人間であるが生活必需品に趣向品などプロールは彼女に絶え間なく与えた、万が一にも彼の傍を離れないようにする為であり自由を与えていてもそうしてやれは彼女は部屋から滅多に出ないのだから彼にとっては従順ないい恋人だった
「記念日、記念日、プレゼント…なにしよう」
ベッドの上で彼女はぶつぶつと独り言を零しつつデータパッド内の雑誌を眺めていた、珍しく彼女が眺めているのは車雑誌である
特段車が好きでは無い、単純に恋人を思って眺める彼女はもう時期彼との交際記念日だと思い出しプレゼントには何をしようかと悩んでいたのだ、ふとページを進める手を止めた彼女は目を輝かせる「こ…これだ」と呟いた、そして視線を商品の横に記載されてる小さな説明欄に移動させる
1.10.100と0の数字を数えては顔を青白くさせつつ慌てて立ち上がり彼女はプロールに与えられた貯金箱を振ったあと自身のカバンに入れていた財布を取りだし逆さに向ける
「足りない」
プロールは毎月決まった金額の小遣いをくれる、その金で彼女は日頃の雑誌やお菓子やらを購入していた、記念日まで一ヶ月だがひと月の小遣いでは到底足りない、とはいえ彼に小遣いアップを頼むなど言語道断
うんうんと唸る彼女は顎に手を添える、他のプレゼントにすればいいと思いつつもやはり一度目についたそれは頭から離れられず彼女は珍しく街に飛び出してマカダム・オールド・オイル・ハウスに来店した
「Heyアイリス、珍しいな引きこもりがやってくるなんてプロールに愛想を尽かしたのか?」
「まさかぁ反対だよ」
「惚気なら聞かないぞ…ってまぁないか」
「語ってあげようか」
「勘弁してくれ営業妨害にするぞ」
アイリス専用に用意してくれている階段を登りカウンター席の一席に腰かければ鮮やかな水色が眩しいマスターは軽口を叩きつつ一人で店を走り回る、当然彼女にもキープしているぶどうジュースを差し出して
「それで本気でどうしたんだ」
「雇ってもらいたくて」
誰が誰を?とブラーは問いかければ彼女は嬉しそうに悪びれもなくあなたがわたしを。といった為彼は手で追い払う仕草をした
そんな彼にどうしてと言われてもブラーからしてみればアイリスのこと自体は悪くは無いがその後ろにいる恋人が駄目なのだと伝えてやる、万が一があればこの店は秒で潰されブラー自身も独房にぶち込まれると安易に想像がつく、それほどあの男はこの恋人に夢中なのだ
「別にバイトしなくてもプロールに頼めば問題ないだろう」
「頼めないんだよ」
「お菓子の買いすぎだから?」
確かにちょっとぷくっとしてきたかもな。なんて彼は言いながらも彼女にチョコレートを差し出しては離れ際に丸く柔らかい頬を指先で突いてやった
「もうすぐ記念日なんだよ、あげたいものがあるの」
その言葉にまた"記念日"かとブラーは感じた、人間とサイバートロニアンの時間が異なるせいで彼らからしてみれば数ヶ月に一度のレベルだと感じながらも実際は一年に一度だけの彼女は大事な事だという、ブラーも熱い愛を経験したことがある男で恋人が自分を想い悩ましく選んだプレゼントを送ってくれるということは大変嬉しいものだと知っていた
彼女は持ってきていた電子パッドから先程見ていた商品をブラーに見せると彼は小さい画面をまじまじと睨みつけ「たっけぇ…」と呟く
「だからバイトしたいの、雑用でも何でもするから」
「協力したいのは山々だけど生憎まだこの店は閉店予定は無いんだよ、悪いなアイリス」
「だよね、はぁ…株かギャンブルするしかないかなぁ」
絶対向かないからやめときな。と優しい助言に彼女は自分でもそう思うと返事をしてストローに歯を立てた
店を出てアイリスは悩んだ、サイバートロンでの知り合いなんてオートボット…それも気軽に話せるだなんてさらに限られているのだ、近頃はみんな商売を始めているため働く場所自体はありそうだが如何せん人間は雇用が難しいだろうと察した
ふと下を向いて歩いていれば彼女の前になにかが立ち尽くす、ごめんなさいと避けようとすればその相手は「バイトしたいんだって?」といった
「えらく機嫌が良さそうだな」
「うん、新しいことをするのって楽しみだもの」
ある日機嫌良さそうにベッドの上でなにかの用意をする彼女にプロールは電子パッドで仕事を進めつつ問いかけた
また何かしら新しいものでも買ったのだろうと気にしないのは彼女がプロールにとって信頼に足る人間だからだ、多少頭の方は良くないが命令に従順で一身に彼を愛する姿は堪らないものだった
「それで何をするんだ」
「バイト」
「そうか…」
そうか………と呟いたあとプロールは慌てて彼女を見た、約20m程先にいる彼女は「この制服かわいいよね」といって広げてみせた
プロールが電子パッドを握る手を強めたせいか鈍い音が手元で聞こえた、平静を保ちつつ彼はどういうことかと説明を要求すれば彼女は悪びれもなく
プロールにばかり仕事をさせて自分は家に引きこもるというのは問題では無いのか?オマケに社会経験も浅いのでもういい歳をした大人であるのだから自立精神を少しは持たなければならない、ともなればバイトから始めてみよう
と鼻息荒く説明をしてプロールを見つめた、その目はキラキラと輝いておりプロールは彼女の無垢なその瞳が好きであるが今だけは苛立ちさえ感じられた、何故自分の傍から離れようとするのかとブレイン内で考えが浮かんでは消えていく
「お給料も高いし制服かわいいしお仕事の内容も"お客さんの膝の上に乗るだけ"っていってたから楽だし短期間だけしようと思ってね」
「そうか……そうか、アイリスお前が馬鹿なことはよく分かった」
プロール??と彼女が小首を傾げ彼を見つめればプロールはまるで機械のような笑みを浮かべて「是非俺にもそれを着て接客してくれないか?」といった
「改めて着るとこれって、なんか恥ずかしいね」
そういって笑う彼女にプロールは自分が彼女を縛り生かしてきたとはいえあまりにも危機感を覚えていないのだと感じた、短い下着の見えそうなスカートに如何にも相手の劣情を煽らんとするニーソックス、胴体を隠す布は切り抜かれたように無く襟と袖だけのそれは完成品であれば給仕服のようなエレガンスさを感じられるだろう、そして丸出しの腹に胸元を隠すわ黒いレザー調のビキニだけだった
頭にフリルのカチューシャを付けては完成だと笑う彼女に縮小したプロールは深い排気をついてベッドの上に腰掛けて膝に乗るように伝えた
「かわいい?」
「あぁ似合ってる」
バイトを初めてもお店には恥ずかしいから来ないでと告げる彼女に本気で仕事について理解していないのかと制服を見つめながら思う
まるで彼女の服装は男を誘う娼婦のようだと人間や衣類に詳しくない彼でも思う、そもそも働かずとも困らない生活であるのにその選択をしたことに対しても苛立ちを感じつつ彼女を背後から抱きしめてやれば彼女はそんな気も知らずにこれからの職場の話を続けていく
「店長さんのね、お膝に乗ったら"これならきっとお客さんも喜んでくれる"って言ってくれたの」
チップもあるから結構稼げるかもしれないと語る彼女にプロールは苛立ちを強く感じ突如彼女の胸に手をやり乱暴に掴んだ
「へ?え?プップロール?」
「まさか制服まで着て見せたわけではないだろうな」
「えっ、あ♡きっ着たよ…ぁ♡採寸もひっ、ひつよ…ぉだったし♡やめっ、プロール?」
両胸を鷲掴んでは布越しに刺激を受けてゆっくりと勃ちあがる先端を指先でカリカリ♡と掻けば彼女は背を丸める、プロールは彼女の身体を知っているどころか何も知らなかった身体に自分を叩き込んでやった
そのお陰で彼の手であれば簡単に悦ぶ彼女に今ばかりは苛立ってしまう
自分以外の前でこの格好をして更には膝に乗った、本当にそれだけで済んだのか?仮に済んでいたとしても彼女の危機感や男への警戒心のなさはプロールの怒りを増やす
「お"♡やっら♡ひっぱ、んな…いで♡♡」
「こんなに弱い乳首で客の上に座るのか?いじめてくれと言ってるようなものだなアイリス、どうするんだ?接客なんだろう?」
「ち、が♡こ…んなじゃ♡ない、もん♡」
「違うわけないだろう、全くほらみろ布を押し上げてまで浅ましく勃たせて」
プロールにそういわれ視線を下げれば確かに布を押し上げた彼女の二つの突起はプロールに触って欲しいと主張していた、だがしかしそれはプロールがそうして
「んぅ♡う"っう♡」
キスで思う様に出ない声の中プロールは乱暴に彼女の狭い口内を荒らしてググッ…と限界まで引っ張ったそれを離しては先端を指先で擦ってやる
大きな彼女の瞳が涙と快楽に塗れているのをみて満たされていく感覚を味わいつつ指の腹で擦り続けてやれば声にならない声をあげた彼女が背中を反らし絶頂した、その強い快楽に耐えられずにおもわずプロールの舌に歯を立ててしまうも金属の彼にとっては痛みどころか僅から快楽となり誘うのが上手くなったものだと感心してしまう
ぐったりと彼の背を預けるアイリスの腹を撫でながらもプロールはその手をゆっくりと下ろしていく
「俺以外にこの肌を晒して、こんな破廉恥な服を着て、それでお前は賃金を得るということがどんな意味がわかるか?」
「わ…わから、ない」
アイリスからしてみれば何故プロールがここまで怒りを顕にするのか理解が出来なかった、実際に声を掛けてくれたネイルは様々な種族と生活を共にしておりアニマルセラピーのように相手の話を聞くだけでお触りは完全厳禁の健全な店であったからだ
「そんなに金がいるなら小遣いを上げるからやめろ」
「そ、それはダメ」
「どうしてそこまで拘る」
「…プロールには内緒」
彼からの提案を跳ね除け事実を言わぬ彼女は子供が拗ねるように顔ごと視線を逸らす、プロールは歯を食いしばればギリリといやな音がしたもののそれならば仕方ないと呟いた
理解してくれてよかったとアイリスが安堵した表情でプロールを見上げれば彼のオプティックは酷く薄暗い青色の光を灯した
「あ"あっ♡♡や"ぁ♡もっっ…お"っイクッ!…う、あっはぁ〜〜ッ♡♡」
グチュグチュと響く音はアイリスの下半身からで彼女の足の間に沈むプロールの手は止まることなく規則正しくピストンを続けた、逃れようとしてもプロールは膝の上にいる彼女の腹に腕を回し逃さないように強く抱き締めては弱い箇所だけを入念に苛めた
顔ごと上向きに逸らした彼女はだらしなく犬のように舌を突き出す様は完全に雌犬の様でプロールが自身が汚れようがシーツに飛び散ろうがどうでもよくただ彼女に教え込まねばならない一心で指を動かしてやる
「ぷ、ろ…る♡おねが…ぁ、ゆび…も、やら♡♡ごめ、なさ♡♡」
「謝るようなことをしたのか?なんだ?他の男にもこんな事をされてたと?」
「ちが、ぁ♡♡やだっやだ、ぁ♡もっぉ、イキ…たくな、ぃ♡♡」
「別に我慢をすればいいだけだろう、店でそんな風に言ってたらまともに賃金を貰えないぞ」
口端を持ち上げて笑うプロールはアイリスの臍の下を何度も指の腹で押しつつナカに沈めた指で外側に向けて叩いてやれば両側からの刺激に耐えきれずアイリスは悲鳴のような声を上げる
子宮の奥がプロールのコネクタを求めるように媚びているが彼は指での責め苦を止めるつもりは無いらしい、背を丸める彼女だが金属であり縮小したといえど人間よりも優れた体格をする彼に勝てるはずもなくまるで人形のようであった
「ひ……ぁ♡ぁ…」
「全く粗相迄してどうしようも無いな」
「ご…め、なさ、ぃ♡」
干からびそうなほど彼に嬲られたアイリスは身体に力が入らずにプロールの膝の上で弱々しく謝罪した、普段とは違う格好と行為に少なからず興奮したプロールは指を引き抜き終わり際にピンッ♡と陰核を弾いてやれば彼女は身体を震わせた
ふとプロールは自身の足に触れる細い指先を見つめる、アイリスは振り返りプロールの名を呼んだ、それが合図であることを理解してプロールは当然応じてやることにした
「ちがっ♡い"っ♡♡これ、じゃ…なっ♡」
「お前が働くことに俺なりに協力してやろう、聞くに接客業らしいが先程から俺ばかりが尽くしてやってるが本来はアイリスが給仕する役目のはずだ…そのための制服だろう?」
「ッッで、も♡こ…ァ、なの…っお♡♡」
「普段通りしたらいいだけだ」
プロールの足の間で伏すアイリスの前にコネクタを差向けるも彼女はそれを慰めるよりも自身の下半身を気にして一向にプロールのものを奉仕しようとしなかった
無機質な機械音が彼女の足元で二つ鳴り響く、如何にもなコネクタに似た人間向けのバイブを咥え更には小さな機械を敏感な陰核に貼り付けられたアイリスはそこに夢中になっていた、そんなどうしようもない彼女にプロールは手を伸ばして振動するバイブをギリギリまで引き抜いては勢いよく最奥まで突き立てる
「お""ッッ♡♡」
「はやくしてくれ俺も溜まっているんだ」
頬に彼の濡れたコネクタを押し付けらればべっとりとオイルが付着する、アイリスは自身に襲い来る快感にどうにか抗いつつ自分に教えてくれる優しいプロールの指示に従い必死に舌を伸ばした
「っ…♡」
「そんなやり方は教えてないだろう?普段通り下品な娼婦の様に咥えて搾り取るんだ」
最低な言葉遣いで彼女に伝えるプロール、アイリスは下品になんてしていないと言い返したいものの全て彼に教えられたのだから彼がいうことは全て正しいとも感じた
出来うる限り快感から逃れようとして腰を引かせると自然と尻を高く持ち上げさらに雄を誘うようなポーズをする彼女にプロールはこれも教えられたのかと疑問を抱きつつ頭に手を這わす
ぴちゃぴちゃと仔犬のように舌を這わせて先端にキスを送り両手で太いコネクタを掴んでは手を動かす彼女の姿は健気でありプロールしか知り得ない彼女の姿であった、散々彼に愛され泣いて彼に教わったことだけをベッドの上で見せる彼女を他の男達が見た(または見る)となれば全身の神経回路が飛び出してシャットダウンしてしまいそうであった
アイリスの視線の先にはプロールがいた、悩ましい表情は快楽かはたまた別のことか分からなかったが彼は少なくとも今日は苛立っていることは気付いていた
時折アイリスの頭を撫でる手を奥に伸ばしてはバイブを抜き差しして反応を見たり、その反対にコネクタへの刺激のせいか快楽を混ぜたような苦しい顔をしたりと愉快なものだ
「口内に射精すぞ」
「ふ、ぅ…ん」
僅かに頷いた彼女にプロールは頭を掴み押さえ付け狭い喉奥に流し込んだ、苦しいながらも何度もそれを受け止めてきた彼女はそれにさえ快感を得てうっとりとした表情でプロールの生殖オイルを口で受け止めた
ゆっくりと引き抜いた彼が良しと言えば飲み干して汚れた彼のコネクタを舌先で綺麗にしていく
「んぅ…あ♡あっ…♡」
「全く人のモノを咥えて喜んでいるような女が他人の膝に乗って仕事など到底できるわけが無い」
「っは、ぁ♡ぷろ、ぅる♡♡らめ…ァ、またっ…きちゃう♡♡」
「相手のことも構わずに絶頂もする、おまけにマーキング癖もある駄犬だな」
「ふぅー…ぅ♡ふうっ♡♡」
ずちゅっ♡ずちゅっ♡とアイリスの腟内を支配するバイブを抜き差ししてやりながらプロールは言葉を続けていくうちにアイリスは絶頂を迎え同時に潮を吹き出した為ベッドシーツの色を変えてしまう
腰を高くあげプロールのコネクタに顔を寄せて身体を震わせる彼女に彼は呆れを感じつつ引き抜いてやり、甘イキさせ続けるローターも外して電源を消し投げ捨てる
「バイトを辞める気は起きたか?」
再度膝の上に乗せたアイリスに背後からそう問いかければ彼女は首を横に振った、普段であれば言うことの聞く彼女がここまで強情なことに苛立ちを感じつつもプロールは「それなら仕方ないな」と告げて両腕を片手でまとめあげて彼女の足の間に置いていたコネクタを擦り付ける
期待しきった彼女は挿入されるのだと考えているがプロールは自身の言うことを聞かない存在に望まれたことを提供するほど優しい性格では無い
「な…んで♡…あっ…ちがっ♡」
「俺もあぁいう店を仕事の関係で行ったことはあるが大抵"本番禁止"らしいからな、今日は接客をしてもらってるんだいわば客と店員の関係では出来ないだろう」
「やら♡クリッ…あたるの♡♡や、ぁ、ちゃんとシて♡」
「そんな風に言ってたら仕事が始まった時も強請るのか?誰彼構わず股を開くなど俺は許さないぞっ」
「ああっっ!」
プロールは挿入せずにアイリスの表面だけをなぞる様に滑りの良くなったそこにコネクタを擦り付ける、時折滑りが良すぎて先端が彼女の入口とキスをしてもそれは知らないフリをして彼女の腰を片手で揺らしてやる
「バイトは辞めるか?」
「っ、やめ…な♡…ぃ♡」
「チッ…何故そこまで働きたいんだ、俺の傍からそんなに居なくなりたいのか」
熱の高まるプロールは小さく言葉を吐き出しては挿入はせずとも滑りの良くなったそこに快感を感じ排気音を強くしていく、首筋に当たる熱を感じながらプロールの興奮に充てられてつい自信の気持ちいい場所を押し当てる彼女のプロールの視線がまじり合えば二人して堪らずに絶頂を迎える
びゅっ…♡と吐き出た彼の粘着性の高い蛍光色のオイルは彼女の支給された白いニーハイを穢した、二人して肩で息をするようにぐったりとする中でアイリスの手を解放した彼の手がアイリスの腹に回る
そして冷静になった彼は弱々しく彼女に呟いた
「そんなに…仕事をして俺から離れたいのか?好きなやつでも出来たのか」
「俺が君を縛り付けるから嫌になったのか?」
「ブラーの所にも雇って欲しいといってたらしいじゃないか」
俺のことがもう…
そこまで弱々しい彼にアイリスは重たい体ながら振り返るもまるで捨てられた拗ねたようなプロールがいた、顔を見られたくなかったようで抱き締める腕を強める彼にアイリスはもう観念するしかないと思い記念日にあげたいものがあるのに小遣いでは足りないので社会経験ついでにバイトをしてみたかったのだと告げた
「何故言わなかった」
「いうとサプライズにならないよ」
「てっきり俺は」
「私はプロールから何があっても離れないよ、だってこんなに私の事好きでいてくれる人あなたしか居ないし」
こうやって気持ちいいことも好きだと言ってくれるのも。といえば彼は驚いた顔をしておりアイリスはその唇にキスをして身体ごと振り返りその細い両腕で金属の恋人の身体を抱きしめて頬擦りをすればプロールも彼女に絆されてその背に恐る恐る腕を回し頬を緩めた
「でもそれと別で…ちゃんとシたいな」
接客は苦手だからあなたに任せることになるけどと恥ずかしげに告げる彼女にプロールはオプティックを縮小させたあとすぐに元に戻して「生憎俺は得意なもんでな」と軽口を叩いて膝の上からベッドの上に彼女を変えてやる
「今日はいつもよりずっとイッてたがここまで濡れてるとはな」
「まっ…まじまじ見ないでよ、プロールが…その、気持ちいいことしてくるからだよ」
「恋人冥利に尽きるな」
仕切り直しだと言わんばかりに彼女の足を開き眺めたあとプロールは先程と打って変わって優しく甘い恋人のようにキスをする、それまで上手く甘えさせて貰えなかった彼女も腕を伸ばして彼の首に腕を回しては誘うように頬にキスをして笑みを浮かべ誘うものだから彼は堪らずに奥まで勢いよくコネクタを叩きつける
「あ"っ♡あぁっ♡…はげしっ、ぁ♡はぅっ♡」
「はぁっ、普段より狭いが興奮してたか」
「だっ、て♡いつも…ぉ、よ…り♡いじわるっン…だから」
「困った奴だ、本気で男のことを分かってない」
「んぅっ、わか…ない♡♡ぷろー、る以外…きょ、みないし♡♡」
パン♡パン♡と金属が肉を打つ重たい音が聞こえる、激しい抽挿のせいで彼女には痣を作るかもしれないというのにプロールもこの日ばかりは冷静でいられず欲望をぶつけ続ける
互いに目の前の恋人以外知らないのだから滑稽で互いに重たい感情を持ち得ているのに受け止めているのだから不思議なものだった、だがそれが愛なのだろう、抽挿を繰り返す中互いの視線が絡めが自然と唇を重ねて抱き締める
「は"ぁ"っ♡イクッ♡イクの♡う"…うぅ"♡♡」
「俺はまだだからもう少し付き合ってくれ」
「や、ぁ♡イッたの…止まっ、て♡あっ♡アァっ♡ふっ…か」
絶頂を迎え震える彼女を抱き上げて対面座位の状態でプロールは彼女の腰を掴みさらに奥まで進めた、先程よりも深く刺さったコネクタにアイリスは堪らず彼の胸元に身体を預けてただされるがままでありながらも抱きしめられた腕や頭上で聴こえる激しい吐息、そのどれもが心地よく感じた
「アイリス…ナカに射精すぞ」
「う…ん"♡♡ぷ、ろーるのっ、ぁ♡ちょ、だい♡♡」
「こっちを向け」
「んっ…ぅ♡はぁ…ぁ」
プロールがアイリスの子宮にコネクタを押し付けながら射精すると同時に彼女の唇を塞いだ、彼のものが収まる頃ようやく貪るようなキスを終えて離れた唇に互いの唾液とオイルが混ざった糸が二人を繋いで離した
アイリスは嬉しそうに彼の背中に腕を回せばプロールも優しく受け止めて背中に腕を回した
行為を終えたアイリスは汚れた制服を脱ぎながら後処理をするプロールを見つめ呟いた
「あのさ、今日のプロールちょっと激しかったけど実はこの服気に入ってくれた?」
バイトをするしない云々の前にもしや意外と彼も俗なところがある普通のサイバートロニアンなのかと察して問いかければ
「………まぁ」
と大変重苦しい返事が戻ってきた為アイリスは嬉しそうな表情を浮かべてこれとは別でなにかネット通販でもしてあげようと笑みを浮かべた
そんな此所と裏腹にプロールは彼女に声をかけたネイルについて調べつつバイトをしたいのならばブラーに一度掛け合ってやろうと考えつつ客の膝に乗る仕事はやめておけ。と最後の警告をした
「うん、その代わりプロールのお膝に乗ってあげるね」
「…勘弁してくれ」
満更でもなさそうなことはアイリスにはわかっている、なぜなら顔を逸らす彼の口元は僅かに緩んでいたから
記念日までに用意できるのかと不安になりつつもきっと渡せば静かに笑みを浮かべ「ありがとう、大切にする」といってくれる彼を想像しては彼女は嬉しくなるもののプロールはそんなことを知りもせずに彼女の仕事について悩むのだった。
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