気づけばすっかり辺りは暗くなっていた。これから、ミッドガル・エッジと呼ばれるようになった場所で店を開くための準備をしているがなかなか思うようにはいかない
必要な物資を揃えるだけで何日費やす事になるのか全くわからない
先行きは、明るくないな
と思いながら、ミッドガルのシンボルであった壮大な建物の落としたより濃い影にクラウドの姿は消えた
少し前までは見慣れたはずのミッドガルの街も神羅に所属していた頃とは全然違っていた
あの頃は、何も考えていなかった
本当に、何も考えた事などなかった
漠然と強くなりたいとは思っていたが、どうやってどんな強さを手に入れるかなどといった想定はしていなかった
単純に、ソルジャーになれば強くなると思っていた自分の若さが少し懐かしく感じる
あの日の衝撃に耐えたのか、神羅ビルそのものは崩壊はしているがそこそこの形を保っていた
このビルもまた、癒せぬ深手を放置しているように見えた
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