Chapter17 〜決戦〜

えらいごちゃごちゃになって来た戦場に、藍染隊長の様子を伺うてると、乱菊がこっちに向かって来てるんが見えて溜息が出た。
―あの子、何考えてるんや。
心の中で呟いてると、乱菊のブレスレットにあの子の霊圧が宿った。
「え、どういう事?………分かったわ」
頷いた乱菊がこっちを見る。
けど、その目からは悲しそうな色が消えていた。
あの子に視線をやると、遠くからウインクが返ってきて呆れる。
「ギン、私はもう一度、あんたを信じる」
強い心。
強い言葉。
これ、もう逃げ場ないやないの。
まぁ、分かっててこうしたんやろうけどなぁ…。
僕はやれやれと肩をすくめて、大きく溜息吐いた。
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