
「あの、キハル
私中に戻るけど…」
「あ そっか仕事中だったのよね
私はもう少し外にいるわ」
笛の音色を背に白雪とオビは移動した
そして、ゼンは
「島の民にとってどれ程大事な鳥だったとしても領主側にはそんな事は関係ない」
資料を見ながら3人で話し合う
「"自分の領地で仲間と趣味の狩りを楽しんでいる"それだけだ」
趣味をやめされるのは筋違い
「領主にその狩りをやめさせて島を保護区に指定してほしい…か
胡桃石は高値がつくものではない……
動けんな 領主の権限で片付けられる問題の域を出ない」
「領主同士の小競り合いでも当事者が解決するくらいだもんな…」
「その箱ブレッカ子爵が持ってきたやつ?」
「ああ…土産の飾り矢だそうだぞ
自分の価値観が当然の常識だと信じて疑わないのかもな」
その飾り矢は綺麗なモノではあるが…使いにくい
「大体子爵はなんでゼンにこの話を…?」
「先代と俺が何度か会ってるからだろ
本人とは今日が初対面だ」
「ははあ うまいこと使われたなゼン」
殿下を使うとは子爵はどういうつもりだ
「うるさいな」
「うるさいな」
「なっなんでお前まで言うんだ木々」
この3人のやり取りはいい
「…だからと言って
あの娘の方に手を貸すというわけにいかんのがまったく面白くないところだ」
ゼンは子爵に対しよく思ってないようだ