本番マデ後一日

エリス嬢の相手をしたあと、部屋へと戻った。なんとか着てくれた。助かった。

「…眠…」

なにかあった時のため、私は本部内に自身の住居スペースがある。先代が、作ってくれたものだ。それを森さんが広くした。なんかわからんけど。まぁ、森さんに初めてあったときの森さんの反応が「やばいかわいい」だっからなあ。あの時点で包帯だらけだったからかわいくないはずだが。昔の事を思い出しながら、一伸びする

_却説(さて)、これからが本番だ。

私の立ち位置は、微妙だ。だからこそ、この立ち位置をフル活用するべきだ。私は、ソファへ身を沈めると本を開いた。

_

「Skip」

机に並べられたのは、Reverse。太宰は、いつもの余裕そうな顔だ。

「緑1」

私は、7を出す。ちなみに、現在UNOをしている。二人で。暇なので。太宰は、8を出す。私は、4&0を出した。今日は勝ちたい。

「罰ゲームは、映画の名台詞叫ぶだけじゃ済まないからな」

わかってるよ、と不敵な笑みを浮かべる太宰。wild。私は、赤1を投げた。

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