デスザラス
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「もう目を閉じてくださいよ」
そういって鈴を鳴らしたような声にデスザラスは1度聞こえぬふりをしてまだか?と問いかける
恋人でありながら受け身な彼女にたまには自分からしてくれと彼は強請った所悩ましげな顔を浮かべたあと渋々了承した、そうして彼に持ち上げられて数分の末言い出した言葉に呆れてしまう
「聞こえてますよね?閉じてくれないならしませんよ」
「別に構わんだろう」
「構いますよ、恥ずかしいのに」
普段はもっと恥ずかしいことをしているというのにか。といいたくなるがそういえばきっと彼女は真っ赤な顔でデスザラス様の馬鹿、意地悪、といつものように言うであろうと悟り仕方がないとメインのオプティックセンサーを閉じる
「じゃあ失礼します」
彼女の生ぬるい手がデスザラスの頬に触れて何度か悩ましい表情を浮かべた後ちいさなリップ音を立てて口付けた、デスザラスは気分が良くなると同時に彼女が自分の目が2つしかないと思っていることに内心嗤う
彼のフェイスパーツの上のもうひとつのオプティックセンサーことなど忘れているらしい彼女は恥ずかしそうに顔を埋めるが残念ながら全て丸見えだった
「ちゃんと目閉じてくれてました?」
不安げに最後にそう問いかける彼女にデスザラスは「あぁ当然見てない、男に二言は無いからな」という、見てないともメインカメラではなという言葉は隠して
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