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お礼を言った薄金髪の彼には
『燃やすぞ』と言われ、足早に去って行かれたし。
彼は行動は優しいが言動はキツかった。私は大人しく彼から距離を置いて歩いた。
雄英の校舎に入るとそこは驚くほど広かった。
(体格が大きい人も悠々と歩けるようになってるのか…。)
バリアフリーの造りに感動しつつ自分のクラスとなる1-Aを探す。
「ここか!」
ようやく見つけた教室の扉は既に開いていて中をチラっと覗けば扉のすぐ近くにショートボブのような髪型の女の子と入試の時の緑の髪の人が和気あいあいと話をしている。
そのすぐ近くでは眼鏡の男子と朝の薄金髪の人が何やら揉めている
(良かった…緑の人も受かってた。にしても朝の薄金髪の人やっぱり感じ悪いな…!!!)
ドアのすぐ近くで様子を伺っていたとき、
「お友達ごっこしたいなら他所へ行け。ここは雄英高校ヒーロー科だぞ。」
(なんかいる…!!)
今ここにいる誰もが思ったことだろう。
「あとそこのお前。早く教室に入れ。」
「あ…!はい…!すいません。」
寝袋に入った少しモサッとした人に促され教室に入る。
「はい、静かになるまでに8秒かかりました。時間は有限。君たちは合理性に欠くね」
どうやらこの人は先生らしい。
雄英の先生ってことはこの人もプロヒーローなのだろうか…。
メディアでもあまり見かけたことはない人だ。
「担任の相澤消太だ。よろしくね早速だが体操着に着替えてグラウンドに出ろ」
初日から大分ハードな日になりそうです。
初日から大変
(というか緑の人ともちゃんと会話しなくちゃ…)
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