そしてロカ園

「うーわ、ほんとだ甘ったるいね」

念の為マスクをしている3人
白雪はオビを見て怪しいなと思ってる

「雨上がりは香りが少し弱まるんすけどねー」

そして白雪はオビに説明をする

「実の先端に4本星の模様が入ってるのだけ採って しぼんでるのはよけてね」

「了解了解 顔隠れると落ち着くなー」

「そうですか…」

少し経ち大分採れてきた頃
白雪はオビに近寄る

「平気?」

「はい?」

「薬 効いてる?」

「酔っちゃいないつもりだよ
これが4本星であってりゃ」

白雪は微笑み

「あってる」

と言った。オビは思わず白雪のマスクをとる

「!?な 何…」

「あ いや あれ?
手が勝手にね…(久しぶりなんだよ、その表情)」

「……手を動かすなら
はいあとこれだけ追加!」

「はいはい」 

そして隣に移動しロカの実をビン漬けにする

「何その実ビン漬けにすんの?
干すのかと思った」

「こうやって薬効守りつつ飲みやすくするんすよ」

「へーえ」

白雪は楽しそうに作業をしていた

「オビさん」

「え?」

「オレ別の園に行くんでこれ頼んでいいすか?」

また少し経ってから、地下に移動する

「最後は地下蔵に運ぶってなんだかじれったい仕事だねぇ」

「そう?続けるとそれだけで面白いよ」

「薬剤師見習いで王子の友だちで
今あるものだけで楽しそうなのに…ね
で このビンどうすんの?」

「様子見ながら半年寝かせて
薬になってくれるのを待つ
あれチョークどこだ」

「なる程ねえ」

「こいつは?」

「半年前入れたやつだよ
上持っていく分」

「はーん酒みたいな」

「__さ…主が王子じゃなければ良かったとは思わないのかい?」

「…次言ったら侮辱と取る。」

「はい」

「…私はゼンが王子でよかったよ…って私最低だな……利用してる。」

「……恋愛面ではなさそうだね」

「は?……私はゼンをそういう目で見たことないし見ないけど」

「……だろうね
__、仕方ないんじゃない?そう思うのは、今の環境的に」

「それで許される?」

「主ならね…」

「ゼンを主って呼ぶのは何だか妬けるなぁ」

「は…え?…ちょっ…___」

ロカをもち、薬室へ2人は戻った