ひさしぶりな気がする、光の部屋。
窓からまだ明るい昼下がりの日が差し込み、ベッドの上を神秘的に照らしている。
まるで…やっと辿り着けた、という俺の心情をそのまま具現化したような光景。
「…お茶飲む?」
光がドアのそばに立ったまま俺に尋ねる。さっきまでマックにいたのだから、喉なんて乾いてないのはわかりきっているのに。
「いや…大丈夫。」
「そう…」
光は俯いて、もじもじといつまでもドアのそばにいて、急に踵を返した。
「わ、わたし持ってこようかな…」
「いやいやちょっと…待って」
緊張しているのか逃げようとしているように見えた光の手を掴み、俺に向き直らせて肩を掴んだ。
「…あのさ。」
「な…なに…?」
「…ずっと聞きたかったんだけど…」
これは真剣な質問だ。光も俺の表情を見てそれを察したのか、俺の顔を見つめ返してきた。
「い…、嫌だった?」
「え?」
「いや、あの後からなんか避けられてる気がして…」
あのあと、というのは、もちろんあのセックスした日のこと…。みなまで言わずとも光にも伝わったようで、頬が赤くなった。
「え、そ、そんなことないけど」
「でも今もなんか…困ってるっぽいし」
「そ、そんなことないってば。いきなりだったし、まだ、その、…恥ずかしくて…」
赤い顔で口籠る光に、俺はもう、堪らない感情が込み上げてくる…。
俺を見上げた光と見つめ合う。ひさしぶりのこの空気…。俺が顔を近づけると、光もそっと目を閉じる。そういえば…キスですらひさしぶりかも…。
「ん…」
優しいキスを繰り返す。光の手がそっと、俺の腰に添えられる。やっぱ…こうやってるのが一番…やばい。
唇を離し、いよいよベッドへ光を連れていく。
「まって、カーテン…閉めたい」
光が控えめに言う。わかった、と俺は素早くカーテンを閉めてきて、すぐに光の元に戻った。ベッドの上の光に跨るようにして、自分がかっついているのも自覚しながら、ネクタイを緩めてあっという間にワイシャツごと脱ぎ捨て、まだ戸惑う表情の光の服に手を伸ばす。
「……。」
ボタンを外しにかける俺を見つめ、光もゆっくりと首元のリボンを外す。ブラウスの襟元から、淡いピンクのブラジャーが覗き始める。胸の谷間も…やばい、すげぇ興奮してきた。
光の方からブラウスがはだけ、上半身はブラジャーだけが残る。光の背中に手を回し、ブラジャーのホックに触れた。そういえば前回は焦って下着をずらしただけで…ちゃんとブラジャーを外すのはこれが初めて。間宮に言われて外し方は調べたし、すぐに…
「…あれ?」
な…なんだこれ。全然外れねぇ!やり方が違う?それとも、構造が違う…?
モタモタしてダサい…と落ち込みながら試行錯誤していると、光がゆっくりと動いて向きを変え、俺に背中を見せてきた。
「…はい」
光はそう言って、長い髪を纏めて手で押さえ、背中を曝け出す。真っ白で滑らかな背中と細い腰が目に入る。ブラジャーのホックが、その肢体を守り封じ込める神秘的な錠のように綴じていて…俺はドキドキしながらそこに手を伸ばした。
…プチ、と軽い音を立てて外れるホック。解放される真っ白な背中。光はゆっくりと振り返り、外れて落ちそうな胸元のブラジャーを手で押さえている。
俺はその手を掴み、優しく広げる。ぐらりと、ブラジャーのカップがずれて…光の膝の上に落ちる。
真っ白な形のいい胸が、現れた。
「…すげえ…綺麗」
ちゃんと見たのは初めてだ。前は、いっぱいいっぱいだったし…
「や…やだ」
光は恥ずかしそうに口元に手を当てる。腕に押された胸が形を変え、その柔らかそうな動きにまた目が奪われる。
いいのかな俺、こんないいモン見ちゃって…。
そんな背徳感に酔いしれながら胸に触れる。光はおとなしくされるがままになって、唇を結んでいる。胸を揉みしだいて…興奮が抑えきれなくなりそうになりながら、その柔らかさを楽しむ。光にこんなことしてるのは、俺だけ…。その事実がまた俺の胸を甘く苦しめる。
胸の先端の蕾に触れると、光はぴくりと反応する。
「あっ…。んんっ…。」
そのままころころと指でしつこく擦ると、光は何度もぴくっと反応し、腰を引かせて足をもじもじさせた。
「はあっ…、いや…。やっ…!」
「ここ気持ちいいの…?」
「や…。だめ…。」
光の呼吸が荒くなっていく…。だめなんて…そんな顔でそんな反応しながらそんなことを言われたら、ますます…。
「んんっ…!」
びくん、と光の体が一際大きく跳ねた。これって…い、イッた…?ってこと!?
「……。」
はあ、はあ、と肩で息をしながら、光は目を潤ませた。足をまたもじもじさせ、スカートを抑えて…。
俺はゆっくりと光を押し倒し、スカートの中に手を滑り込ませた。
「あ…。」
光はそれを見つめながらされるがままで…。俺はそんな光の顔を見つめながら、手探りで足の間に手を滑らせて…そこがぐっしょりと濡れているのを確かめた。
「……。」
光も気づいてるようで、涙目で唇を結んで口元を抑える。俺は嬉しくなって、下着の間からそこへ指を滑り込ませる。
「や、あ…。」
「すっ…げえ、濡れてる…」
「やだ…!」
恥ずかしがる光が可愛すぎて、ついいじめてしまう。同時に、気持ちよくなってくれてるのが嬉しくて…。
「スカート…脱いで」
俺が言うと、光は躊躇いながら、腰にあるスカートのホックを外し、ファスナーを下ろした。俺は緩んだスカートをそのまま光の足から引き抜き、濡れた下着のみになったそこを見た。なんて素晴らしい光景。
少しその景色を楽しんでから、俺は下着をゆっくりと下ろす。光は手でソコを隠そうと手を伸ばしたが、丸見えで…。
キレーなピンク色…。花びらか、甘く熟し始めた果実のような。官能的で魅惑的。ほんの少し、うっすらと生えた亜麻色の陰毛すらも神秘的な…。
「なんで、そんな…、見…、」
光が恥ずかしがる。だからもっと見たくなる。
俺は身を屈めて、光の足を開かせ、そこに顔を近づけた。
「やっ…!えっ…!」
慌てる光の足をしっかりと押さえ、俺はそこを凝視した。俺だけが…俺だけが見れる、光のココ…。こんなことをできるのも、俺だけ…。
花弁の両端に指を置き、ぐっと開いてみる。くぱ…、と蜜が割れてヒクヒクと実の締まった入り口が丸見えになる。
「ねぇっ…!やだぁ…、…あっ…!」
俺は本能のままに…そこにむしゃぶりついた。じゅる、と果汁が溢れるような音を立てて、まるで溶け出すように蜜が溢れるそこを舌で舐め回した。
「ひぁっ…!だめ…!あっ…!」
光…可愛い…。
「あっ、あぁっ…、やあぁっ…」
光の言葉とは裏腹にその声は甘く掠れ、じゅるっ、じゅるっ、と蜜がどんどん溢れてきて、部屋の中に音が響いた。
俺は入口の蜜を執拗に舐め取り、花弁の上部の小さな突起に舌を這わせた。
「あ…!そこ…やめ…!」
光の腰がグッと持ち上がる。気持ちいいんだ…、クリトリス…。
「あっあっあっ…、だめ…、だめ…!」
光の手が伸びてきて俺の頭を押さえた。抵抗するように…だけど震える太ももとビクッと浮く腰は、まだ求めてるようにしか思えなくて、俺はそこを舐め続けた。そして…
「あぁっ…!」
びくん、とまた大きく腰が跳ねた。花弁が俺の口に押し付けられ、俺はじゅるっと蜜を飲み込む。
口を離し、濡れた口元をぐいっと拭いながら光の表情を確かめると、光はもういっぱいいっぱいの顔でぽうっとしていた。
こんなに気持ちよくなって…すげえ嬉しい…。
俺はその隙にコンドームを用意し、ズボンと下着を脱いでもう限界なほど膨れ上がった肉棒に被せた。そしてまだ息の整わない光の足の間に割って入り、ぐったりとした体を持ち上げ、肉棒を突き立てて…ゆっくりと挿入した。
「あぁ…っ」
光が声を漏らす。今回は…そこに自信が飲み込まれていく光景が丸見えで…。前よりも抵抗もない。相変わらず、キツイけど…。
「あっ」
奥に突き当たった時、光も声を漏らす。いちいち声に出ちゃうほど感じているのかと、俺の興奮を掻き立てる。
「痛くない…?」
俺は今すぐにでも動かしたくなる腰を我慢して尋ねた。
「ちょっと…だけ…。でも…」
光は余裕のない顔で答えた。
「…もち……い…。」
「…え?」
光の声が小さくなって、聞き取れなかった俺は耳を傾けた。
光は恥ずかしそうに横を向いて、ぽそぽそともう一度言った。
「…きもち……いい……。」
…やばい…
なんだこの状況…!!!
勝手ににやける顔をそのままに、俺はゆっくりと腰を動かし始めた。
「あ…、んん…っ」
「中…締まりすぎ…」
「はあっ…、あっ…。」
やばい…やばいってまじで…。
こんなの…クセになる…。
「あっ、あっ…、んっ」
部屋の中に響く光の声を聞きながら、汗ばむ体を重ね続けた。やっと叶ったこのセックスに、これ以上ないほどの喜びを感じながら…光の中の感触を堪能しながら…光のこの姿を目に焼き付けながら…。
中はキュンと締まり、溶けてしまいそうなほど気持ちよくて、光の体はどこもかしこも柔らかくてスベスベで、甘い香りがして、愛おしくて…。
こんなの…。
誰にも教えたくない…。
「あっ…!あぁっ…」
「光…、もう俺っ…、やばい…」
「はっ、はあっ、あぁっ」
「イッて…、いい…?…っ…」
余裕のない光の顔がこくこくと頷く。ぎゅっと目を瞑って、喘ぎ声を押し殺しながら。
「……っ、イく…!」
絶頂の波とともに、俺は奥に肉棒を打ちつける、何度も…何度も。
「あっ…!んう…っ」
その度に光の体も跳ねる。一緒に…一体になって絶頂したように感じて、それがすごく嬉しくて…また興奮した。
「あ…。はあ…、…は…っ…」
虚な目の光の顔を見つめて俺は余韻に浸った。下半身から力が抜けていくような感覚。それはまだ光の中に埋まっていて、ぐちゃぐちゃに溶け合っているみたいで…。
ゆっくりとそれに引き抜くと、光がまたくぐもった声を出し、密に塗れた肉棒が艶かしく光って、跳ね上がった先端には蜜が糸を引いた。
…この記憶だけで10回は余裕で抜ける…。
まだ息を荒げている光を見つめ、俺も隣に横たわった。光は俺の方を向いて、体を隠すように抱きついてきた。
俺はその体を抱きしめ返して、あまりの愛おしさと幸福感に泣きそうになりながら、柔らかな髪を撫でた。