目的ハ誰

「…あーあ、妹さん逃がしちゃった。まあいいや。」

よし、ナオミさん達は上手くー。その時、ぐっと締め付けられる。なに、この力は。どうやらそれは咲羅も一緒らしい。ラブクラフト恐ろしい。

「この二人借りて行くね」

この二人って……私達のことか!!!サッと青褪める。国木田がどういうことだと叫ぶ。

「元々の狙いは、虎人(リカント)の敦くん…いや、敦ちゃんか。それと、ミス・ナルノに、ミス・ハヤタ、ミス・ヒライさ。」

それって真逆。あの本に関する情報が得られる人物ってことか!!!!拙い、それが本当なら。早く、平井ちゃんにも教えないといけない。

「…捕まったら、どうなる、」

咲羅が呻くように呟く。スタインベックは、拷問もしくは監禁それか、結構な待遇が待ってるかもしれない。そう言った。平井ちゃんが喜ぶな。

「そんなことが許されると思っているのか!!!」

許されないだろうね。まず。だが、次の瞬間、思いっきり二人は跳ねられた。あ。おかげで、自由となった私らは二人を担ぐ。地面をさっと凍らせ、トラックを動けないようにする。急ぐぞ、そう目配せしスマホで警察を呼んだ。


「…助かったよ、谷崎」

そう呟いた。
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