見張り台にて。

「ブレッカどの」

「………ゼン殿下
あんな娘をなんでもないような地位においておられるなんて詐欺ですよ」

「は…」

ブレッカは静かに白雪を評価していた

「殿下!何があったかすべてお話します!」

少し時間が経った

「お?木々嬢達戻るのか?
あれ主は?」

「先に子爵を城にお連れするよう任せた」

「あ 主……」

オビはゼンの顔を見てびっくりする

(…主泣きそうだな)

「白雪!ちょっといいか」

キハルと離してた白雪をゼンは呼び
見張り台にある階段にて話す

「見せろ 怪我」

「ゼン…あのごめんね
でも念のためゼンに隠すつもりはなかったよ!隠すと怒るから!」

「馬鹿」

その言葉に白雪は微笑んだ

(ああ、そうか…白雪は俺を安心させるために…泣きそうなのが見破られたか)

ゼンは白雪にキスをする
白雪は何も出来ずに見開いていた

唇が離れたとき、白雪は赤面した
それを見たゼンは自分で驚いていた

「!!!………あ い今のはだな
すまん 断りもなく」

ゼンは勢い良く頭を下げる

「白雪 今度おまえに触れる時はちゃんと告げてからにする
その時におまえが思うことを聞かせてくれ 白雪」

白雪は驚き何も反応出来なかった

「………聞こえてるか?白雪」

白雪は頷いた

そして、城へと戻った