「ジュノくんは制服着ないの?」
「え?」
夕食を食べていた際にそういわれたジュノは突然なんだと思ったものの、彼女は警察官であるジュノはいつも私服であることに疑問を抱いており、自身のようにスーツでもないため気になったのだった。
しかし交番勤務ではなく刑事であるジュノは制服はあるが基本的には私服となっている旨を伝えればふと彼女の視線はテレビに向けられる。
テレビは警察一日密着の番組が流れており、職業柄他の管轄はこのように進めているのか⋯この人は知り合いだ⋯といった考えとなるものの、彼女は夕食の純豆腐を食べながら「ジュノくんの制服姿かっこいいだろうなぁ⋯」と呟いたものの、ジュノは制服は基本的に着用していないことや着ていても家から着ていくことは無いことを伝えては残念がられてしまう。
「そんなに制服がいい?」
「だって制服姿ってなんかドキドキしない?」
「ドキドキって⋯」
⋯とジュノはいったが、彼は密かに彼女のスーツ姿が好きだった。
ぴっちりとした黒いスーツに膝より少し上のスカートに黒くて肌の透けた20デニールのストッキングに低い身長を少しだけ誤魔化すヒールにしっかりとしたトランクケース(勿論中身は知ってるが深く言及はしない)
ドキドキというよりももっとハレンチな気持ちにはなると思いつつそんな下世話なことが言えるわけのないジュノは「まぁ⋯わからなくはないかもな」と返事をすれば目を輝かせて同意したことに喜びを示した。
「⋯じゃあ、さ?今日制服姿でシない?」
そういった彼女にジュノは思わず咳き込んでしまうのは無理もない、何を言っているんだと思いつつも言った本人は照れくさそうにしており、向こうから誘ってくることは珍しいのはもちろんだがそのようにプレイまで求めるとは思わずに驚いてしまうジュノは悩んだ末に答えを出すのだった⋯
◇◆◇
「私もスーツってなんか変じゃない?」
「俺だけじゃ不公平だろ」
一度シャワーを終えてから制服に着替え直したものの、ジュノからスーツを着て欲しいと頼まれた彼女は不可思議な表情を浮かべつつ彼の言葉に言い分も理解できなくは無いと飲み込んでスーツを着た。
クローゼットの中で衣替えを待っていたジュノは長袖の制服に身を包み、エアコンが効いてはいるものの少しだけ暑いと感じつつ、目の前で気恥しそうにメイクをせずに素顔のままスーツを着た彼女に微かな興奮を感じていたものの、彼女はふと思い出しては自身のクローゼットを漁っては小さな箱を取りだした。
それは見覚えのある黒い箱で彼女が働く職場のロゴマークのような丸三角四角のマークが記載されており、なにかと見つめれば彼女は「じゃじゃーん!」といって取り出したものは警察官が所持している手錠と警棒だった。
「どこでこれ⋯って本物?」
「うん、イノさんに制服のお話聞いたら貰ったの」
「兄さんにそういうのを聞くなよ⋯」
「普通にどんな感じの装備とか服装なのかってだけだよ、ジュノくんの知らなかったから」
兄の名前を出されれば彼女の上司にあたる人間だとしても気軽にそんな話をするのかと驚く反面、兄もなんてものを渡しているんだと思わず驚くものの彼女は楽しそうに手錠を見せてはジュノをみつめて、期待したような表情を見せる。
結局のところどんな理由であれど恋人と触れ合えることに喜ばない男はおらず、ジュノは彼女を見つめ返しては、明日が非番であることを見越して声をかけてくれた彼女に今日はとことん楽しんでやろうと決めるのだった。
◇◆◇
「それでカバンの中のこれはなんなんですか?」
「仕事道具といいますか」
「金と、メンコが?随分と変わってますね」
いつもと変わらない二人の寝室で床に広げたカバンの中身を指摘するジュノはスーツ姿の女を見下ろしては尋問していた、折角ならプレイを楽しもうと二人は決めて始まったくだらない寸劇ではあるがどこか楽しげであり、ジュノは背後に回っては彼女の肩を撫でた。
「他に怪しいものがあるんじゃないんですか?」
「そんな事ないです、本当に仕事で」
「一度調べさせてもらいます」
「私急いでるんです、やめてください」
わざとらしく頬をふくらませて眉間に皺を寄せる彼女にジュノは思わず頬が緩んでしまうのは何一つ怖くないからだった、肩に置いた彼の手をのけようとする彼女にジュノは「そんなに抵抗するなら仕方ないな」と呟いては手を後ろに持っていかせては用意していたタオルを優しく手首に巻いてやりその上から手錠をしっかりとはめると「なにするんですか」と茶番じみた返事がされる。
「危険物があるとダメですからね」
ベッドの横で立つ二人は制服姿で、今ここで第三者が入ってくれば勘違いをされてしまうほどだろうがジュノは拘束した彼女の肩から側面を撫でてはボディチェックを始めた。
細いクビレのある腰やタイトスカートでぴっちりと見える臀部を撫でるジュノの顔が彼女の右肩に置かれて耳に息を小さく吐かれては彼女の身体が小さく震える。
「どうしたんですか、もしかして危険物があるのか?」
「ちが、ぃます♡くすぐったくて」
「怪しいなぁ、失礼しますよ」
そういったジュノは彼女のジャケットのボタンを二つ外しては緩まった胸元に手を入れてブラジャーをつけた胸元を撫でる、初めは全体を撫でていた手のひらは次第にイタズラをするようにブラジャーを少しだけずらしてそこから出てしまう少し芯を持とうとする乳頭に指を掠めさせた。
「あっ♡ッ⋯♡」
「なんだか硬いのが二つもありますね、ちゃんと確認しましょうか」
「ちが、っいます♡そこは、おっぱいです♡♡」
「でも服の上からじゃ分からないんで、念の為ですよ」
まるで安っぽいアダルトビデオのような寸劇だが二人は興奮した、大抵の人間が馬鹿らしいと思うあの寸劇も当人たちになればそれが興奮材料になるのだと知った二人は欲望に濡れた瞳を互いに向けており、シャツのボタンを外された彼女は抵抗も出来ずに晒されジュノは耳元で小さく「今日外さずにしても?」と問いかけるものだから彼女は小さく頷けば下着が上に持ち上げられ胸を晒されてしまい、ツンと立ってしまう先端をジュノが指の腹でスリスリ♡と撫でた。
「随分立ってるみたいですけど、どうしてですか?」
「⋯さ、寒いからです♡」
「ホントに?怪しいな」
「っっあ♡ほ、んとっぉ♡」
自分でもわかるほどに立ち上がったその場所をジュノの指先が軽く摘めば彼女は背中を丸めてしまうもののジュノはくりくりと指先で捏ねてやり、耐えきれない彼女が情けなく腰を揺らすことに目敏く気づいた彼は彼女のお尻を撫でた。
「うーん、逃げようとしてるこっちになにかありそうだ」
「ないです♡ほっ本当ですお巡りさん⋯っ♡や、ぁ抓っちゃっ⋯やだ♡♡」
「こっちは怪しいものがないか調べてるんだから、そんなに反抗的だと刑務所に入れるしかなくなるぞ」
「ッッごめ、んなさい♡♡なんでもっ、しますから♡やさしくっ⋯してっぇ♡」
ジュノの瞳には次に何をされるのか期待した彼女が映っていた、わざと少し痛く胸を摘んでやったもののその目は悦びを隠せずに彼を見つめて誘惑する、本物の警察官を相手にしていたら職務放棄をして男と女としての関係に発展してしまいそうな程に魅力的でジュノはそれなら⋯と提案した。
柔らかく毛足の長い白いラグの上に膝を置いた彼女は如何にも乱暴されているという身なりで、本来そうした不合意な行為はフィクションでも好まないジュノは合意の元で互いに理解して楽しんでいるが故に興奮して、期待した彼女にベルトを外してはズボンのファスナーと下着を下ろして固くなっていたペニスを取り出した。
きっちりとした青緑色のシャツに警察官であるという印のワッペンに引き締めた深い朱色のネクタイ姿に一緒に用意していた帽子も相まって厳格な警察官に見える彼が「じゃあわかるよな?」と低い声で言われてしまえば逆らうことなど頭の中から簡単に消えて、反対にそれを望むように彼女は顔を寄せて先端に唇を重ねてキスをした。
「チュッ⋯♡チュッ⋯♡」
わざとリップ音を立てて彼のペニスの全体にキスする彼女はいつもより固くなるのが早く、先端から微かに溢れさせる液を見て、自分からの誘いだとしても彼が興奮していることに喜びを感じた。
手持ち無沙汰になる彼の手が彼女の頭に置かれて髪を撫でるのはいつものことで、ちらりと飼い主の機嫌を確認するように見た彼女はジュノの根元から先端までを舐めて、裏側もしっかりと舐めると彼の身体が震えた、気分を良くした彼女はジュノの目を見ては口を広げて彼のものを飲み込んでいく。
「あ"っ⋯ぅ」
低い彼の声が頭上から聞こえたことに彼女は安堵して両手が塞がっている状態で不慣れながらも彼に奉仕した、拙い動きが余計にジュノを刺激して思わず頭に触れる手に力がこもってしまうものの彼もまた腰を小さく揺らして彼女の口内を荒らした。
まるで権力に好きにされる女のような彼女にジュノは興奮して、拙い口淫も程々に解放してやりラグの上で膝立ちのまま命令を待つ彼女に立つように命じてはジュノはその欲情した彼女の体に腰に指してあった警棒で撫でてやり、その棒の先がスカートを持ち上げてはジュノは挑発的に微笑んだ。
「ここから見てわかるくらい濡れてるみたいだな」
「⋯ちがい、ます♡」
「確認してみようか」
「⋯ッあ♡や、それ♡」
ジュノは捲ったスカートを手で握って、警棒を彼女の足の間に滑らせて下着の上から撫でてやった、彼女の下着は傍から見て分かるほど色を変えており、黒い薄いストッキング越し故にますます官能的で彼を興奮させる。
硬い警棒で女の弱い場所を押し付けてやれば彼女は耐えられずに腰をくねらせて逃げようとするため、スカートを持っていた手を離して悪い子供を叱り付けるようにお尻を叩いてやった。
「あっ♡ごめんなさいっ♡」
「調査中に逃げるだなんてダメな人だな、おしおきしなきゃな」
そういったジュノにベッドに連れ込まれた彼女は片足を外した朱色のネクタイで縛られてしまい、足を広げられてしまい彼の眼前に晒されるがジュノは彼女の期待したものとは違いクローゼットを漁ってはその中からピンク色のローターを取り出して彼女の見せつけた、それには流石の彼女は顔を青ざめさせて「あのジュノくんそれは⋯」というものの「公務執行妨害だ♡」と楽しそうに告げて電源が入ることを確認した。
「お"ぉ"ッッ♡♡らめっ♡らめっ♡クリイキッやらっぁ♡♡」
「本当ココだといくらでもイけるんだな、こうされたくて調べるのを邪魔してたのか?」
「ちがっア♡い、っまッ〜クぅ♡♡♡」
「凄いな、ここがヒクヒクしてるの下着越しでも丸わかりだ、すけべ現行犯で逮捕しかないだろ」
布の上からローターを何度も押し付けられては絶頂を迎えてもやめてくれぬジュノに彼女は泣きじゃくるように嬌声を上げては身体を震わせた、下着は既に愛液に濡らされて意味をなくし、薄いストッキングが貫通してはローターを汚してしまう。
こうした激しい行為をすることも少いジュノは更に股ぐらを熱くさせて今すぐ彼女が欲しいと願いながらもまだだと感じて、布越しでもわかるほどに主張する彼女のクリトリスにローターをあてて微笑んでやれば、情けなく負けて雌顔を晒す彼女が許しを乞うのを満足気に眺める。
「ジュノくっ、♡もぉ、これ⋯ッあ♡♡やだぁっ、あ♡じゅの、くんのッ♡がい、いっ♡」
「うーん、どうするかなぁ?まぁでも危険物を持ち運んでるとしたらあとはこの"ナカ"しかないもんな」
「もってなっ、イッ、れすっ♡
必死に媚びる彼女にジュノはローターを離してやり口淫で遊ばれたあと下着の中に戻していた張り詰めたペニスを互いの下着越しに擦ってやった、彼女の愛液がジュノの下着を簡単に汚してしまうものの気にならず、それどころか無意識なのか欲に浮かされた彼女がジュノの下着を汚してしまうほどでその姿に彼は続々と自分の中の加虐心が湧き上がる感覚を味わいつつ、彼女の足の拘束を外してやり手錠をはめた手に負担のかからぬようにうつ伏せにさせて乱れた彼女を見下ろした。
「持ってないならちゃんとそれ相応に説明して、
敢えて犯罪者を抑えるように肩を押さえて、お尻を突き出すような姿勢にさせれば乱れたタイトスカートの下の下着を履いた彼女を守るような薄いストッキングはさらにジュノの欲望を強くさせる。
不安げに期待を孕ませた目をした彼女がちらりと振り向いては薄く足を開いてジュノのソレに触れるように腰を揺らした。
「怪しく思わせてごめんなさい⋯でも、私っおまわりさんの⋯ジュノくんのおちんぽほしいです♡♡ジュノくんのおちんぽ警棒で私のこと沢山叱って逮捕ッ⋯してください♡♡」
彼女に正常な判断など等に残されていなかった、焦らされて弄ばれて恋人からの欲望の強い眼差しを向けられてそれに欲情しないわけがないのだ、ぴっちりとした警察官の制服越しにわかるジュノの肉体美と甘い顔はまるでフィクションの世界の警察官のようだが本物の警察官で、真面目一辺倒な点もある彼がこの部屋の中で恋人といるときはただの男だしかないという事実が彼女をより昂らせる。
「全く⋯♡とんだ重罪犯逮捕してたみたいだなっ!」
ビリィッと薄いタイツが破かれた感覚がして、彼の手が直に触れると思えばジュノは彼女の下着をずらしてベッドサイドの棚からコンドームを取り出し素早く装着するといきり立つペニスを彼女の濡れて寂しがっていたその場所に勢いよく挿入してやった。
「あぁっ!♡!」
「ッせま」
前戯で十分に解されて尚且つ触れられなかったその場所は侵入したジュノを強く締め付けては喜びを体現するようだった。
狭く熱いその場所に思わず眉を顰めたもののすぐさま腰に手を回して二人はより激しく行為に勤しんだ、普段とは違う姿と行為に昂る二人の行為は激しさを増すばかりで、後ろから突かれることにより最奥まで簡単にノックされる彼女は震えて動かぬままでジュノはふとその静けさになにか痛い思いを避けたのかと後ろから顔を覗き込めばイキ顔を晒した彼女がそこにいた。
「ひゅ⋯のく♡ちょ、っとまっへ♡♡」
「⋯もしかして挿入して、イッちゃった?」
真っ赤になった彼女が何も言わずにコクリと小さく頷くことにジュノは自分の下腹部に熱がこもる感覚を感じては、喜びを感じざるを得なかった。
とろりと蕩けた彼女にジュノは堪らずに腰を振ってやれば彼女は待てと頼んだはずだというのに容赦なく振り回されて絶頂から逃がしてもらうことは出来なかった。
「あ"ッ♡あ"ッ♡らめっ♡イッた、イッたから♡まっ、て♡♡」
「ナマエこっち向いてっ、口開けろ」
「⋯っ、んぅ♡うっぢゅぅ♡♡フーッ♡」
下品な程に互いの唾液を混ぜ合うようなキスをしてジュノは腰を打ち付けていたものの、一度引き抜いては拘束した手錠の部分を引っ張りあげて立たせては自分の上に乗せて下から突き上げてやった。
スーツ姿の彼女も制服姿のジュノという状況からまるで二人は職務放棄をしてホテルにやってきたようにも感じられて興奮してしまう。
ジュノの上で手を使えずに不安定にた彼女の腰を抱いては何度も子宮の入口をノックさせて開いてやるが、まさにそれはジュノが彼女をはらませたがっているようでもあるだろう。
「おッ♡お"ぉ"ッ♡はげ、しっっ♡♡」
「あぁくそかわいいな、すけべなOL姿しやがって」
「ごめ、なさっぁ♡♡ジュノ、くんがすきっ、て♡しらっ、なくて♡♡」
「毎日パツパツのタイトスカートでお尻をみせられる俺の気持ちわかるか?」
「あんっ♡♡あっん♡♡でもっぉ、制服っ姿のジュノく、んかっこいっぃ♡」
夢中だと言わんばかりに甘い声でジュノが素敵だと語る彼女に彼は日頃からどんな思いで身支度をしてる姿を見ていたのか分かっているのか聞きたかった、刑事であることから24時間勤務を終わらせて戻ってきた朝に仕事に行く彼女がスーツ姿でいい香りをさせて行ってしまう度にタイトスカートの尻を撫でてその綺麗なシャツを乱してストッキングを破いてしまいたいという欲望に駆られる時もあったものだった。
「ナマエもっ、スーツ姿すごくセクシーだ」
「ほ、んと?♡♡うれしっ、ぃ♡」
照れ笑いをする彼女は普段の表情とベッドの中の表情を混ぜたものであり、ジュノは自分の上にいる彼女と向き合うように起き上がり抱き締めてはポケットの中の鍵を取りだして彼女の手錠を解いてやると重たいそれはタオルと共にベッドの上に落ちると同時に首に腕が回されて深いキスを受けてしまう。
「ンッ♡ふぅ⋯う♡はぁっ⋯ぁ、ちゅうしたかったの♡」
「あぁ⋯そういや、あんまり出来てなかったなごめん」
「いいよ、このままそれよりいつもみたいにシテ♡♡」
ぎゅうっ♡とキスをし終えては締め付けてアピールをする彼女に繋がったまま彼女をベッドに寝かせたジュノは彼女の足をとって、その太ももにキスをしては「警察官に命令なんてな」と爽やかに笑っては腰を打ち付けながらシーツを強く握ってベッドのスプリングでより激しい行為だと感じつつも二人は深く繋がりあって唇を何度も重ねた。
「ッ⋯イキそう」
「ぁ♡っあ♡いい、よ♡わたし⋯も、イキそぉ♡」
そういって近付く感覚にジュノの首に腕を回した彼女とより激しく腰を打ち付け、暫くしては低い声と共にジュノが薄い避妊具越しに欲を吐き出し、それにつられるように絶頂した彼女もまた肩で息をしながら彼を抱き締めては二人はベッドの上で強く抱き締めあって互いの頬にキスをしあったのだった。
◇◆◇
――数日後
「それじゃあ私行ってくるから、ゴミ出しお願いね」
「あぁわかった⋯ナマエちょっと待って」
トランクケースを片手に仕事に行こうとする彼女が玄関先で靴を履いてドアに手をかけようとした頃、ジュノがそれを止めたことにより彼女は両手を広げて仕事前の抱擁とやさしいキスを堪能したものの、ふと彼が制服姿であることに気付いては珍しいと目を丸くしてみつめれば先日の事件の解決から表彰式があるからだと言った。
「変か?」
じっと眺める彼女にジュノは不思議がっていれば、照れくさそうにした彼女が素直につぶやく。
「かっこいいけど⋯その服だとこの間思い出すなぁ⋯って」
モジモジと照れくさそうにする彼女にジュノは雷に打たれたように感じては、確かにと思い出し気恥しいもののそれだけあの日が強烈で互いにいい経験になったのだとも実感するものだ。
ジュノは照れる彼女の頬を撫でて耳にキスをしても視線を合わせてくれない彼女にこっそりと呟いた。
「それなら今晩はコレ着るか?」
ストッキング買って来とくから⋯といって彼女の足を撫でるジュノの願いは分かりきっており、真っ赤な顔で見上げた彼女が「早く帰ってきてね」と言って出ていってしまうのを見届けてはジュノは一人部屋に残された後に小さくガッツポーズを浮かべてネクタイを占める頃、タイミングよくなったチャイムに配達だと気付き直ぐに受け取り、ジュノ宛であることに気付き買った覚えがないと思いつつ開封すれば見覚えのあるいつもの黒い箱で、リボンに挟まれた小さなメッセージカードには"これで楽しめ"と書かれており、開けた先にはピンク色のファーの着いた柔らかい手錠であり。
ジュノは今晩帰ってきた彼女には楽しみよりも先に一度兄になんでも話すことはやめるように伝えようと決心しつつもその箱をベッドの傍に隠し置くように片付けた。
もちろん今晩使う為に⋯⋯