まさか人間とトランスフォーマーが結婚するだなんて初めて出会った頃からは想像もつかなかったことだろう
サイバトロンのメンバーであればまだ人間とも分からなくは無いがデストロンのあの悪名高いスタースクリームだなんてもっと想像につかなかったことだとみんなが思うはずだ
ファーストコンタクトは最低であった、メガトロンに連れられた彼女を見ては彼は自身の主君とその人間を散々罵倒したものだから案の定折檻をされた、その時彼女はあぁこの人とは仲良く出来ないなと冷静に思っていた
人間の科学者としてデストロン軍に従事するようになった彼女の研究室に来てはちょっかいをかけるかと思えば研究内容を見ては興味深そうにするあたり彼もまだ同じ科学者としての気持ちを捨てきれずにいたのかもしれない、そうして2人がコミュニケーションを重ねる中で互いに何かが変わっていくように感じたのは必然的だ

「おいそろそろ休憩にしろよ」
「もうちょっとだけ」
「もう13時間活動してる、メガトロンに怒られるぞ」
「うん、でも」

1度没頭すると止められないのが物作りをする者の定めなのか彼女ももう時期完成する装置に夢中になっていた、スタースクリームはその姿に呆れたような排気を零して彼女を掴んだ
手の中で目を丸くする彼女を横抱きにして胸元に寄せる

「別に装置は逃げねぇだろ、とにかく寝て休め起きたらお前の好きなスープを作っててやるよ」
「鶏つくねの生姜スープがいい」
「けっ、注文が多い女だな」

機体温度を態々あげてくれていたらしい彼の腕の中は簡単に睡魔を呼び起こしてくるためにアイリスはその彼の手の中で意識を落とした
スタースクリームはいつからこの人間に対してどうしようもない感情を持っていたのだろうかと考えながらベッドに寝かせて彼女の発明品のデータを見て修正箇所を念の為書き出しておいた

そうしてスタースクリームとアイリスという異種族が距離を縮めるようになりメガトロンは2人を恋仲だと思うようになるのは自然な考えでもあった

「なんだまだ付き合ってもおらんのか」
「何言うんですか!当然ですよ俺があんな人間ごとき」

丁度いつも通りのニューリーダー病を発病させたスタースクリームは床に転がりながら反論した、全くこの老耄は面白くもない冗談をいうようになったのかと内心悪態をついた
ボロボロになった機体を引きずってリペアルームに向かえばちょうどその話題の女が珍しくそこにいた、どうやら器具を借りに来ただけだというがスタースクリームをみるなり治療を引き受けるといった、出会った頃の彼ならば決して触れることを許さなかったが今の彼は彼女の治療を素直に受けた

「あんまり怪我してたらかっこいいのが台無しだよ」
「いい男は傷がある方がいいだろが」
「うーん、そうかもだけどスタースクリームは傷がない方がかっこいいと思うよ、はいおしまい」

メガトロンも折檻とはいいつつ加減はしているためにそこまで大きな損傷は無いが細かな傷まで治すアイリスはそういった、その言葉を聞いて気分が良くなったスタースクリームはふと言葉を出す

「この礼に空中散歩に連れてってやろうか」

そう問いかければ彼女は勢いよく顔を上げて本当?!といった、以前から乗ってみたいといってはいたがスタースクリームは面倒臭く許可しなかった、とはいえ自分の兄弟機達が乗せているのも何故か気に食わなくて許可をしなかった為彼女は中々F-15に乗る機会がなかった
その提案にまるで褒美を貰ったかのごとく喜ぶものだから悪くない気分になり時間を指定してリペアが完了したスタースクリームは部屋を出ていった


「凄い綺麗だね、こんな景色をいつもみてたんだ」
「まぁな、風も景色も最高だろ」
「うん、本当に人生で1番の思い出かも」

日付を跨ぎそうな時間にひっそりと2人は基地を抜け出した、アイリスは人間ゆえに夜間の行動は控えるようにとメガトロンにいわれているからこそ、まるでスタースクリームは彼女を盗むように静かに連れ出した
トランスフォームした彼は彼女を乗せて走り出す、見たこともない景色や場所を巡る中でアイリスは安心しきったように彼に身体を預け自然と口にする

「ねぇスタースクリーム、私あなたのことが好きなの」

突然そう言われスタースクリームは急降下してしまい彼の中で人間の悲鳴が響いたことに意識を取り戻して彼は思わず変形してアイリスを手の中に抱いて宙に浮いたまま彼女をみつめた
驚いた顔をした後にスタースクリームの視線を感じてゆっくりと目を見た彼女はもう一度言う

「この気持ちだけは隠せないだろうから、貴方が何も思わなくても伝えたかった」

ただそれだけ。スタースクリームが人間を好意的に思っていないことは理解している、アイリスも恋人になりたいなどと強欲なことは思ってはいない、ただ溢れんばかりの気持ちを伝えたかっただけだ
カメラアイを丸くして彼女の両脇を掴んで黙るスタースクリームにこのまま下に落とされるかな?とアイリスは思っていれば突如彼女の身体は彼の金属の身体に押し付けられる

「スタースクリーム?」
「分かんねぇんだよ、この胸のムカつきをどういえばいいのか」
「それは、多分その、私が自意識過剰じゃなかったらあなたも私と同じ気持ちなんだと思う」

そう言われて彼のスパークに言葉が自然と落ちてきた、あぁそうかこれが世間のいう好きという気持ちなのかと理解しては自分の1/3もない彼女を抱き締めるだけでやはりスタースクリームからの返事は言葉にはならなかった、それでも彼女には十分でその機体にできる限り腕を伸ばすのだった

そうして2人が正式に交際をはじめたと言えど特に何かが変わることはなかった、恋人として何か特別なことをしたのかと言われると何も無い
元よりアイリスとてそういった性格でない上にあまり恋人らしいということに興味は無かったのだ、それ故に2人は実にストレスもなく3年ほどの月日を恋人と言う関係として過ごしたある日仲間達がいよいよ痺れを切らしていい加減結婚でもしたらどうかというのだ
これは暗に関係を何かしら進めろという意味でもあった、確かに人間は数年の交際を経て結婚という次のステップに進むとはいうが今の関係と何が違うんだとスタースクリームは思った

「ほらみてスタースクリーム、結婚式特集だってわぁ凄い今どきって感じだね」

ある日彼女が自室でテレビを見てそういった時スタースクリームは映像を見て考えた、真っ白なドレスに身を包んだ恋人を

「結婚とかしたいのかよ」

思わず零れたスタースクリームの言葉に目を丸くしたアイリスは少し考えたあとソファの上で膝を抱えたかと思えば顔を膝に埋めるものだから何なんだと呆れれば小さく首を縦に振った、その時スタースクリームのスパークは恋人の愛らしさに破裂するのではないかと思った。
全くもってスタースクリームは自分が変わってしまったと自覚さえしてしまうほどこの恋人に甘いものだと思った、からかう事もなくグッと唇を噛み締めてソファで縮まる恋人を見下ろして幸せにしてやる。と思ったのだった
そんなロマンチックの欠けらも無いプロポーズもどきわ経て2人はメガトロンにいよいよ結婚の報告をした翌日基地全体でパーティかの如く祝われた、彼とてスタースクリームとアイリスをまるで自分の子のように思っていたほどだからだろう、アイリスに「こんなどうしようもない男だが頼むぞ」といいスタースクリームには「決してこやつを泣かすんじゃないぞ」と告げた
折角結婚したんだからデートのひとつでもしてこいと無理やりに追い出された2人は気恥しそうにしつつも初めてのデートの時のように空中散歩をした、何が変わる訳でもないが悪くは無いとスタースクリームは彼女の顔を見て思った

「これは」
「あっ、あいつら・・・」

そうして夜更けに帰宅した2人はえらく静かな基地に違和感を覚えメインルームに行けば2日ほどサイバトロン星に帰る。と書き置きがされておりたりは顔を見合せては気恥しさを感じた
だというのに部屋に戻ればアイリスが普段寝ているベッドが無くなっておりキングサイズよりもさらに大きなベッドが置かれており、枕にはYES.NOと書かれていた、意味がわからないとスタースクリームが住み慣れた部屋を勝手に改装されたことに苛立ちを覚えていれば隣に立つ妻になったアイリスは俯いていたが彼は容赦なくその枕を部屋の外に投げ捨てた

「ったく意味わからねぇことしやがって・・・ってどうしたんだよ」
「そっそうだよね、本当こんなこと誰がしたんだか馬鹿なんだからもう」
「・・・アイリス、なんでそんなに真っ赤になってやがるんだ」
「はい?なにが?」

明らかに様子の違う彼女にスタースクリームは違和感を感じたがふと結婚報告をした直後自身を呼び出したスカイワープとの会話を思い出した

『なぁ兄弟、お前結婚だってんだからそろそろ決めるとこ決めなきゃな』
『なんのことだよ』
『まだ接続してねぇんだろ』

その際思わず彼を殴り付けたが確かに彼らは至ってプラトニックに付き合いを始めた、それ故に2人はまだその異なる身体を繋げたことは1度もない、そしてスタースクリームは結婚と接続について調べた時それは検索ワードにすぐさまヒットした
人間の文化というのは本当に不思議でバカげたものだと思いつつも隣に立つ彼女を見ると悪くなかった、だがしかし2人はその場ではその事を抜きにして今日一日の疲れを取ろうとアイリスは風呂へスタースクリームも自身の残した仕事を片付けをしたあと洗浄ルームへ向かった

「そろそろ寝るぞ」
「うん」

いつも通り寝間着に着替えたアイリスがひとり寂しく大きなベッドに入ったのをみて電気を消してやり彼も自身のベッドに向かおうとした時ちいさな声が部屋に聞こえた為暗闇の中彼は振り返る
例え照明が消えたとしてもスタースクリームからは当然全てが見えていた

「あの・・・今日は一緒に寝ないの?」

今日"は"とはいうが2人が同じベッドで寝たことなどない、今迄はベッドがシングルサイズだったというのも当然あるが習慣付いたものであるのだからそりゃあそうだと思っていればアイリスはいう

「一緒にどうかなって」

スタースクリームはあぁクソと思ったのは愛おしさのあまりだった、だがしかし彼女が願ってもそれは現実問題叶わないはずだ
何も返事を出さずに出ていった彼にあぁダメだったかと思いアイリスは残念がった、スタースクリームと交際していた時もそうだったのだから夫婦という関係になっても何も変わらない、なんなら2人を繋ぐものは無い、指輪も戸籍も何も無いのだ、いつか彼に捨てられてもそれは自然だとしか思えないのである、鼻を鳴らしてベッドに横向きになっていれば突如背中が撫でられる

「寝たか?」
「・・・え、ぁスタースクリーム?どうしたのそれ」
「こうしなきゃいくらこのベッドがデカくても寝れねぇだろ」
「それどうしたのそんな機能あったの?」

アイリスは枕元に置いていたリモコンで部屋の電気を付ければスタースクリームは人間より少し大きい程度のサイズに変わっていた、目を丸くして驚いていれば彼は気まずそうな表情を浮かべて作ったんだという

「これから生活する時にあったらちったぁ便利だと思ったんだよ」

気恥しそうにいう彼にアイリスは驚いた表情を浮かべつつも直ぐに嬉しそうに微笑んで布団を広げベッドの中に招いた、はじめて味わう柔らかな人間の寝具は不思議だった彼女の温もりが広がり心地よく彼女を抱き寄せて互いの熱を分かちあった

1時間ほど経過するがアイリスもスタースクリームは話すこともなくだがしかし眠りにつくことはなくただ静かに身を寄せあった

「ねぇスタースクリーム」

沈黙を破ったのは彼女からであり、スタースクリームは返事をせず彼女の声を聞いた、彼が聞いていることを理解してアイリスはいっそう勇気を込めていう

「接続したいって思わないの?」

思わずスタースクリームは驚愕した、それから直ぐになんとも言えぬ表情を浮かべてから深い排気を吐いた、確かに考える機会は少なかったが惚れた女を抱きたくない男などどの惑星にもどの種族にもいないだろうと言ってやりたかった
人間にここまで入れ込むつもりは無かったことも事実であり、彼女のせいで丸くなったと言われる度にこそばゆく感じるほどだ、触れられるだけで微笑まれるだけで共にいるだけでスパークが和らぐ相手は後にも先にも彼女しかいないというのになんという質問だと思いつつもそう問われても仕方がないかと思った

「私はね、シたいの」

スタースクリームの手を取る、人間より少し大きい程度のサイズになった彼の手はとても握りやすくアイリスは彼の手を自分の頬に導いて甘えるように擦り寄せた、その瞳にスタースクリームは口内に溜まったオイルを飲み込んで彼女の唇に自然と引き寄せられるようにキスをした
今迄触れるだけだったものが今はしっかりと互いの唇を貪ることが出来た、角度を変えて何度も口付けた薄く開いたアイリスの口にスタースクリームは思わず舌を伸ばした、味わいたかった彼女の舌の感触に夢中になりゆっくりと彼女を転がして押し倒すような体制で見下ろした

「やめられねぇからな」

そう最終通告をするスタースクリームにアイリスは頷いて電気だけ小さくして。と告げるのだった


薄オレンジの照明に照らされながら赤く光る彼のカメラアイを見てアイリスは心臓の音を聞かれるのが恥ずかしいと思った、彼に抱かれたいと思ったことは何度もあったが互いの体格差や性格等から1度も試したことは無かった
それが今日夫婦という口約束を交わしたこの日に行われるとは思いもよらなかったのである
スタースクリームは人間という種族を好まなかった為にアイリスの告白を受けたのも奇跡だと思った、そんな彼が3年も共に過ごして更には結婚をというのだからそれだけで満足であった

彼の金属の手が頬を首筋を身体全体をなぞるだけで心地よくて堪らなかった、彼は確かめるようにアイリスの肌に口付けながらなれない手つきで彼女の寝巻きのボタンを外していく

「全くめんどくせぇ作りだな」
「自分で脱ごうか?」
「黙って見てろ、ラッピングを解く権利は俺のもんだ」

1つ2つとボタンが外れる度に彼の前にアイリスの肌が晒されていく、見た事のなかった服の下の素肌に彼はゴクリと喉を鳴らす、たった1枚の装甲の下がこんなにも美しいとは知らなかったからだ
ようやく6つのボタンが全て外れればスタースクリームはアイリスの服を脱がしてベッドの下に落とした、こっちもだと言うように腰に手を当てた彼に腰を浮かせれば簡単にズボンを剥ぎ取られ脱がされる

「なんだまだあるのかよ」
「うん、脱ごうか?」
「いやまだいい・・・悪くねぇセンスだな」

下着を眺めながらスタースクリームはそういうがアイリスからしてみれば内心安堵したこんなこともあろうかと本当は新しい下着を買っていたのだ、ずっと見せる機会がなくタンスの肥やしにはなっていたのが今日ようやく日の目を浴びたということである
そんなことも知る由もない彼はアイリスの肌に手を這わしていく、しっとりとした肌が手に張り付くのが心地よく夢中になり自然と彼は口付けを各所に落としていく
額、頬、顎先、首筋、鎖骨、二の腕、肘、腰、太もも、膝、足の指先まで口付けを落とす、くすぐったさに身を捩りながらもそのスタースクリームの姿に思わず見蕩れていれば最後に唇に短くされそれは次第にまた舌を伸ばして互いの口内を荒らしていく
歯列をなぞり舌を甘く噛み形を確認して、ふと彼の手が下着越しにアイリスの胸元に触れたワイヤーの入ったそれは固いだろうにと思いつつも金属の手は何度か布越しに触れると思えば何かを探す

「んっ、スタースクリームこれ背中で外すの」
「なんだ面倒臭い作りしてるな」
「分かりにくいと思うから私が外すね」

人間の男性でもブラのホックを外すのは難しいとされているのに金属の大きな手では尚更難しいだろうと判断してアイリスはスタースクリームを制して起き上がり次回の為にと彼に背を向けてホックを外して肩からブラジャーを外し床に落とした
向かい合うように座り直したアイリスは流石に恥ずかしいと胸元を隠す、そんな彼女にスタースクリームは見せて欲しいと強請るように無理矢理手を退ければ柔い2つの乳房が彼の眼前に晒された

「そんなにまじまじと見ないでよ、恥ずかしいな」
「綺麗だから隠さなくていいだろ」

どうして彼はこういう時ばかり素直に褒めるのだとアイリスは思う、素直じゃないと言われるタイプなのに愛の言葉や行動に対してはいつだって真っ直ぐなことが堪らなく好きだ
もう一度ベッドに縫い付けられじっくりと胸元を眺められる、形がいいだとかサイズがいいだとかそういった自慢出来るものは何も無いというのに彼はみつめる、人体の不思議を感じているのだろうと文句もいえずに視線を逸らせば彼の手が触れた

「ふふ、優しいね」
「痛かったら言えよ、間違えちまったら大事件だ」
「そりゃあそうだね・・・ン♡」

全体を確認するような動きだった指は色を変えた乳房の先端に触れればアイリスは思わず小さく声を漏らしてしまう、それに気付いたスタースクリームは愛撫ということを思い様々なパターンで胸を撫でて片方に顔を寄せた
赤子のように吸い付いては巧みに動く舌にアイリスは思わずスタースクリームの頭を抱きしめてしまう

「んぅ・・・♡スタースクリーム、そこばっかり♡」

気付けばずっと彼女のその部位ばかりをいじめ抜いていたようで顔をあげればその視界には初めて見る蕩けきった顔のアイリスがいたことにスタースクリームは興奮した、もっとしてやりたいと思いつつも足を軽く擦り寄せる彼女を見て察したスタースクリームは意地悪に笑う

「なんだよ、ココが寂しかったのか」

人間とトランスフォーマーの行為は案外似ていると思った、違うといえば愛撫を沢山出来るということだろう、彼らの身体は金属であり搭載された機能で全て補える為にこんなに面倒なことはしない、だからこそ夢中になれる
顔を背けつつも頷いたアイリスにスタースクリームは口角が自然とあがってしまい下腹部を撫で下着の上からその中心部を撫でればそこは布越しにわかるほどに湿っており指を軽く沈めれば下着は簡単に張り付いて音を立てた

「すげぇ濡れてんじゃねぇか」
「ッ・・・だって」

気持ちよかった。と小声で呟いたアイリスにスタースクリームは笑みを消してバレぬように唇を軽く噛んだ、今すぐ入れるものを入れてやりたいと思いつつもどうにか彼の理性は作動した
もっと堕としてやりたいと思いその下着もはぎ取り足を薄く開かせる、彼のカメラアイに映っているであろう人に晒さぬ場所を覗き見られるアイリスは恥ずかしさに顔を隠した、スタースクリームはその反応でも構わないとおもいながら太ももを掴み大きく開かせれば顔を埋めた

「ひぁ♡スタースクリーム?♡」

プライドが高い高慢ちきな彼が女に口で奉仕をするなど想像がつかないものであった、丁寧に舌を伸ばす彼にアイリスは体を震わせるどうにか抵抗しようとしても金属の巨体に叶う訳もなくただ彼の肩から伸びる右側の赤い部位を抱き締めるしか出来なくなった
響く厭らしい水音に羞恥心が駆られていれば彼の舌はアイリスのナカにさえ沈んだのがわかる

「んぅ、う♡ふ・・・ぁ♡」

幾らでもできると足の間に顔をいれたスタースクリームは思った、彼女の表情や声を聞くだけでスパークが高鳴り望まれるならどこまでもしてやりたいと思う、自身の中にまだ仕舞われているコネクタは今すぐに開放されたいと願っているのを理解しながらもまだ駄目だと我慢する
狭いナカまで舌を伸ばせばますます声が高鳴り気分が良くなる、肩を抱く彼女さえ愛おしくまるで犬のように舌を這わせた

「ッ・・・ソコ、だめ♡♡くっぅ♡」
「なんだここが弱いのか」

ふと外付けされている箇所を舐めれば大きく彼女の身体が跳ねたものだからすぐに快楽に弱い箇所だと気付き重点的に責めてやれば彼女の足が跳ねた

「ううっ♡♡や、ぁ♡イッちゃうからぁ♡♡すたぁ、すくりーむ♡♡」

大きく声を荒らげるアイリスのことなど気にも止めずにそこをいじめてやればアイリスは子供が駄々を捏ねように声を上げる、そうして少ししてから甲高い声を上げて足を震わせると同時にナカからどろりと濃い透明な液が溢れたのをみてパルスを感じたのかと察する

「ま・・・、て♡ァアっ♡♡」
「ちゃんと解しとかねぇといけねぇからな」

まだ絶頂の余韻から冷めぬうちにアイリスの腟内に指を入れたスタースクリームはそのナカの熱にどうにかなりそうだと感じた、この後さらに自分のものを入れるとなると理性を完全に無くすかもしれないとさえ思えた
ふとアイリスの顔を見れば彼女は理性が崩れそうなほど蕩けた顔をしており、それもまた悪くないかと内心思いながら指を2本沈める

「ッッや、ん♡は・・・あっ♡」

未だ絶頂の余韻が残る中で責め立てられたそこは快楽を拾いやすく震えた、スタースクリームを抱きしめて逃れようとしても許されずにアイリスは鳴いた
彼の指が一点を掠めた時はしたない程声があがり思わず手で覆うもそれをみたスタースクリームは逃さないと言わんばかりに笑みを浮かべてそこをいじめ抜く、足を閉じようとしても彼の機体が間にいるため許されずただ弱点を晒され徹底的に落とされる

「あぁ♡ひっ、ァもっぅイキそ♡」
「そうか、見ててやるからイけよ」
「いっ、く〜〜〜ッ♡」

スタースクリームを抱きしめてアイリスは快楽に身を委ねた責められて声を上げ絶頂を迎えたアイリスを見下ろせば彼女はぐったりとして余韻に浸っていた、指を抜いたスタースクリームはしとどに濡れた指を見たあと味を見るように舐めるものだからアイリスは恥ずかしくなり顔を背けた
そんな彼女を見て自然と笑みが浮かぶスタースクリームももういいだろうと自身のコネクタのハッチを開いた

「そ、そうなってるんだ」
「なんだよもっと変なやつかと思ったか?」
「うん、ちょっとだけ安心したかも」

ほとんど人間と変わらない形のそれにアイリスは安堵からか思わず感想を呟いた、スタースクリームはその言葉に鼻で笑ってしまう
全くもって異なる種族でありながらおかしな所で似ていると思ったのだろう、少し余裕を取り戻したアイリスをみてこれなら大丈夫かと察してもう一度足を開かせてコネクタを入れようと準備した

「スタースクリーム」
「なんだよ」
「大好きだよ」

突然名前を呼ばれたと思えばそう思いを伝えられてしまい固まってしまう、ここにきてこの女はどうしてこちらの理性を消させるような台詞を吐くんだと言いたくもなるが彼女に自覚などは無いのだろう
だがしかし初めての行為だというのに気持ちを伝えてはなかったかと彼も思い出して返事をする

「俺も愛してる」

決して彼女以外には吐かない言葉だろう、アイリスはそれを聞いて嬉しそうに微笑みスタースクリームを抱き締めた、こんなに心が満たされるのはこの夫しかいないと感じながら

「なぁそろそろいいか」

そういわれてアイリスはスタースクリームの顔を見れば彼はまるで待てをされて我慢をし続ける犬のような表情を浮かべていた、思わずその顔にアイリスは笑って頷いた

「ったく、こういう時に笑うんじゃねぇよ」
「だっ、て♡かわいかったから」
「かわいいで喜ぶ男はいないだろうが」
「っ♡そ、ぉだけど♡うれし・・・くて」

ゆっくりとスタースクリームのコネクタがアイリスのナカに沈んでいき全て入れたあとスタースクリームは直ぐには動かずに彼女を見下ろした、先程の一方的に責められた時よりも余裕が幾許かあるらしい彼女はスタースクリームの頬を掴んで「私の事愛してくれてるんだなって」と言い残してリップ音を立ててキスをした
その行動にスタースクリームはなんとも言えぬ気持ちを抱いて抽挿をはじめた

「あっ♡あっ♡」
「この馬鹿が、俺がどんな気持ちでッくそ」

スタースクリームとて戦争こそあれど戦前恋人がいなかった訳では無い、それこそ地位や顔を見て近付いてくる輩もいたが彼の性格を知ると去っていった、だがアイリスは違う彼の我儘な所も仲間思いである所も愛情深いところも全て知っていた、異種族を毛嫌いしながらも実力主義であるため認めてくれた部分やアイリスが失敗をすれば素直では無いものの慰めの言葉は送り、彼女の開発にも知識を貸してくれた
不器用なだけなのだと理解した時アイリスの感情は愛情に変わった、いま自分の中で繋がる彼の表情はアイリスを愛するただ一人の男の顔であった

「ッスタースクリーム好きっ♡んっ・・・好きっだよ♡」
「分かってんだよ、んな事言われなくても」

アイリスの瞳を見るのが時々嫌になるとスタースクリームは思っていた、彼女の瞳は子供のように無垢で素直だった
そのせいで関わる気もないのに無駄に彼女と関わって情が湧いたのは事実であり、今も尚彼女の瞳は言葉よりもハッキリと素直に好きだと愛しているのだと告げるのだからスパークがざわついて仕方がなかった、何百万年も生きてきた中でこんな気持ちは初めてであるのに悪くなかった、例え軍を裏切りありとあらゆる物を捨ててもこの女だけは手放せないとさえ思えてしまうほどだろう

「はぁ、あっ♡すたぁ、すくりーむ♡・・・もう、いきそお♡」
「俺もそろそろ射精そうだ」
「んっ♡じゃあ、いっしょに・・・♡」

甘えた彼女の声を聞いてスタースクリームは腰を進めるスピードをあげた、彼女の足がスタースクリームの腰に回され時折その足が背中の羽に当たるのがまたくすぐったくも感じた
ふとアイリスの顔を見れば強く目を閉じて全てを受け入れているような表情であり、その美しく閉じた瞳からは僅かに生理的な涙が溜まっていた

「好きだアイリス・・・射精すぞ、ぐっぅ」
「は、ぁ♡うん♡イクッ・・・・・・あ♡♡」

互いに達する中でスタースクリームは何万年ぶりに行ったこの行為への倦怠感を感じながらアイリスを見下ろせば彼女は酷く幸せそうな顔をして微笑んでいた
スタースクリームを抱きしめて最後にもう一度愛してるよ。と零した彼女は夢の中に落ちていく、その姿を見て彼は酷く恥ずかしそうに照れた顔をした後に優しく彼女を抱き寄せて眠りについた

ふと目覚めたアイリスは立ち上がろうとすれば腰の重たさに顔を歪めた、そして昨日はそうだったと思い出しては一人ベッドの中で恥ずかしさに顔を埋める

「起きたのか」
「おはようスタースクリーム、片付けとかしてくれたみたいだねありがとう」
「誰かさんが気絶するみたいに寝てくれたおかげでな」
「ごめんって・・・ねぇこれ」

昨日とは違い元のサイズになったスタースクリームが部屋に入ってきた為挨拶をしていればアイリスは自分の指をみて思わず目を丸くした、銀色に小さく光るものがあったのだ彼女には見覚えがなく思わずスタースクリームにそれを向けて言えば彼は顔を逸らした

「結婚したんだから必要だろ」

素っ気なくそういったスタースクリームにアイリスは嬉しそうに微笑んだ時、ふと彼が腕を組む中でみえたのは同じく金属の指に付けられた似たようなデザインの指輪だった

「ねぇ・・・ねぇこれ貴方もお揃いなの?」

まさかあのスタースクリームがこんなものを付けるだなんてとアイリスは驚いていれば「旦那だしな」と素っ気ない返事がもう1度帰ってくる、慌てて腰の痛みも忘れて彼の元に走り出して足に抱きつけば払い退けられることはなく優しくアイリスの背中に彼の手が伸ばされる
そして抱き上げられ同じ目線になればスタースクリームは

「それで今から新婚旅行だ、どこに行きてぇか言ってみな」

何処までだって連れて行ってやる。という彼にアイリスはそりゃあもう決まってますと言わんばかりに答えた

「全く二人の時間を作ってやったのにどうして帰ってくるんだ」

メガトロンはそういいながらサイバトロンに新婚旅行にやってきた新婚の2人に文句を吐いた、新郎側も同じ気持ちだというものの新婦はそんなことも気にせずに彼らの母星を楽しそうに歩くのだった。

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