握って。そうしてわたしたちは……レアバードは飛び出した。
コレットを、助けるために。