白雪はゼンたちと共にお茶会をしていた

「あっゼンは食べたらダメだよ」

「えっ、なんで」

ゼンがアップルパイに手を出そうとしたとき白雪がとめた

「私が作ったものだから、王子様は食べたらダメだよ
審査されてるものじゃないと」

オビは笑いを堪えていた

「だが…白雪が作ったのなら問だ…」

「白雪、俺達は食べていて倒れたりしてないんだからゼンも食べて平気だよ」

「そうなんですか?…ならゼンも食べていいよ」

ゼンは喜んで食べた
何せ白雪の手作りだから

そこに衛兵がきた

「失礼します
今晩イザナ様の所へ行くよう伝令を預かりました
では、失礼しました」

なんとまあ、イザナに2人で呼ばれた

ゼンはアップルパイを飲み込み喉に引っ掛かったようだ

そして、夜
2人でイザナの部屋へ入った

「ああ来たか
すまないなこんな時間に」

「何の御用でしょうか 兄上」

「厳密に言えばお前に用はないんだが呼ばないと怒ると思ってな」

「は?」

「白雪久しぶりだね」

「そうですね、イザナ王子」

「今日隣国タンバルンから書状が届いた
タンバルンで開かれる夜会に合わせてあなたを王城へ招きたいそうだ」

2人は驚く

「以前あちらの第一王子ラジどのをクラリネスに招いただろう
その時白雪という者に世話になったと側近が話していて その礼だそうだ

近頃…ラジどのについては少し耳にしている
このクラリネスから戻って以来
一国の王子としての意識に向上が見えるとな

白雪 あなたがラジどのに向けた言葉あれがいい薬になったんじゃないか」