修学旅行




前原陽斗side

俺は沙織が心配で中々寝れなかった
あんな傷を負うなんて…

それに、ビッチ先生が言うには
古い痣もたくさんあるって驚いたって

そんなに酷かったんだな
沙織の親がそんな人だったなんて信じられねーよ
よく耐えられたよな

その古傷の上に今回の傷…沙織の体はボロボロじゃねぇーか。
無理にでも俺の班に呼べばよかった…

そしたら沙織が殴られることなんてなかった…
渚たちには悪いけどそう思ってしまう
渚たちは悪くねぇのに……。

そんなことを考えてるうちに、朝になってた
朝だし、もう起きてるかもしれねぇから
沙織のとこに行ってもいいよな?

ビッチ先生の元部屋へ向かう


トントン

まあ、柄でもねぇけど一応やっとかねーとうるさいし

扉が開いた
磯貝だ

「おはよ 沙織の様子は?」

「それが…………」

磯貝に説明してみると、夜起きた沙織が自動販売機前で倒れていたらしい
相当、磯貝が落ち込んでいるのが伝わってくる

「そっか、あんな傷で動けるとかやべぇな あいつ」

「ああ…」

「俺、殺せんせー呼んでくるわ」

「頼む」


俺は磯貝に笑って殺せんせーの元へ急いだ
熱が出てるならもう帰ったほうがいいだろう。