リアン!リアン!と廊下から大声で叫ばれた彼女は全くなんだと作業の手を止めてゴーグルを外しドアを見ればツインツイストが慌ただしくやってきた、アイアンフィストが倒れたから見てやってくれといわれ直ぐに彼の銃痕のせいだと察する目的地に到着するまでの期間でそれなりに彼の傷を見てはいるが直ぐに何かしら出来るほどではなく特に今は任務に差し支えが出る可能性が高いため終わり次第という話に落ち着いた
リアンはツインツイストに運ばれて新人達が集まっていた一室に入る、丁度再起動しているらしいアイアンフィストを仲間達が慌てたように呼んでいた
「マグナスを呼ぶか?」
「いや、担当医のリアンさんを呼んできてやったぜ」
「もう冗談はいいから、ほらフィズ大丈夫?うん…無理しないでゆっくりね」
リアンの言葉だけを聞いていたがほかの仲間たちは次々にパーセプターに診てもらえやら、大丈夫なのか等と心配の声を上げることにアイアンフィストは苛立ちを感じ声を荒らげながら大丈夫だと答えた、リアンの事もそこそこに立ち上がる彼は背中を向けるがガズルは"フィジトロン"の話をした
リアンはアイアンフィストがフィジトロンであることは直接聞いていたためしっていた、レッカーズではあるものの機密情報だといって彼に話を聞かせはしなかったもののフィジトロンの描く物語はなかなかに面白くて好んでいた
だがしかし当然知るはずのなかった彼らはアイアンフィストがかのレッカーズ秘録の著者だと知り思わず声をかける、疲れきった彼は はあ・・・と排気を零して声高々に説明してやった、キミアでの退屈な生活の支えはレッカーズであり。最高司令部にデータアクセス要望書を百万通送り任務報告書に精神鑑定書など手にできるものを手にした彼の最高の宝だということ
けれど当然全てでは無いからこそさらに最高の話があるんだとアイアンフィストは語り、最後にあなた達、ツインツイストとトップスピンの記録とか…と言い終えた
「トップスピン、当局に機密扱いされてるぞ!」
「トップシークレットに改名するか」
「今の・・・冗談?あなた達がジョークを?」
「そりゃあ2人だっていうよ。それよりフィズ、ちゃんと後で見せに来てね、トップスピンもツインツイストも変なこといってないで準備してるの?」
兄弟の冗談に驚くローターストームにリアンは呆れたように返事を返しつつ部屋を出ていこうとするアイアンフィストに慌てて声をかければくらい静かな声が「わかったよマム」と返事をするものだから背後にいた彼らは全員声を出して笑う
「面白くない。」
とリアンはふくれ面で睨みつけるが彼は視線を向けずにそのままドアをくぐった、念の為とアイアンフィストを追いかけるように向かえばドアを開けて直ぐにスプリンガーとカップが現れたことにアイアンフィストは驚いたようであった、平気か?と声をかけるスプリンガーにさえ彼は素っ気ない返事を返してしまい行ってしまうのをみてリアンはまるで反抗期の子供を持った気分になった。スプリンガーには出来うる限り注意しておくため安心して欲しいと伝えていればカップがスプリンガーに声をかける
「それよりおめぇのことだよ…何を悩んでやがる」
リアンは2人の会話には混ざらず消えてしまったアイアンフィストをそれ以上追いかけることも無く。背中を向けて新兵たちの元に戻ろうとした、ローターストームがトップスピンとツインツイストに興味深く話を聞くが彼らは何も面白い話なんてないと笑って誤魔化すものだから「それなら次はリアンだな」というがリアンは背後の声に気を取られた
「新兵を抱えてのG-9突入は十分、コトだがな、それだけか…?インパクターが気になるんだろ?」
「忘れるさ、なんとしても」
インパクター…その言葉にリアンは聞こえなかった振りをしてやる事があるから部屋に戻るね。と告げて出ていってしまう
スプリンガーとカップはその小さな背中を見つめながら彼女のことを思う中、ウルトラマグナスは2人を艦橋に呼び出した