G-9 南棟 別名「最後の賭け」
リアン、ローターストームを置いてエクイタスの探索を務める彼らはパーセプターを戦闘に歩いていた、リアンとローターストームは無事なのかと話をする中でパイロは先程の戦闘中悲鳴をあげていたトップスピンにどうしたんだと問いかけた
彼はパイロに隠すことでもないうえに今回の任務で戻れる自信もなかった故に自分達の特性を話した、分岐スパークという百万人に二人起る製造不良があり彼らはそれだという。その特性故に神経系を重複している彼らは痛みを共有してるのだと
「じゃ片方が死んだら」
「その話は御法度だ」
パイロの言葉にトップスピンは声を低くしていう、どうしてそんな存在がレッカーズへ?と聞けばトップスピンは地図製作者であったがツインツイストはレッカーズとしてスコードロンXを追い詰めた…ともなれば運命を受け入れる他はないだろう
そう話をしていればパーセプターは僅かな壁の変化を感じエクイタスの存在を感じた、エクイタスについて知らないトップスピンは何者だと問いかける頃パイロはベリティのことを忘れていたことに今更気付き彼女を解放した
生き苦しそうに出てきた彼女はパイロに文句をいえば人間は脆弱過ぎると彼は愚痴を零す、二人がいい争いをする中でトップスピンはリアンとローターストームはどうしているのだろうかと口に出した
軽薄そうな男ではあるがレッカーズにはいい男だ、失うのは惜しいという彼にパーセプターはリアンがいる以上は無事であるだろうと伝える
そのまま足を進めたパーセプターはどうやら待望のエクイタスの居場所を突き詰めたようであった
「アイアンフィストは監視だ、しかし、なぜ敵はエクイタスを放置して」
いや…ないな
ドアを見つけたパーセプターは言葉をやめた、彼の視線の先にはG-9の看守長を務めるフォートレス・マキシマスが両手両足を切断され頭-ブレイン-に直接コードを繋がれドアに磔にされていた
昏睡状態の彼から部屋のアクセスコードを奪うために何十億という組み合わせの元で生体ピッキングという惨いことをオーバーロードはしていた、それをみたパイロはますますそこまでして手にしたがるエクイタスとは何かと疑問を感じた直後アイアンフィストが慌てた様子で敵が来たことを告げる、ドアは直ぐに突破されるだろうと予想する彼にトップスピンは「お前たちに会えて光栄だったよ。ベリティもな」と挨拶を交わす
レッカーズのルールの1つに要約すれば諦めるなということがある、パーセプターはコードを先に聞いていた為ドアを開け張り付けのフォートレスをパイロとトップスピンに預けた
「こいつがエクイタスだ、紹介は必要ないと思うが…どうだ?」
巨大な機械を前にしても未だ何かわからぬ彼らにパーセプターは説明をする頃、トップスピンは突如痛みに苦しみ倒れ込んだ
ちょうどその頃スプリンガー率いる3名は先程の電流によりオーバーロードの忠実な部下となったストーカーによりスパーク摘出チェンバー室に閉じ込められ、それぞれ椅子の上に拘束されていた、さらにツインツイストは頭から口にかけて器具で固定されメスを入れられていたのである
それは知らず#トップスピンの反応を見たパーセプターは即座に彼が視覚データも共有していることを認知する、だがしかしそれ以上は何も出来ないと判断しエクイタスの起動及びアクセス端末を探しに出た
「なぁ、度々の質問だがエクイタスってのはなんなんだ」
ローターストームは元の姿に戻り静かにリアンを抱え歩いていた、2人で相手をするには多すぎる敵であり戦闘をするにもローターストームは負傷、リアンも無駄な弾を使用したくなかった、借りに相手をしても敵は黒光りする虫のように湧いて出てくるのだ
リアンは別に隠すものでもない上に何かわからぬものを彼らに探させるのも悪いと思い説明を始めた、エクイタスの運用開始は1988年頃からでありリアンが丁度オートボットに加入した頃である。
エクイタスは有責性ドライブであり、そのドライブを用いて抽象的概念・動機・自責の念・緊張の緩和など曖昧で複雑な概念を数学的アルゴリズムに変換するものだ
「でも何のためにそんな計算を」
リアンは暗い表情を浮かべて、罪を数値化するためだと説明した
タイレスト・ザロン・プロール・ナイトビート・クロームドームなど様々な専門家の元それを完成させたのだと、それ以来あのコンピューターは様々なサイバートロニアンを裁き続けた、オートボット・ディセプティコンは問わずだ、彼女の説明を聞いても意図をつかめないローターストームの顔にリアンは苦笑いを浮かべるが地球でもかつて似たようなものを作成されていたと聞く。あながち種族は問わず誰も彼もが平等な裁判員を欲するのだと彼女は語る、ふと彼はその言葉に察して問いかける
「なぁもしかしてそれってさ」
ローターストームの言葉にリアンは頷いた
「私がインパクターを投獄したみたいなものだよ」