「あれ?間違えたかな」

フォートレスマキシマスのちいさな恋人、人間のアイリスはちいさなダンボール箱に向かってそういった
丁度その日の業務を終えたフォートレスマキシマスはそんな彼女にどうしたんだと顔を向ければ彼女は自分用に買ったらしい服を広げては首を傾けてうーんと唸っていた

「何を間違えたんだ?」

彼は腰を上げて彼女の隣に並び箱の中身を見つめた、普段より大きなその箱にまた大量に買ったのかと微笑ましく思っていたがどうやら彼女の手の中の布はまだダンボールの中にまで伸びており1枚の布らしかった

「この間頼んだヤツが届いたんだけどサイズ大きくてね、ワンサイズのフリー表記だったからいけると思ったんだけど」
「人間用にしては随分大きいな、どんなサイトだ」
「これ」

ダンボール箱の横に刻印された通販サイト名とURLを即座に調べたフォートレスマキシマスはサイトを開く時に不思議な同意を求められた「これは・・・俺は同意するべきなのか?」と聞けば彼女はいいよ。と返事を返した、そしてサイトに入った途端に彼はしばらく固まったあと何とか正気を取り戻して彼女のIDとパスワードを入力して購入履歴を確認した

「どうやらそれは俺達向けみたいだ」
「えぇっそうなの・・・結構いい値段するなぁって思ったんだよね」
「なぁアイリス、このサイトってなんなんだ、なんていうかその」
「うんアダルトサイトだよ、正確に言うとアダルトグッズ、女性向けに言うとラブグッズサイトだね・・・というかあなた達向けってことはペットプレイ用だったんだ」

アダルト・・・ラブ・・・ペットプレイ・・・と思わずフォートレスマキシマスは言葉を紡いだ、思わず購入履歴をみてみたが確かに彼女が普段用意してくれていた避妊具もそこから買われていたようでどうやら様々な種族向けのアダルトサイトだと察した

「開封したら返品きかないって書いてるしどうしよう、勿体ないなぁ・・・質量変換機通したらダメかな」
「あれは機械のみだから灰になるんじゃないか」
「だよね・・・ねぇ、マックス着てみる?」

未だサイトを調べていた彼はアイリスの言葉に驚いて思わず見下ろした、彼女は楽しそうにいうがフォートレスマキシマスは二つ返事で了承をし辛そうな表情を見せた
画面に表記される彼女の買った衣類は明らかに彼が着るようなものではなかった、反対にフォートレスマキシマスからすればこの服を彼女が着ていたならば素直に喜んだことだろう、何故サイズだけが異なる上に返品交換対応が出来ないんだと文句が出そうになるほどだろう

「いや?」

普段より少しだけ高い彼女の甘い声にうっ・・・と言葉が詰まる、その布の塊を片手に自身の足に甘えてくるアイリスは眉を下げて断らせないと言わんばかりの顔をしていた

「ねぇお願いちょっとだけでいいの」

あまりにもかわいこぶって強請る恋人に彼は折れた、きっと彼女以外ならどんなに強請られても簡単に一刀両断出来るが生憎フォートレスマキシマスからしてみればアイリスは彼の長い人生のうちで最大の存在だ、明らかなぶりっ子をされたとしても彼は小さなため息を零しつつ了承するほかない

「今回だけだからな」



2度はないと彼はいってその段ボールを手に取った
早速と手の中の彼女に誘われて入った寝室のベッドの上で楽しそうに見つめるアイリスと小さな紙を睨みつけるフォートレス、普段着ることの無い彼からしてみればその布たちは不思議なものでサイトの着衣画像と説明書を見ながら彼はその布を身にまとっていく
性別の話で言えばフォートレスは男であるが今現在用意されたコスチュームは明らかに女性向けのものだった、全くもって初めて着る衣類がまさかこんなものとは・・・と内心思いつつにこやかに楽しそうに見つめる彼女を見ると仕方がないと思ってしまう

「こ、これ短くないか?」
「だってミニスカポリスちゃんなんだもん」
「ミッミニスカポリス?」
「人間とかの警察官のお洋服」
「地球の人間はこんなものを着てるのか?その・・・言っちゃなんだが見えるんじゃないのか」
「なにが」
「そのアレだ」
「なぁに?」

分かってるだろうと言いたくなるのを抑えて今日は随分意地悪な彼女に小さく下着がといえば あぁこれはそういう奴だから短いだけだよ。と説明された
確かにこれを彼女が着ていたならばどれだけ喜んだことだろうか、次回はちゃんと自分のサイズのものにしてくれとスパークの奥から願った

「・・・これで、いいのか」
「すごい!すごく似合ってるさすがマックス」

きゃあきゃあと子供のようにはしゃぐ彼女に思わず苦笑いを浮かべる、これが男向けの服ならばまだ満更でもなかったかもしれないのに下半身の衣類は人間で言う太ももを覆うがやはり短くそんな丈が無駄にソワソワさせてしまった

「ネクタイ忘れてるよ、付けてあげようか」
「必要とあらば頼む」

ダンボールの底に眠っていた黒いネクタイを片手に持ったアイリスの傍によればベッドに座るように頼まれる、指示に従えばいつも通り膝の上に立つ彼女がフォートレスの首にネクタイをどうにか回してその小さな手でなんとか飾ってやった

「ネクタイ巻くのってなんだか新婚さんみたいだね」

少し恥ずかしそうにいうアイリスにそういえば最近見た映画のワンシーンでそんなのがあったなと思い出す、彼女と自分が夫婦かと考えただけで嬉しくなるのはそれほどまでに異種族の恋人に夢中になっているからだろう

「はいできた」

そう言って背伸びをした彼女が小さな音を立ててフォートレスの唇に小さくキスを落とせば彼は今日の出来事のことなんて全てどうでも良くなった
上から下まで何度も見下ろすアイリスはどうにも新鮮な彼の姿にもう夢中である、はじめこそ少しだけ不快な気持ちはあったもののこれだけ喜ばれたならばもういいかと思えたのもつかの間彼女はまた言葉の爆弾を投げつける

「これ着て、えっちしてみない?」

えっちという単語を理解しているフォートレスは小さく口を開いて驚いた、恥ずかしそうな期待したような彼女に思わず時刻を見たらまだ昼過ぎであり普段ならば彼女が睡眠に入るくらいでないと行わない上に誘われることが多くはなかった為に驚きは隠せない
なにもいえないフォートレスをみた彼女は分かりきったような顔をして彼の顔を撫でて甘い声で シよっか と告げた

「これは」
「外したり壊したりしたらそこで終わるからね」
「普通反対じゃないのか」
「だって私の手じゃ入らないんだもん、痛くない?」
「あぁ大丈夫だ」

こんなものかな?と小さく呟きながらフォートレスは手を背中に回した、手首に手錠をかけるアイリスはこれだけでも大仕事である、備え付けのプレイグッズであった手錠は服と同じサイズでアイリスならば手錠をつける輪の部分でフラフープでも出来そうなサイズであった、その為立場は逆だが警察役の彼につけることにした

「ふふ、なんだかいいね威厳あるタイレスト執行官様が手錠にかけられてるだなんて」
「案外好きなんだな」
「反対の立場になったらわかるよ、なんていうか自分の為に着てくれてる嬉しさっていうかまぁあとは萌えってやつだよね」

また分からない単語だな。とフォートレスは思いながら彼女を見下ろした、どうやら今日は彼女が主導権を得たいために小さく笑って了承した

「ッ、なぁアイリス触りたいんだが」
「いいけどそれ付けたままだよ」
「それは・・・む、ずかしいんだがな」

背後の手を前に持ってくるとなると腕部パーツを外さなければどうしようもない、こんなちゃちな軽い玩具今すぐ壊して彼女に触れたいと願いながらもそうしてしまえば直ぐにこの行為に終わりを告げられることを察しているフォートレスは渋々その命令に従う他なかった
はち切れんばかりの薄い水色のシャツの上から何度も愛撫するように撫でられるのははじめこそくすぐったかったが次第にそれは小さなパルスに変わっていく

ちゅっと音を立てて何度も布越しの彼の機体に唇を落とすアイリスの胸元は大きく開かれて白い肌と胸元を隠す下着が覗いていた、普段ならば自分の1/3もない彼女をまるで人形のように押し倒して衣類を剥ぎ取り思うがままにしているというのに今日はそれが許されなかった
時折彼女はフォートレスの機体に自身の指を潜り込ませるが擽ったさでしかないそれに彼は身じろいでしまう

「服破れそうだね、ボタン外した方がいいかな」

どう思う?と彼女に腹部を撫でられるだけで足が大きく揺れた、フォートレスの劣情を多分に含んだオプティックをみてもアイリスは愉しそうに笑うだけだ黒いフェイクレザー調のタイトスカートの上から足を撫でる小さな手に早くそこを触れて欲しいと願うばかりで「アイリス、頼むから」と普段の威厳のある声とは異なる甘い欲に塗れたフォートレスの声が彼女の頭部に降りかかる

「頼むからなあに?」
「触ってくれ、焦らされるのは嫌なんだ」
「我慢は大事だって忍耐力を付けなきゃ、普段マックスいうじゃんか『急ぐな』って」

それをいわれて理解する、普段彼女とこの行為をする時フォートレスは散々彼女を鳴かせていた
たっぷり責めて快楽の底に叩きつけてもっとしてと早く欲しいと強請る彼女に「ダメだ」「まだ」「急ぐな」といっていたことを、それを今やり返されているのだと理解した頃には彼はまるで餌を前にした犬のようだろう、膝の上に乗りながらその柔らかい体を押し付けて機体のあちこちにキスを落とされる事がどれだけ耐え難いことか

「マックスこっち向いて」
「あぁ・・・ん」

キスだけでブレインがショートしてしまいそうだった、その人形のような彼女のために舌を伸ばせば軽く噛まれたり舐められたり必至に彼女はその大きな舌を相手にキスをする、体格差も相まって押し付けられる柔い身体に今すぐ触れたいと彼女の匂いを感じながらフォートレスは夢中になった

「はぁ、もう我慢出来そうにない顔してるね」

ようやく気付いてくれたのか安堵して返事を出さずにいればアイリスはフォートレスの足の間に立った、そして彼の黒いスカートから伸びる白い太ももを撫でたりキスをしてゆっくり腕を差し込んだ

「いいっていうまで駄目だよ」

くそ、と短く漏れた声にアイリスは楽しそうに笑った
こんなことなら普段ならあんなことするんじゃなかったと後悔さえしてしまいそうだが、焦らして溶かした彼女の姿はフォートレスにとっての至高の姿と言えようものだったのだからやめられない
スカート越しの太ももを何度も撫でながらアイリスは辿り着いたコネクタのハッチ部分を撫でる、ちいさすぎるその感覚は本当にただ撫でられているだけだというのに今の彼には十分なものだった
何度か手錠がカチャカチャと音を立てるほど待てので来なさそうな恋人を見つめながらもアイリスはハッチを撫でたり引っ掻いたりする、いつもの機械の身体と異なる布地の感触が堪らないのだろう

ふと見上げれば冷却水が少しだけ溢れた彼のオプティックがみえて、アイリスの加虐心がますます強くなる
けれどこれ以上はと優しい彼女はフォートレスに「ここ開けて」とハッチを撫でた、吐息を漏らした彼がハッチを解除した途端に飛び出たコネクタにアイリスはごくりと唾を飲み込む、普段彼のものをまじまじと見ることや奉仕することなど滅多にない
基本的に行為の主導権は彼が握っているが奉仕することを好むフォートレスとの行為は大抵アイリスがドロドロにされるだけである、その為今のような状況は珍しい部類に入るだろう
黒い光沢感のあるスカートが捲れるほどに立ち上がったコネクタはアイリスの上半身や腕くらいのサイズが優にあり、まさしくそれは雄であり彼の強さを教えこまれるようだ

「なぁもう意地悪はやめてくれるだろ」
「・・・ど、どうだろね」
「そんな顔してまだしようってのか」
「普段マックスが私にするからでしょ」
「そうだな、でもアイリスがかわいいんだ仕方ないだろ」

困ったように笑う彼に確かに分からなくはないとアイリスは思いながらオイルが先端から溢れたコネクタに手を伸ばせば「うっ」と低い呻き声が聞こえた
看守長をしていたり法の執行官をしていたりと何かと固い仕事をしている彼がただの人間で、それも彼からしてみれば赤子ともいえるほどの年数しか生きていない存在に乱されていると考えるだけでアイリスとて興奮しないわけはない、時折自身の名を呼ぶ彼と目が合う度に かわいい と思うだろう、恋人(男)をかわいいと思うのは重症だなんていうがアイリスはとっくに末期患者でフォートレスの言動全てが愛おしい
本当はこの服も自身が来て彼に沢山愛される気だったのだからどうしようも無いのだろう

「ハァ・・・あぁ」
「気持ちいい?」
「もちろん、く・・・ぅ♡」

苦しそうに唸る彼に胸が高鳴りながらも出来るだけ彼に刺激を与えてやれるようにアイリスは両手で扱いてやった、溢れるオイルを舐めてやりながら尿道のように小さく開いたその隙間に軽く指を這わせば「んぅ」と艶かしい声が溢れる

「アイリス・・・アイリス、ダメだ」

低い彼の声が随分と熱を持つようになった、溢れたオイルは彼女の掌どころか腕まで、それ以上に彼女の衣類さえも汚してしまい同じく彼が身につけていた警察官のコスチュームスカートにさえシミを作っていた
もうそろそろ限界かと察してアイリスはブラジャーを外して先端に口付けて両手で出来るだけ大きなコネクタをシゴいてやる。そして出来るだけそこまで大きくは無いが彼の好んでいる胸を押し付けてやればたまらないと言いたげな彼の苦悩した声と吐息が溢れる

「射精そうだっ、アイリス・・・あぁ♡く、ぅう〜〜♡」

ビュルル♡と音を立ててピンクの粘ついたオイルが飛び出したのをアイリスは目を閉じて手のひらで抑えるように受け止めるも溢れたそれは彼女の服やフォートレスの足と衣類を汚した
荒くなった呼吸の彼を見つめてるがコネクタはまだおさまることを知らずそそり立っていたのをみてアイリスは唾を飲み込んだ

「ねぇマックス、私もそろそろ・・・いいよね」

待っていたと言わんばかりの彼女の言葉に頼むと声を漏らした
アイリスはベタついて不快感残る下着を脱ぎ去ってフォートレスの膝の上に立ち上がった、背中に当たる大きな熱を感じながら彼のネクタイを握りしめて膝立ちになったアイリスはスカートの下で濡れた自身の中心部に彼のコネクタを誘った、くちゅ・・・♡と音を立てたのを聞き逃さなかったフォートレスは彼女の興奮した様子に同じく興奮した

「まだ手錠外しちゃ・・・ン、ダメだからね」

じっくりみててというアイリスの目に飲み込まれ唾を飲み込んだ、普段ならばフォートレスが彼女を丹念に解してからその鉄の杭を埋めるが今日だけはそうはいかなかった、普段の彼ならばきっとアイリスの身体を気にしたかもしれないがネクタイを握られ小さな力に引き寄せられ支配されていればそんな考えも簡単に抜け落ちてしまう

「あっ♡・・・ン、く、ぅう♡」
「アイリス無理しないように、な」

ゆっくりとスカートの下の彼女の中に入っていく自身のコネクタをみてフォートレスは興奮した、今すぐ彼女の細い腰を抱いていますぐ無茶苦茶に抱いてやりたいと願いながらも待てを命じられた彼は律儀に手錠を外すことは出来ずに思わず歯を噛み締めてしまう

「ハァッ・・・ぁ♡はい、った♡」
「あ、あぁ♡大丈夫か?」
「うんっ♡う、動くね」

小さな体で受け止められるのは良くても4割ほどだった、少し膨らんだ薄い腹は苦しそうでアイリスは眉を下げてフォートレスに優しく微笑みそのネクタイを掴んでゆっくりと腰を揺らし始めた

「ンンッ♡あ、ふっ・・・ぅ、マックス♡ん、くっ♡」

フォートレスは目の前の恋人が必死に腰を揺らすのを見ては興奮してはいるものの物足りなさを感じた、普段彼女から動くことは滅多に無く更には大きな体格差ゆえに最後のひと押しまではどうもいかない小さなパルスにムズムズとしてしまう

「まっくす♡きもちぃ?・・・ぁ、だめ?♡」
「いや気持ちいいさ凄く、当然だろ」

本当は今すぐ動いてやりたい、彼女に命じられた手錠を今すぐ外してその小さな身体にコネクタをもっと深くまでさして泣きじゃくる彼女のことなど気にせず抱いてやりたかった
けれどそんなフォートレスの考えも気にせずにアイリスは必死にネクタイを掴んで彼のシャツに顔を埋めて荒い息を吐きながら身体を上下させる

「ッッん、も・・・イキそ♡♡マックス♡」

合図だと理解して顔を寄せれば音を立てて何度も唇をなぞるようにキスをされる、そしてアイリスは嬌声を上げて身体を震わせてフォートレスの身体にぐったりと自身の身体を寄せた
震える彼女の小さな受け口に強い快感を覚えつつもフォートレスはもう我慢が出来ないと手錠に力を入れて簡単に壊してしまう

「アイリス悪いがもう我慢ができない」
「へっ、あ♡まっ、て♡もうっちょっとだ〜〜〜〜♡♡」

彼女の制止も聞こえずに腰を抱いて思い切りに彼は押し込めば苦しそうなアイリスの声がフォートレスの聴覚センサーに僅かに聞こえるもののそれに気をやれる程の余裕は彼にはもうなかった
片手でも彼女を握れるが両手で掴み、荒々しく彼女の中を荒らすその度に彼のネクタイが揺れてアイリスに触れた

「っくぅ"♡うう、ん♡ぐ・・・ま、くす♡♡」
「アイリスッ、アイリスッ駄目だ、抑えられない」

ようやく待ち焦がれていた餌を喰らうように彼女を抱くフォートレスはアイリスの小さな唇に夢中で唇を押し付けては人形を抱くように荒々しく腰を揺らした

「あ"ぁ♡い、く♡イクっ♡マックスッあぁ♡♡」
「ぐっ、俺も射精すぞ・・・ウッ」

彼女の甘い嬌声に続いてフォートレスは低く唸り声をあげて彼女の腟内に容赦なく注ぎ込んだ
ぐったりとする彼女の張り付いた前髪を脱ぐって「無理させたな、くまない」と落ち着きを取り戻して額にキスをすればアイリスは柔らかく笑った、ふと久方振りに避妊具もなしにしたことを思い出してこれは明日から暫く痛みに泣く彼女の看病で仕事が出来ないと嬉しいような困ったようなことを思うのだった

数日後
洗濯をようやく終えたらしいあの時に使用したコスチュームを畳まされているフォートレスマキシマスの横でアイリスは寝そべりながらPCを触っていた
ダンボール箱にしまいこんだ彼は恋人に何をしているのかと覗き込めば見たことあるサイトを彼女は懸命にみつめていた
そしてフォートレスマキシマスに振り返った彼女は楽しそうな意地悪そうな顔で口を開いた

「今度はどんなのがいいかな、ねぇフォートレスマキシマス」

そういって画面を見せてくる彼女、表記画面のカテゴリにはトランスフォーマー/大型生物向けと記載されていた
彼はそれに戸惑いを感じつつも「君の好きなものなら」と呟いた、あぁでも出来れば今度は君が着てる姿もみたいとは声には出さなかったが言いたいことを理解しているようなアイリスはカートの中身を見せて笑う
はやく購入画面に進んでくれと彼は内心思いながらしばらくこれに夢中になりそうだと考えるのだった。

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