「もう!なにするのよ!」

彼女の声が響き渡るのは何度目かオートボットの戦士たちは苦笑いしてそちらを振り向けば案の定人間の女性に怒られるオートボット軍団の救助員のインフェルノはあの大きな巨体を縮めて申し訳なさそうな顔をしていた

「だってよォ火が出てたから」
「これはそういうものなの、言ったよね?私の研究室に入るのはいいけど放水しないでって」
「わかってるよ、けどなんつうかさぁ」
「それ分かってるって言わないんだよ、いい加減にしないとパイプ締めて放水出来ないようにするよ」
「待ってくれよ…そうなると大事な時に出来ないだろ?」

そりゃあそうだと彼女は両手を組んで彼を睨みあげる、大層困った顔の彼は正直見飽きている、インフェルノが火を見ると消さずには居られないというのは理解しているがなんとも生活のしづらい性格だろう
料理を作っている時、暖を取ろうとする時、花火をしようとした時、キャンプファイヤーの時、彼はもう全てを自身の右手に付けていた放水ライフルで消し去っていく、そして本日もホイルジャックに頼まれた仕事をこなす彼女が火を使ったと思えば彼はダメだ!と大声を出して彼女ごと放水してしまったのである
おかげてあともう少しで完成だというべきそれは完全に機能停止をして動かなくなってしまいまた1からの作成になった為アイリスも許せなくなった

「なぁ悪かったアイリス、ごめん」
「今日はもう許さないから、何回聞いたことかそもそも…」

ガミガミと聞こえる彼女の声にオートボットの兵士は苦笑いをした毎度の事ながらあのカップルは仲がいいんだか悪いんだかと
1時間ほどして随分と絞られたインフェルノが部屋から出てきては扉を荒々しく閉められたかと思いきや彼女が出てきて張り紙をした
"インフェルノ(放水)禁止" と、どうやら今回は相当駄目だったらしいなと仲間達は彼を慰めることに徹することにしたが彼は30分毎に部屋の前に行ってはまるで子犬のようなか細い声で「アイリスごめん、入っちゃダメか?」という
彼女の返事はなくインフェルノはますますその巨体を丸める、インフェルノはアイリスを心底愛しており任務や特別なことがない限り極力そばにいるものだから暇のある今傍に居られないことに対して落ち着かないのだろう

「ごめん、アイリスもうしねぇから」

時刻は20時を過ぎており、そろそろ彼女の帰宅時間である。
インフェルノの何十回目かの問いかけにようやく彼女は部屋から出てきて「もうわかったよ」と呆れた顔を見せた
彼の表情は太陽のように明るく変わりすぐさま小さな彼女を抱いた、晩御飯食べて帰ろうという提案にすぐ様司令官に許可を貰い彼はアイリスを乗せて走り出す、そんな彼を見てオプティマスはあんなに尻に敷かれて大丈夫なのだろうか。と僅かな心配をしつつもマイスターがそれも彼等の在り方ですよと教えてやった



「アイリス我慢しろって」
「む"り♡ごめっ♡♡なざ…ぃ♡♡」
「コラっそういいながら、ダメだろ?」
「らって♡…うぅ、イ、ンフェルノがぁ♡♡アッ♡」

消防車で送られるということが慣れてしまい、近所の人たちもアイリスの恋人がオートボットのインフェルノであると認知してからは驚かれることも少なくなったオルトモードの彼から降りたアイリスは部屋に入る前にインフェルノに「今日は…来ないの?」と呟いた
極力基地からは離れないように泊まることは無いようにと以前アラートにきつく言われてからは減ってしまったものの金曜日の夜はアイリスも次の日が休みなため彼を時折誘うことがあった、人間サイズ程に切り替え家に入り彼女の夕食を取る姿を見て(料理する姿は見ないでとキッチンから追い出される)洗車と称して風呂場で洗われてアイスを片手に彼女はインフェルノに身体を寄せてテレビで放映される映画を見つめていた

「なぁ…いいか?」

画面に夢中になる彼女残しに手を伸ばしてインフェルノは勇気をだして問いかければ返事はなかった、代わりに彼女は空になったアイスのゴミを彼に手渡すものだから彼は笑みを浮かべて寝室に連れ出していく

そうして普段は不器用な割にこういった時ばかりは器用な彼はベッドの上を用意していくのでアイリスは視線を逸らした
ベッドの上で広げられた防水シーツだとかタオルがいやでも目に入った時、今から彼とスるのだと嫌でも理解らされる、彼の普段は放水ライフルになっているはずの右手が普通の手になって彼女をベッドに連れていく時にはアイリスの心臓はドクドクと音を立てていた


「ほんと好きだよな、気持ちいか?」
「ッッふ、う♡はぁ…あ♡」

着替えたばかりのパジャマを脱がされてベッドの下に放り投げられ裸の状態で寝かされたアイリスはインフェルノの指を受け入れていた、抱き締めるように左手で頭を抱えられ右手で身体を嬲られる。
彼の指が動く度にくちゅ…と厭らしい音が静寂な部屋に響いてはアイリスの耳の奥に溶け込んでいく、インフェルノは耳元で低い声で話しかける、そうする事で彼女が悦ぶことを熟知しているからだ
金属の指がアイリスのナカを遊び続けていれば彼女は何度目かの絶頂の上でインフェルノに静止を掛ける、毎度のことであるために彼はそれを気にもとめず更に指で溶かしていく

「やらっ♡ふぇるの…やぁ、デちゃうから♡♡やめて、ぇ♡♡」
「知ってる見ててやるから沢山だしちまえ」
「やら♡やだってば♡ッッおねが、ふぅ…う♡♡キちゃ、ぅの♡♡」

足を閉じようと抵抗を見せてもインフェルノの金属の巨体はそれを許さずにアイリスは大きく開かされたままどうにか逃げようと腰を動かす、それを止めるようにインフェルノはアイリスの血色のいい唇を奪い舌を無理やり絡めると更に彼の太い指をきゅうきゅう♡っと悦ぶように締めるせいで彼はますます口角が緩む
くぐもった声の中でも嫌だと言わんばかりの声が時折漏れては首を僅かに振るアイリスにインフェルノは「大丈夫だからな」と声を掛けてやるが指を緩めることもやめてやる気も当然なかった、それから直ぐにしてアイリスは自分の手で顔を覆いながら指を銜えたソコは僅かな音を立ててインフェルノの防水シーツを汚した

「や!♡まって、よぉ♡イッ…ク、イッちゃうっからぁ♡♡」
「耐え症がないぞ、ちょっとは我慢しろよ」
「ごめっ♡なさ、ぃ♡」

ごめんなさいと言いながらもインフェルノの指を強く締め付けて絶頂を迎えた彼女はまるで鍋の吹きこぼれのように愛液や潮を吹いて足を痙攣させた、薄く開いた口の端から溢れた彼女の唾液をインフェルノの灰色の熱い金属の舌が舐め取りそのまま彼女のちいさな舌を捕食するかのごとく唇を重ねた、1度抜かれたと思った指は表面を1度なぞる様に撫でたかと思いきやアイリスの目を見て意地悪に笑いながらまた指を沈めた
彼女が抵抗を示すように足をばたつかせても彼に敵うわけもなく赤い巨体の隙間で白い足が脈打つように動いただけである
グズグズと鼻を鳴らして泣きじゃくる彼女に罪悪感のひとつでも沸けばいいもののインフェルノにはどうしようもない加虐心が脳神経回路を刺激した

「アイリス…大丈夫か?」
「これ…やだって、いったのに…はずかしいのに」

まるで子供が粗相をしたように汚してしまうことが嫌だった、態々シーツやらタオルまで準備をされることは羞恥心を煽られる
いい歳をした大人が幾らなんでも行為中のものとはいえ…とアイリスはいうものどからインフェルノは考えた顔をしてから直ぐにいつも通り歯を見せて笑った

「え、ねぇなにそれ」
「ん?放水ライフル」
「どうして…ねぇ、やだっや、ぁ♡♡あ"ぁ"あ♡♡」
「大丈夫、だいじょーぶだからな?漏らしてるのが嫌なら洗っちまえば分からねぇだろ」

突如右手を放水ライフルに変えた彼は放水量を調整しながらアイリスの足の間の一点目掛けて放った、敏感な陰核を水責めされたアイリスは逃げようとするもインフェルノの大きな手に両手首を押さえ付けられ顔を見て微笑まれる

「気持ちよくなろうな」


「ヒッ…ぁ♡…ご、なさぃ♡♡も…むり♡らか、ら…♡」

インフェルノが見下ろす先にはぐったりと身体を横たわらせ足を震わせる彼女がいた、軽い水溜まりを彼女の下で作って足の付け根はべっとりと透明の愛液で汚され防水シーツも重たくその液体と水を吸って色を変えていた
顔中のありとあらゆるモノを溢れさせた彼女は日中の自身を叱りつける姿などそこにはなく、ただ貪られた1匹の雌でしか無かった、インフェルノはこの姿を見る時火を見るよりもずっと堪らない感情が機体の中の回路を駆け巡る感覚を覚えていた
虚ろな彼女の瞳を覗き込んで もう我慢出来ないと言わんばかりの青い炎を宿したような彼のスカイブルーのオプティックが彼女をみつめる
ふと散々いじめられたその箇所に異なる熱と質量が充てられていることを感じたアイリスは顔を逸らす他無かった、ここまで来て彼に待てを命じても聞くはずがない事は熟知している為受け入れる他ないのだ

「アイリスいいよな?」

彼女の足を持ち上げるインフェルノの声は熱が籠っていた、未だ引かない熱を持った彼女は目を閉じて頷けば彼は勢いよく自身のコネクタを一気に最深部まで進めた

「あ"あ"ッッ♡♡お"…っくぅ♡♡」

唸るような彼女に興奮して乱暴にピストンを始める、いくら縮んだと言えど普通の人間より随分と大きな彼のモノも当然アイリスからすれば十分大きく苦しいものであるがそれを受け止め慣れたせいか快楽が頭の中を支配していく

「ッッフェルノっ♡おっ、んぉ♡きもち、ぃ♡」
「オレもスゲェ気持ちいいぜ、もっと気持ちよくなろうな」
「ひぁっ!♡ふっ…かぁ、い♡しきゅうっ…とど、いて…ゅ♡」

太ももの裏に手を回されたかと思えばそのままマングリ返しのような姿勢にされてインフェルノのコネクタがアイリスの眼前でギリギリまで抜かれていく黒地に赤いラインが所々入った明らかな人間とは違う生殖器はアイリスの愛液と彼のオイルでべっとりと濡れている
よぉくみとけよ。と挑発的な顔で言った彼にアイリスはまるで催眠でもかけられたようにコネクタに釘付けになればバチュンっ♡と音を立てて突き入れられる、そしてズリュリュ♡と淫猥な音を奏でたと思えばまた抜かれて入れられてとゆっくりと…だがしかし激しい抽挿が続けられる

「あ"ッ♡♡おぉ"♡♡」

獣のような激しい彼女の声はインフェルノをさらに興奮させて何度も滑りの良くなったそこをいじめ抜いてやるがそれもそろそろ互いに限界だと表情を見て感じとればインフェルノは繋がったまま力ない彼女を抱き上げて向かい合わせになる

「い、ふぇの」
「一緒にイくからな」
「…うん♡」

彼女の細い腕がインフェルノの首に回されてキスを強請る、生意気かつ否定ばかりしている彼女も毎度接続の後半ともなれば意識が朦朧としているようで素直で甘えるようになるのが愛らしいと感じた
先程とは違う形で深く繋がるそこに2人して更なる快楽と満足感を感じて舌を絡め合いながら腰を揺らす

「そろそろ射精そうだ」
「ンッ♡…いい、よ♡わたしも、イクから♡」

ウットリとした彼女の瞳にはインフェルノしか映っていない、その事実だけが彼を興奮させて強く彼女の細腰を掴んで食らうように激しく動かす、彼女の唾液を望むように口付けて身体を抱きしめてインフェルノは射精する準備をした
アイリスも同じように必死に彼の機体に足を絡ませて応えるように口付ける

「射精すからなッ受け止めてくれよ」
「んんッ♡♡わ、かった♡♡すきっ、インフェルノ♡だいすき♡」
「あ"あっオレも愛してるッッ、ぐぅ…♡」

ドクドクっ♡とアイリスの最奥に放たれたオイルの余韻を感じながら繋がる恋人を見下ろせば彼女もイッたらしく、ぐったりとしたら表情でインフェルノに寄りかかり目を閉じた
愛らしいと感じながら彼女の身体を撫でればぴくっ♡と反応を示すものだからインフェルノのは思わず終えていたはずの自分のソレ柄反応してしまう

「オレは悪くないんだ、そう…火は消さなくちゃならないタチなだけなんだよ」

意識を落とした彼女を見下ろしながら言い訳がましくインフェルノはそう呟いて彼女の体をまた貪った、中々この火はしつこくて消火しづらいと感じながら
きっと翌朝いつもの様に彼女に怒られるとわかっていながらも止められないのだった。

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