2


あれから4ヶ月経った
2週間に2度送られてくるため、白雪はこないだ届け先に"迷惑だから辞めて欲しい もしくは頻度を少なくして量を少なくして"と手紙を出したところだった

「これはまた…量が凄い
言ったばかりでこれって…」


「今回は一段と…あっこれ、ダンボールに紙がついてて」

「"今回は許せ"ねぇ…」


サク、彼は貿易を担当してる
会えば会話をしていたし、荷物も頻繁に届くため白雪と仲良くなった

そのことをこの荷物のことも、何も知らないゼン、ミツヒデ、木々

そして、オビはまだ二度しか会っていない


話を戻そう 
4ヶ月前から続く、2週に一度白雪あてに届く荷物

今回はいつもより3箱多かった
白雪は何かを思い出した


「あっ……りんごの季節だ」

「林檎……あぁ!そうだ!!旬の林檎かぁ美味しそうだね」


そう、りんごが大量に送られてきた

「こんなにいらないよ…よしっ!アップルパイを作ろう!
サクにも、届けに行くね」

「えっ?いいのか?」

「もちろん!」


白雪は部屋に戻ると、アップルパイを作り始める
白雪特製のアップルパイ
地元でも上手いと評判だ
何でも店を開けることが出来るレベルらしい

貿易センター、薬室、木々、ミツヒデ、門兵など30人分作った


それも1ホール


「これでも、まだ1箱残ってるんだよね…腐る前に食べないと
ジャムを作って…ジュースも作って…後は..…
あっ!木々さん!!」

「白雪。その箱は?いい香りがするね」

「アップルパイです。食べてもらってもいいですか?」

「もちろん、もらうよ」

「ありがとうございます!
あっ、申し訳ないんですがミツヒデさんに渡してもらってもいいですか?
中々見当たらなくて……」

「ああ、預かるよ…ゼンには?」

「ゼンは王子ですから渡せませんよ
では、失礼します」


木々は箱をみつめるが、何もなかったのかのように歩き出した
ミツヒデは、もらった瞬間に食べて目を輝かせていた

それからも配った


「あっ、1個多い…役職に2つずつ渡したのよね……どうしよ」

「もらっていいか?」


そこにはイザナ殿下が立っていた
3日ほど前に帰城したばかりだ。