白雪が薬学書を読んでる時、ノックがした

「白雪」

ゼンだ
白雪は扉を開けた。

「ゼン…どうかした?」

「遅くにすまん
少し話せるか?」

「うん、わかった
それで?」

「立ったままか?すぐそこに小部屋がある
できればそこで」

「ご ごめん」

白雪は自室にゼンを入れる気はなかったようだ

「明日は出発日で時間がないかと思って来たがもしかして起こしたか…?」

「ううん薬学書読んでた
薬室長が差し入れてくへてその方がなんかよく眠れるんだ」

「…そうか薬学書で…」

ゼンは少し引いたが白雪らしいと納得した

「俺はさっきまで…オビと一戦交えてたぞ
お前の付き人あいつに任せることにした」

「(元々はオビじゃなかったんだ)オビが…」

「おまえにいろいろ言っておきたいと思ってるはずなんだが…難しいな」

「そう…ゼン、…会ってすぐに何れ帰ること伝えてなくてごめん
おそらく後4年で私は故郷に帰ります
それまでにゼンの味方として出来ることはたくさんするから
じゃあ、おやすみなさい」

ゼンは戸惑うが

「おやすみ、白雪」

何も言わなかった。