そして、ゼンはミツヒデ、木々、オビに先程の話をしていた

「白雪がタンバルンに…」

「ああ 話はそれで全部だ
にしても、白雪には驚いたぞ
兄上に強い口調で話してたんだから」

オビはその様子を想像し苦笑していた

「ミツヒデ
タンバルンへの同行おまえに任せる」

オビは何とも言えない表情をしていた

「はい」

そして、タンバルン行き前夜

ミツヒデと木々はゼンを迎えに行っていた
そこにオビがやってきた

「木々嬢!ミツヒデさん!
どこ行くんですかこんな時間に2人して……はッ」

「……何がはッだ
ゼンの迎えだ 戻ってこないからさ」

オビもゼンの迎えに同行することに

「…稽古中?主一人で?」

「ゼン!そろそろ戻れ!」

「ああ」

「白雪がタンバルン行きと故郷に何れ帰る話しを聞いたのが重なってから夜時間が空くとね」

「…行かせたくないんだなぁ」

「そうだなぁ…と言うより
自分で守りたくてどうしようもないんだろう」

オビは剣をとり、ゼンの前にたった

「オビ居たのか」

「主 勝負しましょう」

「あ?」

「オレが勝ったらタンバルンへのお嬢さんの付き人…オレにして下さい

オレお嬢さんの護衛役です」

2人の戦いが始まった
両者引きを取らない

「ほんと身軽だなお前は」

オビの剣が壊れた
そこでオビは足でゼンの剣を蹴る

「…勝負あったな」

「!?」

「剣ならわからんがおまえと武闘でやりあうのは分が悪い
オビおまえの勝ちだ」

「いいんですか?」

「兄上にはオレが信頼をおくものをと言ったからな
おまえに任せたって約束違反にはならん

ただ白雪が抗議してきても俺は責任とらないぞ」

「っは そこは助けて下さいよ主」

「じゃあ、ちょっと報告してくるか」