上辺だけの関係




目を覚ましてから3日後学校に行くことに
姉さんが熱は平気なんだから行けと言うんだから仕方ない

まだ痛いんだけどなー
誰とも待ち合わせしてないから1人で
寂しくなんてないし

山の前まで到着する
いつもは平気だけど…今日はきついよな

タコ呼んだろ…

『どうしました?沙織さん』

「今日も休む」

『ニャユ!?!ど、どうしてですか!
保護者の方から今日から行くと聞いてますよ!!私のこと嫌いになりました??嫌いにならないでください』

「タコのことは元から嫌い」

『そんなこと言わないでください』

「じゃあ、迎えに来て」

『もちろんです!何処ですか?』

「5分以内に探して」

『にゅや!?』

「スタート」

5分早く経たないかな……じゃないと他の人にあいそう
怪我があるからいつもより早くに出たし合わないと思ってるんだけどな

そういえば、ヒロ兄に送ってもらえばよかったんだ
最悪…帰りは迎えに来てもらおう

あ、後30秒

「遅っ」

なにしてもらおう………
ん〜無難に触手きってもらうとか?

「おっと………5…4…3…」

「2」
     
「お、お待たせしましたぁぁあ」

「チッ…間に合ったか」

「な、ななんですか!!?」

「5分考えたら何かしてもらおうと
面白いこと考えてたのに……じゃあ、送ってよ」

「貴女のようなプライドの高い方が私に送ってほしいというとは…それにもう登るだけですよ?」

「仕方ないでしょ!怪我してなかったら頼むわけ無い」

「怪我?あのときのですか!!?」

「そうだよ……まだ痛むからね…」

「それは慎重に飛ばなければ」

「頼むね〜」

あ〜ニュルニャルしてて嫌………
これなら休むほうが正解だった……。

姉さんも瞳ねぇも厳しいからな