璃音side
お姉ちゃんは孤独だ
2年前、遠くから私は見てた
皆気がつかなかったけど、ひとりで泣いていた
必死に隠していたみたいだけど、傷が増えていってた
私はお姉ちゃんを恐れて話しかけることも、誰かに話すこともしなかった
円堂監督はさっきのお姉ちゃんの言動に眉を顰めている
私は何があったか知れない
けど、私が入学したときお姉ちゃんと同級生の三国先輩たちは私をみて驚いた
音無先生も久遠監督も円堂監督も私とお姉ちゃんの関係に気がつかなかった
それは、お姉ちゃんの過去を知っているからかもしれない
だけど、私たち姉妹が似ているのは確か
ううん、今はそんなことはよくて
三国先輩たちは間違いなく私をみて驚いたんだ
そして稀に私を寂しそうに見つめていた
先輩たちとお姉ちゃんに何があったのかはしらない
だけど先輩たちはもうあの頃とは違うのは間違いなくて
私の先輩でもある
私はお姉ちゃんの味方でいたい
けど、先輩たちを否定することもできない
霧野「円堂監督、あの人は何ですか!!」
霧野先輩が声をあげる
円堂「うーん、俺が言えることは俺の大切な仲間ってことだけかな」
皆は顔を顰める
それもそうだろう、雷門を尊敬する先輩たちに酷いことを言っていたのに監督は
お姉ちゃんを仲間だという
私たちは決して監督の仲間にはなれない
円堂「あいつは、雷門に入学できることを喜んでいるって聞いていたんだ
だからサッカー部にあいつがいないとき驚いた」
監督は音無先生をみた
春奈「私が雷門に赴任したときにはもう沙織ちゃんいなくて...久遠監督も私と同時期だったから」
円堂「だかな、お前ら沙織は無意味に人を傷つけるやつじゃない
気になるなら三国らに聞くといい
あいつの反応てきに三国たちが悪い部分はあるだろう、だから素直に話してくれるとは限らないがな」
私たちは決して三国先輩たちに聞くことはなかった
皆は訳わからないお姉ちゃんを悪者にしたままだった
私は少し皆と距離を置くようになった