何処マデヤレルカ

「岩を投げるって…どんな登場の仕方だよ。」

私は、岩を綺麗に避けると二人の目の前に姿を現す。太宰が嫌そうな顔をしているのはスルー。

「頑張ってww」

やる気ねえだろ!?とか聞こえたが私はしらねえ。もうやる気ないんです。空にある、あの天体がキライなんですよ。

「鳴野っち、太宰、中也先にQを助けておいで。」

一人で大丈夫かと聞いてきたので親指を立てた。私を舐めているのかい?

「さて…掛かって来いよ、組合(ギルド)の者達。お礼はたっぷりさせてもらわないとね。」

私は、ラブクラフトの触手を避けるように飛び上がる。ラブクラフトの『旧支配者』が異能でないことは既に知っている。だから、まずは。スタインベックの異能を『人間失格』で消し思いっきり腹部を蹴り飛ばした。勢い良く飛んだみたいである。悪いけど、格闘術も強いのでね。ラブクラフトと対峙すると、その体を蹴飛ばす。

「ある程度削っておく、」

かと言い終える前に、雰囲気が変わった。

「眠い……面倒臭い……だが……"フィッツジェラルド君"との契約は果たさねば……」

私のギプス(爆弾入り)と、眼帯の紐が飛ばされた。パサリと眼帯が取れるのと同時に三人が戻ってきた。

「…クトゥルフ…多めのクツォルグかな…」

忌々しい左目をギプスの抜けた手で覆いながら呟いた。
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