
そして馬車に乗り目的地に向かう
「なんかいいなー」
「集まってこういうのもな」
「そうですねー」
「なんでオビは一人で馬なんだ?」
「馬車は性に合わないって」
「ふーん…」
白雪は苦笑いをしていた
それに、何故ゼンの隣なのか不思議だった
「城下に行くのかと思った」
「それでも良かったんだけどな
休暇らしく遠出もいいだろ」
そして、当直した
場所はユカリナ
「賑やかなとこですよねこの街も」
「舞台やら闘技やらが好きらしいからな」
白雪はフードを被っていた
「ん?何だ白雪
外だとそんなん被っているのかい?」
「うん場所にもよるけどこの方が歩きやすいかりね」
「ふーん、そういや目立つんだったな白雪の髪」
その他にも、正体がバレる危険性があるからフードをかぶるようにしている
すると、人が集まっているところをミツヒデが見つけた
「おっ?向こう側なんか始まるみたいだぞ白雪 木々」
「なんでしょうね」
「木々ちゃんと来いよ〜」
少し歩く
白雪はオビとゼンが着いてきてないことに気付いたときミツヒデに呼ばれた
「ゼンに聞いたよ
ゼンは白雪にキ、キスしたらしいな」
「はあ…まあそうですが」
「それからその……そういう話しは?」
「してませんよ、ゼンから切り出すこともありませんし」
「白雪からは言わないのか?」
「ミツヒデさん、木々さん
私には婚約者がいます」
「えええー!」
ミツヒデは大声でビックリした
木々は、声は出してないが驚いていた
その声にゼンは駆け足で駆け寄る
「ですから、私からは口にすることもありませんし
ゼンからそういう申込みがあってもお断りさせて頂きます」
ゼンは少し遅く、白雪の今の発言は聞こえなかった
ゼンが来たのを確認した白雪は
「ゼン、ミツヒデさん、木々さん
私は何れ故郷に帰ります
それまでの間、よろしくお願いします」
「なっ……故郷に帰る…帰省じゃなくてか」
「はい」
白雪はとても笑顔だった
オビはその笑顔にため息をついていた