幼馴染み




翌日、学校に向かうと
前に幼馴染の二人の背中が見える

「悠馬君!!昨日はありがと」っていい、二人を抜かして歩いていく
二人の声が聞こえた気がするけど気にしない


「八神さん、おはよう」

「おはようございます」

口調は演技でなく無意識で敬語にし壁をつくってしまう

「八神さん、班決まったら私か磯貝君に言ってね」

班?
ああ…修学旅行のことか行きたくないな…。
信じてない人とずっといないといけないんでしょ…。

「ねえ!八神さん 一緒の班にならない?」

めんど…でも、いいっか
断るのも面倒くさいと思ってしまう私は重症だろうか

「ええ、よろしくお願いします。茅野さん」

ところでメンバーって誰なんだろう…。

「あっほかに、渚と奥田さんと神崎さんと杉野君だよ」

「了解です」

「あっ、あとカルマ君もだよ」

潮田くんが追加でいることを言ったが
まじか……はぁ


そして放課後

「沙織...教えてくれるよな?」

「昨日、聞かなかったのはどこの誰よ」

「俺」

こんな陽くんでも幼馴染にはかわりなく
許してしまうんだ
昨日に続き、おひさま園私の家に案内する。
悠馬くんに話したことをそのまんま話した。
陽くんは夕飯を食べて帰った。

私の部屋にある3人での写真が飾ってあるのをみて微笑んでたことがずっとちらついてくる。