修学旅行




目を覚ました
長い間寝てた気分だ

「あれ?ここって…私の部屋だよね?」


どういうこと?
家にかえってきた覚えがない……


ガチャ
タイミングよく扉が開いた

「沙織起きたか……心配したんだぞ?」

姉さんだ 手にはタオルをもっている

「心配って?」

「熱が酷くて迎えに行ったんだ
おまけに大怪我してるし…」

「えっ熱?」

「悠馬が言うには、廊下で倒れてたって
謝ってたぞ?」

「廊下で……そうだ…私、喉乾いて飲み物買いに行ったら激痛で倒れたんだ」

「激痛が走るほどの怪我で出歩くな!沙織のこと心配する人はたくさんいるんだ」

「嘘だ!いないよ!」

思わず感情的になる私
大声出しただけでしんどい、、あたまに響く

「家族も悠馬もクラスメートも皆心配してたんだ」

嘘に決まってんじゃん
只、同じクラスになっただけだよ
来年にはバラバラ…義理で心配してるだけだよ

心配してるフリをしないと、自分の評価が下がるから
下がったら自分が悪口言われるから…

そんな関係なんだから心の底から心配するはずないし
私はそんな心配いらない

どうせ裏切るんだから………


「とにかく、悠馬には連絡入れろよ?
まだ休んどけよ」

納得いってないのが伝わっているんだろうな、