深淵ナル鬼遊
何処かの遊具みたいな感じの部屋。扉は前方と後方合わせて2つ。いかにも女の子というようなその部屋に沢山の人がいた。
「ようこそ。アンの部屋へ」
太宰の『人間失格』発動しておけばよかった。今更ながら後悔する。谷崎さんが、ナオミはどこだ。と怒ったように_実際怒っているがモンゴメリに言うとモンゴメリは前方のドアを指した。そこにいたのは、賢治くんやナオミさん。そしてを我々の事務所員だった。やはりここにいたか。
「いらっしゃい、アン」
彼女がそう言うと、能力が発動する。黄色の光が見えたあと現れたのはまあ可愛らしい大きな人形。ルーシー・モード・モンゴメリ。
能力名は確か『深淵の赤毛のアン』
沢山の人がそれを見て、後方のドアへと駆ける。森さんは逃げるつもりはないだろうから、私も必然的に残ることになる。
「残ったのは四人だけ?」
かなり残念そうな声を出すモンゴメリ。私は、肩をすくた。森さんに、逃げるようにいう敦くんだが森さんは原作通りエリスちゃんの写真を見せて逃げたら後悔すると言った。まず、あなた即倒せるだろうに。
「あなたは?」
敦くんは、次に私に聞いてきた。私は、手を振って構わないと答えた。
「…確か君探偵社の人だろう?1つ助言(アドヴァイス)を贈ろう。相手は、思ったより速く動く。君が今まで相手した中で一番速かった者を考えるといい」
敦くんは、律儀に礼を言うと鬼遊へと参加した。だが、私も驚いたのはアンは私が考えた以上に速かった。
「ひとりめ捕まえた☆」
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