
そして夜 ゼンは夜空を見ていた
そこにミツヒデがやってきた
「ご一緒しても?」
「…今その喋り方やめろ」
「はいよ」
「木々は?」
「誘ったけど任された」
「任された?」
「ゼン 白雪と何かあったか?」
ゼンは固まった
ミツヒデはもう確信していた
「あったろ?」
「………キスをした 俺から」
ミツヒデは予想を上回ったようで驚いた
「ええ!?ほっ…本当にか!?
夢で見たとかじゃなくてか!?」
「そんな夢見るか!!」
「………それで…白雪は?」
「白雪は…何も言ってなかったな」
「何も?反応なしか?」
「……驚いた顔をしてたし、固まってたまあ、赤くなっていた」
「あの子が!!?」
「なんだよ!夢でも幻覚でもないからな!!」
「赤くって…はーーー」
「白雪を想う感情はもう俺の中にはずっとあったよ
それが白雪に触れて…焼きついた
クラリネスの王子として告げようと思う」
ミツヒデはゼンの頭を撫でた
「なんだよ」
「俺がおまえに仕えてるのは
ただ クラリネスのゼン王子に従ってるってわけじゃあないぞ」
「……!…知ってるよ」
2人はとてもいい関係である
「____」
「何?オビ」
「……これからどうするんだい?」
「…どういう意味?」
「主のことだよ」
「決まってる…私はゼンの想いに応えることはない」