
「…ちょっちょっと!
子爵どの!何をなさいます!?」
「黙れ 貴様一兵士の分際で私に意見する気か?」
シキトは子爵の本性に言葉も出ない
白雪は戸を叩く
「開けてくださいブレッカ子爵!」
「うるさい!!
このままあの島の連中と鳥とが国に有益をもたらしたらどうなると思う
私は一年半もそよ可能性に気が付きもせず…挙句そこらに売りさばいていた大馬鹿者か!?___冗談ではないぞ!!」
「……!?」
「……まあいい…兵の口封じなど造作もない
いいか小娘!殿下に泣きついても無駄だ
本心はどうあれ『臣下』である私や自分の城の兵よりきさまを信じ周囲の反感を買う真似などするわけない
それがな悲しいかな位の違いと言うものだ」
「___…どこをどうとっても悲しくない」
「何だと!?」
「たしかにあなたの言う通り…本心では動けない時があると思う
でもそれなら私は全力であの人をそんな目には遭わせない
大体あんなふうに何かを守ろうとしてる人の懸命さも目に入らないような地位なんて____…この見張り台より低いっての!!」
白雪は湖へと飛び降りた