キルア





「…いい……よ?」


白いシーツの上で2人とも正座をした、桃色の唇から小さく見える舌が動いて甘いように感じる薬のような声が耳に入った
ドクドクと感じるリーリェの心臓付近、いや、胸に触れたキルア=ゾルディック(12歳)は自身が普段冷静沈着であるはずなのに今、自身は動機も呼吸も少しずつ荒くなり、目の前のことに困惑しているのがよく分かっていた


「…私、キルアと…えっち…していい」

そう迫ってきたリーリェ・シャルドーラ(11歳)とどうしてこうなったんだと思わず思いたくもあるが、それは建前でもあり本音は好きな女の子とのソレに興味があって仕方が無い
ゴンは二人と違い何故か女の人とのデートなど様々な経験があったことが理由だろう、キルアはいままで暗殺業ばかりだったことに女性とは縁はあまりなかった
それこそ歳の近い少女はリーリェくらいであり
興味がなかったというのもある、だが今現在は違う


「なっ、なにいって」


自分の毛が栗立つように感じ、心臓が跳ねるように動いた冗談ではなく真剣にいうリーリェに恐れを軽く抱いて、そして初めてになるその行為を大切にしたいと思ってしまっていれば、ベッドに寝かせられ彼女特有の能力を発動して黒い影は拘束した


「キルアは私もきらい?」

私も。その言葉に少しだけ心が痛んだ
ゾルディックの家は嫌いだそれに関わりのあるものも、それでも彼女とたった一つ大切にしてるアルカは違う、リーリェの顔は悲しそうに泣きそうだった、兄である時のように優しくいう


「そんなわけないだろ、俺がリーリェを嫌いになることなんか有り得ない」

「……ほんと?よかったぁ」

心底幸せそうな顔で微笑んでいうものだから絆されていれば服がはだけさせられる、子供の割には大人顔負けな筋肉をつけているキルアを見て女の欲求が溢れたのか唾を飲み込む姿をみた
こんな状況下でも男というものは単純で素直な生き物なことに呆れを生じる、兎も角自分の下半身は真っ直ぐと天を向いていて、普段と違うリーリェという少女の女の姿に興奮をした


「キルアのお肌真っ白、お人形みたい」

「やめろって、てかリーリェこれ外せって」

「だめ、キルアそれ外したら行っちゃう」

寂しそうな顔をされても当たり前な話だった、これではまるで強姦ではないかと文句は言いたくなるが、正直褒美のようにも感じてしまう
時折素肌にあたるリーリェの長い髪の毛が擽ったく触れる、気づいたのか目を合わせたリーリェは首をかしげたあとにわかったかのような顔をして解放をされるのかと思いきや、着ていた服のファスナーを全部下ろした
僅かな膨らみが薄い布に隠されながらも白い肌がはっきりと見える、腕につけていたアームカバーも丁寧に外していき
ズボンと靴下にチューブトップ型のブラになったリーリェをみて、いよいよ始まってしまうと思った時にリーリェはいった


「…キルアがほんとに嫌なら私、しないよ」

動きを止めてしっかりと発言した


「私、キルアが好き…アルカちゃんにも、イルミにも…ゴンちゃんにも…譲ったりできない…私が女の子だから、こんなの出来るだけだけど、キルアが嫌なら私しない…キルアに触れたりしないから」

そう言われてゆっくりと拘束していた彼女の影が溶けて行った
そう言われてしまえばどうしようもないでいた、当たり前な話リーリェを嫌いになれるわけもなく、この行為を最後までする勇気もまたあまりなかった、自分の臆病加減はここまで来ているのかと思えば嫌悪以外の何物でもないが、リーリェのその瞳を見つめれば決心して起き上がり細い手首を掴んだ


「俺だって、好きに決まってんだろ!」

そういって唇を小さく重ねる、甘い砂糖菓子のような味にまるでマシュマロのように弾力のある柔らかな唇に吸い付くように味わうように求めてしまう
初めての行為に溺れるように何度も重ねて、互いの赤い舌が絡み合う、薄らと瞳を開けた先に必死に答えるリーリェの目尻に涙が溜まっていた

「ぁっ、キルア?」

「…俺、初めてだから痛くさせるかも」

「わかってる、その痛さも全部キルアからのなら私大丈夫、怖くなんてないもん」

いつものように変わらない笑顔でいうリーリェにキルアは頭を撫でた、怖がらせないように男と違うことはよく理解していて、女にどれだけの負担が行くかまでは想像も出来ずに、恐る恐ると壊れ物を扱うように丁寧に
少年少女であるが体の違いを互いに再確認しながら触れ合う

「痛いか?」

濡れているそこにゆっくりと中指を入れればスンナリと入ることに安堵した、痛みも無かったのか案外普通の顔をするリーリェにキルアが逆に驚いた

「ううん?変な感じ…ナカに入ってるってこんな感じなんだ…」

暖かく滑るそこに大して互いに感想が出てしまい、きっと子供ならではの行為だからだろうか
少しずつ指を動かせば心地よさそうな声が出て、リーリェの指先に力が篭もりシーツを握っている手を取りキルアは左手を絡めた


「きるっ、ぁ」

「痛い?気持ちいい?」

頭がパンクしそうなほどだった、痛いのかそれとも心地よくて名前を呼んでくれているのか、もし痛いのならばやめてやりたい
文句を言いそうな下半身はトイレで沈めればいいだけのことだと言い聞かせてはリーリェを見つめた

「もっとしてん、い、いよ」

「わかった、じゃあ指増やすな」

そう言われて慣れてきたからか余裕の出てきたリーリェのそこに指を増やせば声がまた一層出てくる、まるで蜜のように甘いその声に溺れそうになるのではないかと思えてしまうほどに心地よくなる


「っ!あぁ!!」

より一層高くなったその声に驚くがトロりと蕩けたその瞳を見てココが一番気持ちのいいところなのだと理解して、1点だけを攻め続ければ中が痙攣するかの如く強く締め付けては指を刺激した

「っやっぁ!ンッはぁぁぁきるっなっんかへっんなの!」

「大丈夫だから、俺に抱きついて」

リーリェの頭を包み込むように抱きしめてナカを刺激していけば大きな声を上げて蜜は溢れ出した、惚けた顔をしているリーリェをみてイったことを理解して頭を撫でればまるで褒められた子供のように嬉しそうに笑うものだからつられて笑う


「キルアのほしい」

「いや、俺は別に」

満足してくれるかと思いきやリーリェはまだ求めてくるとは思わなかった、これ以上は本当に理性が飛ぶ所の話ではなくなる
リーリェの初めてを大切にしていたかった、だからこそ今のキルアは自分でない方がいいと思いそう言ったが、また腕を取られて転がされる

「だめ」

「ダメはこっちのセリフだバカ!」

「キルアと一つになりたい、私キルアとの赤ちゃん欲しいの」

その言葉に固まる、確かにリーリェは子供を作れる体に進化しているかもしれないが、まだ互いの歳を考えてはうんともすんとも言えないわけで

「ガキがガキ作ってどうするんだよ」

まるで親がいいそうなセリフをキルア自身が吐くなど思いもよらないだろうが、彼は根は真面目な少年である
好きな女の子に対しては大切にして、ちゃんとした道を歩みたいと願うのは当たり前のことなのだろう


「キルアとの関係が確かになるなら、なんだって欲しいよ」

きっと今この目の前の彼女だから彼にとって許せる言葉だったのだろう、面倒でネチネチとしている女特有のそれらに嫌気がささないわけもない
リーリェの指がゆっくりとキルアの肌に触れて腹を撫でそして腰を触れ流れていけば膨らんだそれを刺激する


「私、子供だけど馬鹿じゃないから」

真剣な瞳でいう彼女の対してわからないわけもなかった、わかっているからこそダメだと咎めたのに、それを無視する
警告音が鳴っているというのに、その音を無視して獣のように本能だけが飢えを凌ぐための方法を望もうとする、喉を潤わせるために相手の首に噛み付いて肉を食らうように
欲求を解消させるために望むかのように、けれどそんな冷たいものではない、甘く優しく悲しい程に求めたくなる
太陽を求めるように自分が自分だと認めるように、女と男としてのそれを飲み込んだ


「きる、あ」

「ごめん、痛いか?」

「…ううん、キルア」

「なんだ」


繋がりあったそこを見合った、おかしなものに見えて仕方がない、こんなに狂ったような繋がりさえも互いに心地よくて堪らないというのだから人体は変わっている
蕩けた柔らかな瞳が見つめてくる心地よさを感じながら指を絡めながらシーツに埋もれていく


「好き、私昔からずっと」

何も知らないからそういうのだと言いそうになる、いつも優しい現実に目を背けそうになる三人でいる時も、大切な妹のことに対しても、そして目の前の人に対しても
全てはフィクションでいつか人魚の涙のように海に紛れて分からずに幸せだと思う時に夢を覚まされるような


「…泣かないでキルア」

「な、泣いてない」

「私変わらないから、ずっとキルアが好き誰よりもあなたが好き」


繋がり動きあう度に音を立ててそこの繋がりを教えてくる、怖くなりそうな程の暗闇に埋もれそうだと思えて、痛いほどに手を繋いだ
いっそ溶け合えば幸せでいれるのに、苦しみあって求めあってそれでもまだ生きたいと愛したいと願うような、愚かな狗の様



「俺も、俺も好きだから」

好きと何度も言いながらその奥を抉るように貫く、互いの体液が混じり合い
涙と唾液が混じりながら互いの名前を求めるように呼んで泣きながら愛を喰らい尽くすように生きた。



「…私のこと、壊してキルアちゃん」

涙で滲んだ世界の中で彼の瞳は美しく輝いた、重ね合わせる唇の心地良さに瞳を閉じて愛を語る
愛してる、愛してる。と何度も思いながら壊れる彼の表情に頬を緩めて
彼の苦い白濁液がナカに注がれて、ああこの人のことを世界が歪んだ果てでも手放さないわと思いながらまるで見捨てられるのが怖いというような顔をして抱きしめてくれる彼を愛するのだ、永遠に1人だけで愛を育てる








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