小ネタ集@

▼女湯にて
「はあ、一度でいいからリョーマ様に頭を撫でてもらいたい! ね、桜乃もそう思わない?」
「ええ?! そ、そんな、想像するだけでも恥ずかしいよぅ……」
「ふむふむ。二人にとって越前くんは王子様なんだね!」
「はいっ!」
「ちょ、朋ちゃん!」
「あ、でもー。私にとっての王子様はリョーマ様ただ一人だけど、不二先輩も王子様って感じよね!」
「不二先輩が……?」
「不二くん物腰柔らかだもんねー。わかるかも!」
「のんちゃん先輩は? 王子様って言ったら誰が思い浮かびますか?」
「うーん、王子様かー。王様なら迷うことなく跡部くんなんだけど」
「たぶん皆そうだと思います」
「だよね。王子様……あれ、なんか結構難しい!」
「じゃあじゃあ! ピンチのときに白馬に乗って助けにきてくれそうなひとは?!」
「跡部くん!」
「えー?!」
「だって白馬持ってそうなの跡部くんだけだから」
「そういうリアルは一旦全部横に置いてください、のんちゃん先輩!」
「えっとそれなら、白馬に乗って助けに来てほしい人、とか」
「ハッ! それよ桜乃! 助けにきて"ほしい"人ならどうですか?!」
「え? うーん……突然言われても思いつかないなー」
「それならえーっと……言葉! そのときに掛けてほしい言葉は?!」
「朋ちゃんが燃えてる……」
「言葉、言葉かー」
「のんちゃん先輩の王子様、絶対探し出してみせるわよー! おー!」


▼聞こえています
河村「……結構響くんだね、ここの大浴場」
不二「教えてあげたいけど、話題が話題だけにタイミングを失っちゃったね」
桃城「なに言ってんスか先輩方! これぞ合宿の醍醐味でしょう!」(ひそひそ)
白石「越前クンモテモテやなー」
菊丸「おチビのやつぅ、先に上がるなんて勿体無いことしたにゃー」
幸村「なんだか微笑ましい会話だね」
柳生「おや、王子様ときましたか。三藤さんはなかなかのロマンチストですね」
河村「不二の名前が出てきたよ」
不二「ボクは王子様って柄じゃないと思うけど……でも、素直に嬉しいよ」
菊丸「おっ、今度はのんちゃんの王子様かー!」
白石「!」
幸村「!」
菊丸「んー、言われてみるとのんちゃんの理想の王子様像って全然想像付かないかも*」
不二「意外とワイルド系の王子様が好きだったりして」
白石「わ、ワイルド系?」
謙也「どんな王子様やねんそれ」
向日「あー、跡部が王様ってのはすげー納得だぜ」
忍足「たしかに。あいつは王子様っちゅーかもう即位しとるイメージやな」
菊丸「ふむふむ、のんちゃん苦戦してるね」
忍足「もともと考えたことあんまりあらへんのやろなあ」


▼聞こえていますよ
『うーだめだ! 助けに来たよ、くらいしか思いつかない!』
忍足「素直で可愛らしいやん」
向日「……なんか、それお前が言うのはだめだと思う」
忍足「なんで?!」
不二「助けに来たよ、か。ストレートだね」
向日「これさ、言われてときめくとかじゃなくて、マジで安心しちまう言葉選んでるよな、三藤」
『助けに来たよ、だと誰でも当てはまっちゃいますね……』
『うーんうーん、それじゃあ、怖いときにしてほしいことは?!』
桃城「すげぇ、小坂田のやつ攻めの姿勢を崩さないぜ!」
河村「選手向きの性格だね」
菊丸「のんちゃんの回答やいかに……?!」
『怖いとき、かー。ちなみに朋ちゃんは?』
『私は勿論、リョーマ様に守ってもらって、"大丈夫?"って言ってもらえたらそれで十分です!』
『おおー! 健気だね!』
白石「ほんまに一途やなあ」
謙也「また純愛クラブ作ろうとか言い出すんやないやろうな」※カゴプリ参照
菊丸「え、何その怪しさ満点のクラブ……」
『あっでもでも、抱きしめてもらえたらもっと最高……きゃー!』
『抱きしめてもらう、か……うん、それはあり!』
謙也「おお!」
河村「三藤さんに動きが!」
桃城「怖かったーって飛び込んでくるのんちゃん先輩かあー」
菊丸「カワイイ!」
不二「それは守ってあげたくなっちゃうね」
幸村「……そうだね」
白石「あー……せやな」
『あ、でもそれだったら手を繋いでもらった方がいいかも』
『へえー! どうしてですか?』
『私怖いと一歩も動けなくなっちゃうんだよね。だから手繋いでもらわないとお化け屋敷とか出られなくて』
忍足「これまたえらい発言きたで」
菊丸「いっがーい!! のんちゃんお化け屋敷とか平気で楽しんじゃうタイプだと思ってたよー」
幸村「怖がりなんだね」
柳生「泣くでも走り出すでもなく、動けないとは。本当に苦手でいらっしゃるのですね」
謙也「ホラー映画とかも苦手なんやろか」
白石「苦手なんかな。一緒に見る機会があったらええんやけどなあ」
向日「確かここでっかいテレビ無かったか? それ借りたら見れるんじゃね?」
忍足「こんな大人数で見てもなあ……」
『でもいいですよね、遊園地デート! ティーカップに一緒に乗ったり、ジェットコースター乗ったり!』
『朋ちゃんは絶叫系得意だもんね』
『そうなんだ! 絶叫系私も好きだよー! 怖いけど一瞬の恐怖がなんか……癖になるよね』
『わかります! あと本気で怖がってる友達を横で見てるのがちょっと楽しかったりして。ねっ桜乃』
『もう! 朋ちゃんの意地悪!』
『それわかっちゃうなー! 健太郎がね、本気で嫌がるの。結局無理やり乗せられてるんだけどね』
向日「健太郎?」
忍足「誰や?」
桃城「健太郎なんて人知らねーなあ」
河村「……てことは!」
菊丸「も、もしかして、のんちゃんの彼氏?!」
白石「は?!」
幸村「えっ!」
謙也「まじか!」
柳生「まあ確かに、三藤さんは魅力的な方ですからね」
不二「うん。あり得なくはないよね」
『えっ、健太郎って誰ですか?』
『あ、南って言った方がわかるかな。うちの部長! 加えて、私の幼馴染であります』
『えー!』
『そうだったんですか?』
『うん』
謙也「あいつ下の名前健太郎いうんか!」
菊丸「俺対戦したことあるのに気づかなかったよ……南ごめんー!」
幸村「あはは、南って印象が強かったよね」
忍足「盛大すぎるトラップやったな」
向日「この場に南がいなくてよかったぜ……」
白石「ていうか、誰も覚えとらんかったんかいな……」

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▼英国にて
「買い出し行きまーす! 欲しいもの教えてくださーい!」
「ミネラルウォーターを頼む」
「はい!」
「マーマイト!」
「却下です!」
「えー!!」
「のんちゃん、アタシ付いてくわ」
「小春ちゃんー!天使だ!!」
「小春行くなら俺も!」
「うーん、まあまあ天使かな」
「なんでや!」
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