修学旅行




「あら?貴女初めて見るわね」

その先生が近くに来て、私に気づいた

「はじめまして。最近編入してきた八神沙織です」

「私はイリーナ・イェラビッチよ」

殺し屋としてE組に来たのかな

「ビッチ先生だぜ!沙織」

陽くんがあだ名を教えてくれる

「そうなの!よろしくお願いします ビッチ先生?」

「どいつもこいつもキー」

面白い先生だなぁ…

「それにしても貴方…いろいろ素質はあるわね…」

素質?暗殺のこと?

「何の素質ですか?」

「その話は後でいいと思います」

悠馬くんがとめたことでなんのことかわからない

新幹線の先の方をみると
一瞬、_____と目があった気がする
まあ、黙ってE組に来たから……怒ってるよね?きっと
ごめんね

今は修学旅行を楽しまなきゃ……いや、私には無理だわ…。


新幹線にのりしばらくすると

ハァ…やっぱり来るんじゃなかった……無理やりでも休めばよかった…。
いや、瞳姉がそんなことさせてくれないよね……

この考えをループする

「何でそんなに溜め息ついてるのさ?」

「別に何でもないです。」