そんなきみは、俺の太陽だったんだな。





出会いは中三のとき。
全国大会も終わった、中学最後の夏休み。
たまたま近所の女の子の面倒を見てほしいって言われて、ハーゲンダッツを餌に面倒をみてあげたことがきっかけだった。

あれからもう十年。


「英二君!帰ってきてたの?!」


風が解けるように熱を帯びて、連日猛暑日を叩きつける夏。俺は仕事が一段落したから、たまは帰るかと久しぶりの実家を訪れていた。

十六歳になった紬は、実家に俺が帰ってくるとソッコーで俺ん家にくるようになってた。
ちょうど学校が終わる時間に帰ってきてしまった俺は、玄関で靴を脱ぐ前に紬に捕まってしまう。


「おー紬。久しぶり。元気そうだね」
「もちもち!英二君はまたカッコよくなったね!」
「お前……誰にでも言ってんだろ?それ」
「そんなわけないじゃん。英二君にしか言わないよ?知ってるくせに」


そう……俺は九つも下の女の子に、長年言い寄られているのだ。
いや、本気になんてしてないよ?だって俺もう大人だし。出会ったのだって中学生と幼稚園生だよ?本気になんてするわけないじゃん。

ただ、この紬は本気なようだ。
出会ってからというものの、ことある毎に我が家に出入りするようになり、兄ちゃん姉ちゃんに可愛がられ、俺に交際をせがんでは泣き落とし。

そんなんのがもう十年続いてんだ。


「やぁ、紬ちゃん。お久しぶり」
「不二さん!お久しぶりです。今日は英二君と一緒だったんですね!」
「うん。英二がどうしてもって言うから。ちょうど試合もないしね」
「英二君がどうしても?」
「ね、英二」


実家に帰ると紬がくるから防波堤になってほしい……なんて、本人を目の前にして言えるわけねぇじゃん。
くそっ、不二のヤツめ。自分はさっさと彼女と結婚したからって、俺で楽しみやがって。


「べ、別に?実家に帰ったときくらい、昔からの友人と夕飯囲みたいとか思うでしょ?」
「あれ?妻帯者を拉致るぐらいだから、大層な理由でもあるのかと思っていたんだけどな」
「……?英二君、なんかおかしくない?」


おかしいのは理解してるよ。
おかしいんだってば。今年二十五になる男がさ、十六の女の子に振り回されるってさ。大体犯罪じゃん。手も足も出せねぇっての。いや、出さねぇけど。つーかそのせいで彼女なんてここ何年もできてねぇっつーの。いや、紬のせいじゃねぇや。俺が悪いんだ、俺が。この状況に胡座かいてんのは俺だわ。だから不二がからかってくんだし。


「まぁ、いいや。わたし一旦着替えてくるね。制服だし。菊丸家のご相伴にあずかるし」
「は?またくんの?!」
「わたしちゃーんとおばさんから許可もらってるもん。英二君が帰ってきたらお夕飯一緒にするって」
「え?!だから俺が帰るときいっつも夕飯一緒だったの?!」
「あったり前じゃーん!じゃ、またあとでね」


懐かしい青学の制服を翻し、笑顔の紬は手を振って俺ん家を後にする。その姿になぜか俺は手を振れなかった。少し、心臓が痛い。


「……彼女のほうが一枚上手だね」
「……不二。ニヤニヤすんな」
「あれ?顔に出てた?隠したつもりだったんだけどな」
「だからこないだ越前に負けんだよ」
「僕から紬ちゃんに本当の理由言ってもいいんだよ。英二がそういうこと言うなら」
「くそっ!不二、本当そーゆーとこだぞ!」
「ふふ、なにが?」


ほんっっっと!口でもテニスでも俺が勝てない不二は、俺よりも先に玄関をあがって勝手に俺の部屋に入り込む。
勝手知ったる他人の家か。まぁ、俺もそうだ。不二ん家勝手に入ってくつろいでんもん。だって奥さんの雫ちゃんがもてなしてくれるし。居心地いいんだ、不二の家。こないだ怒られたけど。


「でも、いい加減ハッキリさせといたほうがいいんじゃない?」


部屋に入った不二は、勝手に座って俺のほうを見ずにテレビをつけた。映し出される番組は某推理アニメの再放送。あ、ダメダメ。局が違うじゃん。


「……なにが」
「わかってるんでしょ?」
「……むう……」
「二十五の男がそんな顔しても、もう可愛くないからね?」
「うるさいなぁ!まだ二十四歳ですぅ!一言余計だっつーの!!」
「普段、スタントマンなんかして紬ちゃん心配かけさせてるんだし、そろそろ腰を据えたら?どっちつかずの態度は彼女を余計に傷つけるだけだよ?」


わかってるっつーの。俺だっていい歳だし結婚したいし子どもだって欲しいし。つーかその前に相手いねぇっつの。グラマーな金髪美人の彼女とか欲しいわ。言い寄ってくんの紬ぐらいじゃねーか。

いや、だから紬は違うじゃん。数に入れるもんじゃねーって。


「だぁぁっ!もうっ!吹っ切るために不二にきてもらったのにっ!」
「このアニメ、こないだ映画観たんだけど結構楽しめたんだよね。意外とアクション多くてさ」
「聞いてないのかよっ!いいよ、アニメの話は!」
「まぁ、最終的に決めるのは英二だし。彼女の気持ちを無下にできないくらい優しいからね、きみは。どっちの結果になったって、僕は英二の味方でいるから」
「……不二……」


あぁ、ズッ友の不二周助君。俺はこうやってお前に絆されていくんだな……。





♦♦♦♦♦♦♦♦♦♦





「ご馳走でしたー!」
「じゃあ、紬ちゃん。またね」
「はい!不二さんも試合頑張って下さい!」


俺ん家の前で、不二が俺達に手を振り帰路につく。
実はそんなに遠くないんだ。雫ちゃんが待ってるお家まで。まるで、こういう風になることを想定したかのような不二の家選びだ。


「送ってく」
「うん!あ、あのさ……」
「ん?」
「ちょっと……付き合って欲しいんだ」


今までにない顔をした紬が、俺の袖を持って上目遣いで促してきた。初めて見るぞ、こんな紬。なんだよ、急に大人っぽくなるなよ。俺の心臓がもたないじゃん。

そのままどこに行くとか言われずに、俺の袖を掴んで引っ張られたまま紬の後を追う。
いや、立場逆じゃね?普通引っ張るのって男の役目じゃね?……それ、カレカノの考え方だわ。そもそも根本的に違うわ。

蒸し暑い夜の住宅街。設置された街灯が、俺と紬の腕を交互に照らし出す。引っ張られて案内されたのは、紬の家を通り過ぎた先の公園。昔、よく紬を連れて遊びにきたところだ。
もう何年もきてない。なんだか遊具が小さくみえる。


「ブランコ、懐かしくない?」
「漕げなくて紬が泣いたの覚えてるわ」
「英二君みたいになりたくて必死だったの!」
「菊丸様スペシャルブランコ大回転っしょ?やりたいやりたいって言って聞かなかったもんなー」
「今でもできる?」
「俺を誰だと思ってんの?」
「ふはは!菊丸英二様〜」


挑発されたかな、と思いながらも紬のリクエストでもある、菊丸様スペシャルブランコ大回転を披露すべくブランコを立ち乗りで漕ぎ始める。
勢いよく漕がれるブランコ。頬をきる生暖かい風が、なんだかとても懐かしい。

これでもかとブランコを最大限に漕いで、タイミングを見計らう。一番頂点にきたっ!てとこで、俺はブランコを蹴りだし前へ飛び出した。投げ出される体。そこで膝を抱えて丸くなる。丸くなって一回転したとこで足を伸ばして地面に着地!足が若干痺れたけど、これは大成功だ。

うっひょー!ひっさびさにやったけど、成功してよかったー!余裕ぶっこいてたけど、失敗したらどーしよってちょっと思ってたんだよね。心臓バクバクしてらっ。


「わー!かっこいい!さすが今、注目のスタントマン!」
「へっへーん!どんなもんだい!って、いやいやいや!スタントマン関係ないから、コレ」
「え?そう?」
「なんなら中学の頃、紬のためにやってた技じゃん。それに注目もされてねーし」
「……わたしの中のでは注目のスタントマンなんだけどなぁ。それにわたしのための技、なんだし」


……口が滑った。紬のためって言っちゃったじゃん。本当のことだからしゃーないけどさ。
当時、泣いて仕方なかった紬を泣き止ませるために考案したのがこの技だった。そしたらやりたいって言って違う涙を流したんだよね。懐かしいわ。


「ねぇ、英二君」
「はい?!」
「わたし、十六になったよ」
「え?あぁ、うん。そだね」
「それがどんな意味か……わかる?」


ブランコの前に設置されたガードにゆっくりと腰掛ける紬は、公園の街灯に薄暗くも照らされたその顔が、とても大人びたような色っぽさで見えた。
九つも下の、十六歳の女の子なのに。あんなちっちゃい頃から知ってる明るくて元気な女の子なのに。

そんなコが、こんなにも恋焦がれるような顔するなんて。
今まで俺は知ろうともしなかった。知らないようにしてた。


「……どーゆー意味、だろうね?」


わかってて聞いてみた。俺から言うことは躊躇われるから。ずるいかな。ずるいよな。でもいい大人だからさ。怖いんだよね、この関係が変わってしまうこと。


「……十六歳になったら、女は結婚できるんだよ」
「そうだね」
「もう、わたし……。英二君の隣にいても、おかしくない年齢になったんだよ」
「………………」
「わたし、英二君と一緒にいたい。小さい頃からずっと好きだったから。この想いは変わらない。変わってこなかった。だから……」
「……紬」


ポケットに手ぇ突っ込んで。とても告白を受けるような態度じゃないけど。
そのストレートすぎる想いは、俺には受け止められない。今までだって、ずっとはぐらかしてきた。

でも、どうにかしなきゃいけないって思ってた。
こんな青春の一番いい瞬間を、俺だけしか見えないのはもったいないから。もっと他の世界を感じてほしい。もっと色んな人と関わりを持ってほしい。

これは恋心なんてもんじゃなくて。
言うなれば親心。
そう言い聞かせる。


「ねぇ、紬。俺はさ、紬にもっと世界を知ってほしいんだ」
「……世界?」
「そう。俺だけを見ててくれるのは嬉しいけど、そうじゃないだろ?紬にはまだまだ知らない世界も人も感情も景色も関係も、いっぱいある」
「……英二君……」
「俺だけを見すぎてて、それが疎かになって紬のチャンスを逃したりしたら……俺は悲しいな」
「チャンスって……そんな……」


さっきまで見せていた焦がれる表情から一変して、紬が険しい顔を俺に見せる。
あきらかに納得いってない顔だ。そりゃそうだよな。想いを遠回しで否定されたらそうなるわな。

けど、俺は大人だ。少なくもと紬より九個も上の。道を踏み間違えようとするコを、正しい道に戻してあげるのも大人の役目だ。
俺、間違ったことしてないよな。これって普通に正しいよな。そのほうが紬のためだよな。

けど、それは時と場合によるって。
俺はそのとき実感する。


「チャンスってなに?わたしのチャンスは今しかないんだけど」
「……紬?」
「ずっと待ってた。ちゃんと考えてくれる年齢になるまで十年も。だって英二君、わたしのこと真剣に考えてくれなかったでしょ?」
「そんなこと……」
「そんなことある。それがわたしにとって、どれだけ心が痛いことだったか……考えたことある?」
「いや、なに言ってんだよ。普通そうだろ?こんな、もう……ぐっ……!み、認めたくないけど、オッサンって言われ始めておかしくない年齢だぞ、俺は。それくらいお前と俺は離れてんの、年齢が。なんにでも適正ってもんが……」
「そんなの関係ないっ!」


夜の静かな住宅街にある公園に、荒らげた紬の声が響きわたる。ちょ、近所迷惑だろ……。あとで怒られんの、俺なんだからな。
そんな俺の心配はよそにいつの間にか立ち上がっていた紬は、ドスンドスンという音がしてもおかしくないくらいの歩みで俺に近付いてきた。
あれ?目が据わってるよ?え、めっちゃ怖くない?なにこれ。恐怖なんだけど。なんか既視感を覚える。


「……紬サン?」
「あのさぁ!さっきから聞いてりゃ年齢のことばっかじゃん!なに?九歳離れてるからって、十年も想い続けてた人諦めなきゃなんないの?意味わかんない!」
「いや!だから……紬が俺に対して抱いてる感情なんて、アイドルの追っかけとかそんなもんでしょ?本気でこんなオ、オッサン……好きに……」
「ふざけんなっ!バカにしないでよ!」
「いや!ごめん。それは言いすぎた。訂正する」
「いいよ!」
「ありがとう!じゃなくて!」


ダメだ。振り回されすぎてる。
正直、俺がここまで振り回されるのは紬しかいない。なにをしても、なにを言っても。ここ数年は知恵を付けてきた紬のほうが一枚上手だ。不二の言う通りなのが悔しい。
え?それって俺がバカなだけ?いや、それは認めない。


「幼稚園の頃の年上に憧れみたいなもんをさ、恋心と勘違いしてんだよ、紬は。俺は心配してんの。本当だったら紬にはもっと相応しい相手が……」
「……心配?!なんの心配よ!相応しい相手ってなに?!わたしの相手は英二君しかいないもん!脇目も降らず英二君だけ想ってきたの!」
「だからそれが心配なんだって!いいか、お前は知んねーかもしんないけど、お前が思ってる以上に俺はお前のこと考えて……」


……やべぇ。俺、なに言おうとしてる?
思わず両手で口元を隠した。これ以上予想だにしないことを言わないように。


「……考えて、くれてたの?」
「う……えっと……」
「そんなにあたしのこと……考えて心配して想ってくれてたの?」
「そ、それは……!紬のこと、家族みたいに思ってたし!当たり前じゃん!」
「ねぇ、英二君。考えてたって、いつも?」
「そ、そりゃあ……」
「彼女ができても、結構すぐ別れちゃっても。頭の中にあたしがいたんだ?」
「…………ッ、」


さっきまでの鬼みたいな形相とは、かけ離れた優しい顔をする。
……だから、そんな顔すんなよ。せっかくの決心が揺らぐじゃん。満更でもないって思ってた自分が出てきちゃうじゃん。
いつも当たり前のように隣にいて、懐いてきて、俺のこと好きって言ってくれてて、それが十年も変わらなくて。いくら彼女ができても、どこかでチラつくお前のその顔。その笑顔。


「英二君。それってなんでだか……わかる?」
「は、はぁ?」
「わたしに恋、してるんだよ」


真剣な瞳で俺を見つめる紬に、全身の毛穴がブワッと開いた気がした。一気に恥ずかしさが込み上げてきて、夏の暑さだけじゃない熱が、顔を全身を埋めつくしていく。
ダメだ。こんなことあっちゃいけない。俺の人生のことより、目の前の紬の人生がかかってる。まだこれからなのに、そんな俺のことなんて一時の憧れみたいに思って年相応のお似合いの人を見つけるのが、紬にとって一番のはず……なのに。

なのに。


「ねぇ、素直になってよ。わたしのこと、好きでいてくれてるんでしょ?」
「ちょ、まって。違うから」
「違くない。今の英二君の顔が答えだよ」
「ダメだ。そんなこと許されないし、俺が許せない」
「なんで?どうして?許す許さないじゃないよ。好きか好きじゃないかで判断してよ」


立ち尽くす俺に限界まで近付いた紬は、俺の背中に腕を回して抱きついてきた。

高校最後のインターハイ。決勝で負けた俺は家に帰ってきてもどこか上の空で。家にやってきた紬がその姿を見て抱きついてきたことがあった。

そのときの……あったかさとか匂いとか。変なことに感触ですら昨日のことのように覚えてる。

あのとき紬は俺の頭をなでながら、「悔しかったら泣いてもいいんだよ?」って言ってた。泣けるわけないじゃん。小学生に頭なでられてさ。高校生だよ?
だから俺は「涙なんて出ねーよ」って悪態をついた。そしたら「そっか!」って笑顔で俺をみたんだ。その瞬間、もう枯れたと思った涙が出そうになったのを堪えたんだ。

まるで、そのときのようで。
こんなふうに体温を感じるのは、そのとき以来だ。


「ね、英二君。もう、わたしだけ見ててよ。わたしも英二君しか見てないし。ずっとなにがあっても離れないから」
「………………紬」
「歳の差なんてさ、年齢一緒に重ねればどーでもいいことになっちゃうよ。わたし、十年も待ったんだから何年でも待てるよ」


もう、観念するしかないのかも。俺がどんなに否定しても、コイツはどんどんソレを上書きしてくるんだ。

ダメだな、俺。意志薄弱。使い方あってる?本当だったら紬をわからせようと思ってたのに。逆に俺がわからせられちゃったよ。
もうこうなることは決定事項だったのかな。もしかして不二にはお見通しだったのかも。だからせっつく様にからかってきたのか?もっと違うやり方なくない?


「わかったよ。わーった!参った!降参!」
「わっ!」


紬に抱きしめられてたのを、思いっきり抱き返した。
俺からは初めてかもしんない。小さい頃除いてね。おっきくなってからは、それこそ犯罪だろうから抱きしめることなんてできないし。
いや、今現在進行形で犯罪じゃね?紬は未成年だぞ。いやいや、今はいいんだ。今は。


「全く。なんでこんなに好かれちったんだろーね。突き放してもめげないんだから」
「諦めの悪さだけなら、日本一だからね!」
「はぁ〜……俺のグラマーな金髪美人の彼女ができて結婚する計画がおじゃんになったわー」
「はぁ?なにそれ。どーゆー意味」
「もういいよ。どうせ付き合ったって紬のこと思い出しちゃうんだから」


抱きしめた腕に少し力を入れた。更に密着すると今まで以上に紬の体温も心臓の鼓動も伝わってくる。
多分、俺のもそうだろうけど。
紬は見上げてた顔を俺の胸元に沈めた。俺の頭一個分、身長が低い紬。まるで小さい子どものように甘えてくるようだ。


「英二君、ほんと好き。六歳の頃のわたしの直感は間違いじゃなかったし、ずっとずっと想ってた。ずっと想い続けてきてた。諦められなかった。諦めないでよかった……」
「ほんと、諦めの悪さは日本一だね」
「うん。だってこんなに好きなんだもん。諦めろっていうほうが無理だった」
「……紬」
「ふふ、英二君。大好き」


十年。
長かったと思うよ。一瞬のようでお互いに色々あったと思う。だけどそんなこと一瞬で吹き飛ぶような気持ちを、想いを、これでもかってぶつけてくるのはお前しかいないよ。

仕方ないから俺が諦めてやるってーの。

でも。俺から囁いてあげるのはまだ先な。










意志薄弱な大人の未来
(ね、この雰囲気さ……。普通、き、キス……と、か、して……くれないの?)(は?お前未成年じゃん。俺、犯罪者にはなりたくないんだけど)(恋人同士じゃん!)(紬がもっと大きくなったらね)

意志薄弱な大人の未来

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